感想:アニメ「幼女戦記」第4話「キャンパス・ライフ」

幼女戦記 (1) Deus lo vult

TVアニメ「幼女戦記」公式サイト http://youjo-senki.jp/
放送 AT-XAT-Xが最速放送)。全12話。

【※以下ネタバレ】
 

第4話 『第肆話 キャンパス・ライフ』 (2017年1月27日(金)放送)(最速放送)

 

あらすじ

 ターニャ(階級は中尉)が首都の軍大学に入学してから半年が過ぎた。ターニャは学校では優秀な成績を維持しつつ、命の危険のない後方の生活を満喫していた。

 ある日ターニャは大学図書館で参謀次長ゼートゥーアと出会い、現在の戦況に対する意見を求められる。ターニャは、戦争は国家総力戦に突入するとの見通しを述べ、守りを固めつつ敵国に消耗を強いることで最終的に勝利する案を提示する。さらに具体案を求められ、歩兵部隊での防御と、大隊規模の魔導士部隊による攻勢、というプランを示す。ゼートゥーアはこのアイデアに感心し、ターニャに文書で考えを提出させる。

 大学卒業を前に、ターニャはゼートゥーアに招かれ、配属先を事実上指定される。それはターニャが望んだ安全な後方勤務ではなく、自分自身が提案した魔導士大隊の指揮官の地位だった。ターニャは部隊は参謀本部直属となること、また大隊指揮官にふさわしい階級として、すぐに大尉を飛び越え少佐へと昇進すること、が告げられる。

 ターニャは部隊の人選に時間をかけることで前線行きを引き伸ばそうと策を弄するが、そこにヴィーシャが現れた。


感想

 ハイ、4話分見て理解した。このアニメってブラックコメディなんですな。

 主人公は、自分の能力に絶対の自信を持ちつつ、他人には謙虚に「自分なんて大したことないですから」とかいい人を装う偽善者キャラで、前半Aパートでは自分の行動がことごとく当たって鼻高々なのに、後半Bパートのラストで、全てがぶち壊しになってしまい「(;´д`)トホホ~」となるという、そういうお笑いアニメだと。

 でもって今回も、雲の上の人の参謀次長にスマートにプレゼンテーションを敢行して、「ククク、これで役員の覚えもめでたい。出世コースだぜ」とかニヤケていたら、自分がまさにそのプレゼンで提示した新設のブラック部署を任されてしまうというお笑い展開に。いやー、これは今までに体験したことのない味わいで、クセになりますな。

 あと「大隊」というのが規模が良くわからないのですが、最低でも50人くらいはいる模様。ターニャは魔法の資質と座学は優秀かもしれませんが、いきなりそんな人数のグループのリーダーなんてやれるもんなんですかね? 少なくとも人を引き付けるタイプには見えませんが。


幼女戦記 2 Plus Ultra<幼女戦記>