感想:アニメ「風夏」第5話「仲間!」

風夏(14) (講談社コミックス)

TVアニメ『風夏』公式サイト http://fuuka.tv/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

第5話 『#5 仲間!』

 

あらすじ

 優は、小雪の現在の住所が家のすぐ近くだと知り、偶然に驚く。優と小雪は幼いころの思い出話に花を咲かせるが、そのうち優はうっかり昔は小雪が好きだったと口にして妙なムードになってしまい、小雪はそそくさと帰ってしまう。しかし小雪としては優と両思いだったと解って内心大喜びだった。

 翌日。優たちはヘッジホッグスのヒサシが経営している(←多分)スタジオで楽器を借りてとりあえず練習してみるが、ド素人の優はもちろん、経験者のはずの真琴や一矢もイマイチで、先行きに暗雲が立ち込める。そんなとき、風夏はヒサシの妹の「石見沙羅」(小松未可子)が他のバンドをクビになったと聞き、いきなりバンドのメンバーに勧誘する。しかし目つきと態度の悪い沙羅に優はおびえまくる。

 練習後、メンバーはファミレスに繰り出すが、何故か他のメンバーはさっさと抜けてしまい、優は沙羅と二人きりで取り残されてしまった。優はいたたまれなさにツイートを連発していると、今までツイッターで仲良くしていた相手こそ目の前の沙羅だった、という事を知る。その途端に沙羅は態度を豹変させ、優が引くほどにフレンドリーに接してくる。

 やがて五人は一矢の家のガレージで練習するが、以前より格段にうまくなっていることに各人感激する。ところが風夏はまだまだ足りないと言い、二か月後の学園祭でファーストライブを行うと宣言する。


●脚本:朱白あおい ●コンテ:大町生、水本葉月、胡蝶蘭あげは ●演出:胡蝶蘭あげは


感想

 いやはや、相変わらず面白いわ(笑)


 冒頭に小雪が「家は優君の家の近所なの」とか言い出す時点でもう「そんなうまい話あってたまるか」と笑いが込み上げたのですが、そのあとも次々と


・プロのミュージシャンが場所とか道具とか全部貸してくれて指導までしてくれる
・怖そうな先輩が実はツイッターで仲良くしている人でした
・音楽ド素人の優が、ベースをちょっと家で練習しただけでもう他の経験者についていけるくらい上手くなった

 とかご都合主義連発でもうツッコミが追いつかない(笑)


 しかし、まあ、これは真面目に音楽やっている人とか少しでも業界の知識がある人からすると呆れる内容かもしれませんが、バンドとかの知識ゼロだと、ただの面白おかしい音楽ファンタジーアニメとして無性に面白いです(笑)


 さて、毎回ハイピッチでぐいぐい進めているのですが、最終的に1クールでどこまで行けるのかしらん。


Fair wind ―瀬尾公治画集―