感想:人形劇(新番組)「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」第1話「雨傘の義理」


Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 オリジナルサウンドトラック

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 http://www.thunderboltfantasy.com/
放送 BS11。全13話。

【※以下ネタバレ】

台湾で「知らない人間はいない」と言われるほど、子供から大人まで楽しまれてきた人形演劇『布袋劇(ほていげき)』。
その映像にほれ込んだニトロプラス虚淵玄”と台湾布袋劇で随一の知名度とクオリティを誇る制作会社“霹靂國際多媒體 股份有限公司(略称:霹靂社)”が奇跡のコラボレーション。
虚淵玄”原案・脚本・総監修、“霹靂社”制作による完全新作の日台合同映像企画、武侠ファンタジー人形劇『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』が今ここに開演!

アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』『PSYCHO-PASS サイコパス』、特撮『仮面ライダー鎧武/ガイム』、オリジナル劇場作品『楽園追放 -Expelled From Paradise-』など、幅広分野で活躍する“虚淵玄”の完全新作ストーリーに加え、本場台湾の布袋劇制作の老舗である“霹靂社”が制作。
またキャラクターデザインはニトロプラスが率いるデザイナー陣が担当。また人形の造形アドバイザーとして、フィギュアメーカーの“グッドスマイルカンパニー”が参加。台湾の伝統文化と、日本のコンテンツ文化が融合することで生まれる、新たな映像作品をお届けします。



かつて魔界の軍勢と人間界が争った戦において、人間たちによって鍛造され、無双の力を発揮した数々の武器である「神誨魔械」。
戦の後、数多の神誨魔械は護印師らによって長く守られてきたが、その中でも護印師の「丹衡」「丹翡」兄妹によって守られてきた最強の武器「天刑劍」が、今まさに「蔑天骸」率いる悪の手に落ちようとしていた。
蔑天骸の追求から逃れる途中、丹翡は偶然にも「凜雪鴉」「殤不患」の両名と出会い、その助力を得ることに。
奇縁により導かれた3人は、新たに加わる個性豊かな仲間たちと共に各々の思いを抱き、蔑天骸の居る七罪塔を目指すこととなるのであった。


※他のエピソードの感想はこちら→人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」あらすじ・感想まとめ

第1話 雨傘の義理 (2016年7月8日(金)放送)

あらすじ

 兄と妹が悪漢に追われていて、兄は殺され妹はがけ下に転落する。場面は一転、諏訪部順一声の無頼漢が雨を凌ぐため仏像にかかっていた雨傘を拝借するが、するとそれを見ていた鳥海浩輔声のキャラが、仏に貸しができたのだから最初に出会った人に親切にしろと忠告する。そこに例の妹が悪漢に追われてきたので゛、無頼漢が悪漢を追い払い、妹キャラを鳥海浩輔キャラに引き渡す。そこに悪の組織の幹部がやってくるが、諏訪部キャラが撃退。すると幹部はお前の名前は覚えたぞとか言って自分の首を切って鳥に本部に届けさせる。


感想

 評価は○。

 放送前特番ではまるっきり面白そうに見えず、「いや、こんなの1970年代頃にNHKで放送していた、八犬伝とか紅孔雀とか三国志とかと同じじゃん」としか思えなかったし、そもそも虚淵脚本じゃなぁ……、どーせあわないだろ、とか思っていたら、意外にもまあそこそこは行けました。それなりに楽しめるかも。ちょっと様子見します。


※他のエピソードの感想はこちら→人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」あらすじ・感想まとめ

<スタッフ>
原作:Thunderbolt Fantasy Project
原案・脚本・総監修:虚淵玄(ニトロプラス)
操演・撮影:霹靂國際多媒體股份有限公司
キャラクターデザイン:ニトロプラス(三杜シノヴ/源覚/Niθ/中央東口)
武器デザイン:霹靂國際多媒體股份有限公司
          石渡マコト(ニトロプラス)
造形アドバイザー:グッドスマイルカンパニー
音楽:澤野弘之
音響監督:岩浪美和
制作:Thunderbolt Fantasy Project



<キャスト>
凜雪鴉(リンセツア):鳥海浩輔
殤不患(ショウフカン): 諏訪部順一
丹翡(タンヒ):中原麻衣
狩雲霄(シュウンショウ):小山力也
捲殘雲(ケンサンウン) :鈴村健一
刑亥(ケイガイ):大原さやか
殺無生(セツムショウ): 檜山修之
丹衡(タンコウ):平川大輔
廉耆(レンキ):山路和弘
蔑天骸(ベツテンガイ):関智一
殘凶(ザンキョウ):安元洋貴
獵魅(リョウミ):戸松遥
凋命(チョウメイ):大川透
ナレーション:田中敦子