感想:アニメ「マクロスΔ(デルタ)」第18話「感覚 エマージェンス」


TVアニメ「マクロスΔ」オリジナルサウンドトラック1

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放送 BS11

【※以下ネタバレ】

第18話 『Mission 18 感覚 エマージェンス』

あらすじ

 ワルキューレとデルタ小隊は惑星ヴォルドール潜入に成功するが、時を同じくして空中騎士団がヴォルドールに飛来した。ロイドはヴォルドールでプロトカルチャー遺跡を使った実験を計画していたが、騎士団員の一人カシムは目的が曖昧なままの任務に疑問を持つ。

 カシムは単独行動中に偶然フレイアを捕まえるもの、実家が隣村同士で共通の知人がいることを知り打ち解ける。そこにハヤテもやってくるが、カシムは平和的な態度を崩さず、フレイアに地球人とウィンダミア人では寿命が違いすぎるのでウィンダミアへ帰れと諭す。しかしハヤテは寿命が短い分、何倍も濃く生きれば良いと主張し、フレイアも同意する。

 やがて美雲たちが遺跡にたどりつき戦術ライブを開始し、カシムとハヤテ・フレイアも友好的に別れる。やがてデルタ小隊と空中騎士団の戦闘が始まり、ハヤテはフレイアの歌と共鳴することで能力が増大し、キースを追い込む。しかし暴走気味のフレイアをカナメが制止し、ハヤテは元に戻る。そこにハインツの歌が響き、ヴォルドール人の脳波が共鳴し始めた。ところが今度は美雲が暴走し、ハインツの歌を押し返してしまう。


脚本:樋口達人/絵コンテ:佐藤英一/演出:近藤一英、成田巧/総作画監督井上英紀、まじろ/作画監督:福島勇、畑智司、杉本里奈、高田和典、永川桃子、伊藤亜矢子


感想

 うーん……、微妙な回。ワルキューレの戦場ライブにあわせての空中戦はそれなりに盛り上がりましたが、つまるところ第8話と同じことを、ちょっと内容を変えて再度繰り返しただけで、芸が無いと言いますかね。ロイドの陰謀(?)もなかなか全貌が見えてこないし、ハヤテの父親の話は解決の目処も立たないままダラダラ引っ張るだけだし、ハヤテとフレイアの共鳴は既に前にもやったことで上積みが無いし、美雲さんの記憶喪失ネタもいい加減ラチがあかなさすぎだし。

 結局のところ、同じようなところでグルグル堂々巡りしているだけで、話が先に進んでいる感覚が全然無いんですよ。もっとガツンと話を進めて欲しいのに。マクロスFもこんな微妙に作品だったっけ?


 それにしてもハヤテとフレイアの中は親密になっていくのに、すっかり蚊帳の外のミラージュさんが可哀相過ぎる。

一度だけの恋なら/ルンがピカッと光ったら
いけないボーダーライン
絶対零度θノヴァティック