感想:アニメ「クラシカロイド」第17話「みかん!みかん!焼きみかん?!」

クラシカロイド クリアファイル

アニメ「クラシカロイド」HP http://www.classicaloid.net/
放送 NHK Eテレ。土曜日17:30~18:00。

【※以下ネタバレ】
 

第17話 『♪17 みかん!みかん!焼きみかん?!』 (2017年2月4日(土)放送)

 

あらすじ

 歌苗が酷い風邪で寝込んでしまうが、クラシカロイドたちはどうしていいのかわからない。奏助はテレビで見た「焼きみかん」が体に良いはずと提案し、モーツァルトが庭に生えていたみかんの木からもいできた実で焼きみかんを作る。それを食べた歌苗は病状に効いてきたみたいと言い、一同は安堵して、ついでに自分たちも焼きみかんを口にする。

 ところが、直後ベートーヴェンシューベルトが体調を崩して倒れ、しかも顔がみかん色になってしまった。ショパンはハッシー(ハシビロコウ)と対話(?)し、二人が倒れたのはみかんの木の祟りだと不気味に告げる。やがて二人の頭がみかん状になったかとおもうと体から転げ落ち、さらに首の部分から花が生えて不気味にうろつき始めた。奏助とショパンはおびえて逃げ回るが、そこにさらに同様の状態と化したリストまで加わり、音羽館は大混乱となる。

 ショパンモーツァルトがみかんを取ってきたのが元凶なので責任を取れと迫るが、モーツァルトはまるで意に介さない。やがてモーツァルトは解決策だと言ってムジーク「トルコ行進曲」を発動させるが、別に何も変わらないままだった。

 翌朝。ベートーヴェンシューベルト、リストは元の状態に戻っており、しかも健康そのものだった。どうやら焼いたみかんの皮はクラシカロイドにとってはデトックス効果が有るらしく、昨日の騒ぎは新陳代謝の一環だったらしい。そこに風邪が全快した歌苗が現れ、荒れ放題の館内の状況を見て大激怒する。最後、顔がパイナップル化したモーツァルトが現れるオチで〆。


感想

 またしてもバカ回。ハッシーが「ギョェェェェェ」と不気味な鳴き声を上げたり、ベトたちが片言を呟きながらフラフラ歩いて迫ってきたリ、と、ホラー物の描写のパロディが無性に面白い回でした。

 ところでモーツァルトショパンの一対一の絡みって初めてじゃない?


※他のエピソードのあらすじ・感想は、以下のページでどうぞ

perry-r.hatenablog.com


クラシカロイド MUSIK Collection Vol.1