感想:アニメ「幼女戦記」第2話「プロローグ」

幼女戦記 (1) Deus lo vult

TVアニメ「幼女戦記」公式サイト http://youjo-senki.jp/
放送 AT-XAT-Xが最速放送)。全12話。

【※以下ネタバレ】
 

第2話 『02 プロローグ』 (2017年1月13日(金)放送)(最速放送)

 

あらすじ

 2013年、日本。とあるエリートビジネスマンは、順風満帆の生活を送っていたが、解雇を言い渡した社員に逆恨みされ、駅のホームで電車めがけて突き飛ばされる。ところが電車に衝突する直前突然時間が止まり、「神」を自称する相手が話しかけてくる。「神」は自分を信じない相手は転生させる気が無い云々と宣告するが、男は冷静に対応し、相手は神という証拠がなくせいぜい「存在X」くらいなら呼んでやってもいいと切り返す。さらに現代日本のような世の中では、神を信じる気になれなくても仕方ない、といった態度をとる。「神」もしくは「存在x」はそれを聞いて癇に障ったのか、男を苦難の多い世界に転生させ、嫌でも神を信じるようにさせてやる、と言い出す。


 そして「男」は女の子の赤ん坊として転生する。赤ん坊「ターニャ・デグレチャフ」が生まれたのは、20世紀初頭のヨーロッパを思わせる世界の「帝国」という国だった。孤児院に捨てられていたターニャは貧しい暮らしを強いられるが、自分が魔力の才能があることを知り、9歳にして士官学校に入学すると、たちまち頭角を現す。

 統一歴1923年。ターニャは士官学校の最後の仕上げとして簡単な偵察任務を与えられるが、そのタイミングで帝国と敵対する「協商連合軍」が帝国に侵攻を開始し、ターニャは一人で敵の魔導師中隊と交戦しなくてはならなくなる。ターニャはゲリラ的戦法で数人を葬った後、自爆攻撃を仕掛け戦線を離脱する。それは上に向けて、自分が精いっぱい戦ったことをアピールすると同時に、死ぬまで戦うことを避ける巧妙な策略だった。

 ところが救出されたターニャは、その勇敢な戦闘ぶりを称えられ、勲章を授与される。ターニャの「ほどほどに戦って昇進しつつ、安全な後方で勤務することを目指す」という人生設計はいきなり軌道修正を強いられる。


感想

 失礼ながら「予想外に面白い」という評価。

 「異世界転生」も「欧州大戦をモデルにした戦争物」もテーマとして全く興味が無い、というより反発を覚える方なのですが、このアニメは二重苦(?)にも拘わらず結構楽しめます。このまま失速せずに1クール走り抜けてくれればうれしいことではあります。