TVアニメ「亜人ちゃんは語りたい」公式サイト http://demichan.com/
放送 BS11。
【※以下ネタバレ】
キュートな亜人(デミ)ちゃんには、
キュートな悩みがあるのです!
サキュバス、デュラハン、雪女、
そしてバンパイア―。
僕ら人間とちょっとだけ違う、それが「亜人(あじん)」。
最近じゃデミと呼ばれてます。
そんな個性的な「亜人」(デミ)ちゃんたちと、
彼女たちに興味津々な高校教師・高橋鉄男が繰り広げる、
ちょっと刺激的でハートフルな学園亜人コメディ!
第1話 高橋鉄男は語りたい (2017年1月7日(土)深夜放送)
あらすじ
かつて伝説上の存在と考えられていた、バンパイア、サキュバス、デュラハン、雪女、等々の「亜人(あじん)」たちは、現在はすっかり社会に認知され、差別を受けないように社会制度も整備され、今や「個性」程度の扱いに落ち着いていた。
高校の生物教師「高橋鉄男」は、大学の卒論で「亜人」をテーマにしようとしたものの断念した過去があり、またそもそも亜人の絶対数が少ないことから今まで出会ったこともなく、漠然と「いつか亜人と語り合いたいものだ」と思っていた。
そんなある日、数学教師として亜人でサキュバスの「佐藤早紀絵」が転任してきた。高橋は話をしたいと近づこうとするが、早紀絵は露骨に高橋を避けてまともに顔も合わせられない。
直後、高橋は具合の悪いデュラハンの生徒を保健室に担ぎ込むことになり、それがきっかけでバンパイアの「小鳥遊ひかり」と知り合う。ひかりはやたらと話好きで、亜人の事を知りたい高橋に付き合っていろいろ話しまくる。高橋はひかりから、「亜人」のことを「あじん」と呼ぶのは古く、今の若者は「デミ」と呼ぶのだと教えられる。
数日後、さらに、デュラハン「町京子」もひかりから高橋の話を聞いて、話をしたいと手紙を持ってきたので、高橋はもちろんOkする。
感想
評価は◎。
原作はヤンマガサード誌の看板漫画で、連載の最初から愛読しているのですが、アニメ化にはやや不安がありまして……、というのも、原作漫画は、ほとんどのシーンが、学校内でおっさん先生高橋と亜人(女子高生かサキュバス先生)が会話しているだけ、という地味な作品。そういう傾向の話ばかりなのに、アニメで30分枠の放送を持たせられるのか? と危惧していたのですが……
結論から言えば問題なしでした。良かった~。アニメはなんとなく微妙に漫画と感じが違う気もしますが、「高橋と亜人たちとの会話だけで話を進める」という原作の精神は外さず、ちゃんと30分アニメのフォーマットに仕立て直されていました。うん、イイじゃん。バッチリだよ。
絵もいい具合に原作の味を出しているし、キャスティングも特に違和感なし、と、原作ファンからしても大満足の出来栄え。これは今後に期待が持てますな。
制作会社
A-1 Pictures
スタッフ情報
【原作】ペトス(「ヤングマガジンサード」講談社刊)
【監督】安藤良
【シリーズ構成・脚本】吉岡たかを
【キャラクターデザイン】川上哲也
【美術監督】針生勝文
【色彩設計】赤間三佐子
【撮影監督】宮脇洋平
【CG監督】那須信司
【編集】西山茂
【音響監督】明田川仁
【音楽】横山克
音楽
【OP】TrySail「オリジナル。」
【ED】三月のパンタシア「フェアリーテイル」
キャスト
高橋鉄男:諏訪部順一
小鳥遊ひかり:本渡楓
町京子:篠田みなみ
日下部雪:夏川椎菜
佐藤早紀絵:日笠陽子
小鳥遊ひまり:Lynn