感想:映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」(2013年:アメリカ)

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シネマLINE UP|BSジャパン http://www.bs-j.co.jp/cinema/
放送 BSジャパン。2017年2月8日(水)

【※以下ネタバレ】
 

http://www.bs-j.co.jp/cinema/backnumber/?p=201702082000
フリー初放送!アベンジャーズ最強の戦士ソーと最強の宿敵ロキ。2人は何故、共に戦うのか!?ありえないコンビが命をかけ地球最大の危機に立ち向かう!(2013年/米)

 

あらすじ

 遥かな過去。闇の種族「ダークエルフ」の王「マレキス」は、闇から生み出した最終兵器「エーテル」で全宇宙を闇に戻そうとしたが、「アスガルド」の軍に敗れて逃走し、エーテルアスガルドの王によってどこかに埋められた。

 現在(※映画「アベンジャーズ」の戦いから一年後)。アスガルドの王「オーディン」の息子「ソー」は、九つの世界の戦乱を収めるために飛び回っていた。ソーの義弟「ロキ」はアベンジャーズ事件のあと、終身刑となり牢に入れられていた。宇宙では、アスガルドや地球など九つの世界が五千年ぶりに直列する「惑星直列」が起きようとしていた。

 ソーの恋人ジェーンは、ロンドンで空間の異常を発見し、その際エーテルを体の中に取り込んでしまう。ソーはジェーンの異常に気が付き、アスガルドに連れて来るが、エーテルを切り離すことはできなかった。そこに復活したダークエルフ軍団がエーテルを狙って襲撃をかけ、アスガルド軍は撃退したものの、大きな被害を出したうえに、王妃フリッガも命を落とした。

 オーディンはジェーンを幽閉するが、ソーは彼女を逃がすため、ロキを牢から出し、ロキだけが知る秘密の抜け穴を案内させて逃走する。そこにマレキスが現れ、ジェーンからエーテルを切り離して、姿を消す。ロキは戦闘で死亡し、ソーとジェーンも荒地惑星に取り残されるが、その場所は地球と通じていた。惑星直列により、九つの惑星が接近して重なり合い空間がつながっていたのだった。

 ソーたちは、マレキスがイギリス・グリニッジエーテルを使い、全宇宙を闇に変えようとしていることを知り、待ち伏せる。そして出現したダークエルフ軍団とソーとの決戦が開始され、最終的にソーが勝利する。

 ソーは父オーディンに王位を継ぐことは断ると言って地球に行き、ジェーンと再会する。しかしその「オーディン」は、幻影で姿を変えていたロキだった。終わり。


感想

 評価は○。


 マーベルが量産しているスーパーヒーロー映画の一つ。この作品は「マイティ・ソー」シリーズの2作目で、前作を見ていないので理解できるかと危惧していましたが、全然問題ありませんでした。


 大半のシーンが異世界アスガルドとか宇宙とかで展開されるのですが、服装とか背景がごちゃごちゃしすぎていてうるさいというかで、イマイチ落ち着かず。もっといい感じに力を抜いて画面を見やすくすればいいのに、と何度思ったかしれません。

 しかし、ラストバトルは(主に)地球のイギリスなので、ここは見やすかったし、それなりには盛り上がったので、そこそこは満足です。

 しかしなぁ……、ロキが義母の仇を討つために宿敵のソーと協力して、最後になんか良い言葉を言い残して死ぬ、とかいう展開であれば日本人好みの流れだったのに、最後の最後に「実はロキは生きてましたー」ってなったら、すべてぶち壊しなんじゃないですかね。まあライバルが死んだら今後「マイティ・ソー」という映画が作れなくなっちゃうのは解るけど。


アベンジャーズの戦いから1年、世界は新たな危機を迎えようとしていた。ロンドンで原因不明の重力異常が発生、ソー(クリス・ヘムズワース)の恋人で天文物理学者のジェーン(ナタリー・ポートマン)が調査へ向かう。一方、この怪奇現象である集団が長い眠りから目覚める。彼らは宇宙誕生前から存在していた闇の力を復活させ、その力で全宇宙を滅亡、自らによる宇宙統治を企む。そんな中ジェーンは、宇宙滅亡を導く鍵となる「エーテル」を身体に宿してしまう。異変に気づいたソーはジェーンを救うため故郷アスガルドヘと連れていく。そんなソーの前に闇の軍団率いるマレキス(クリストファー・エクルストン)が姿を現し、エーテルのエネルギーを狙い攻撃してきた。追い込まれたソーは義弟にして宿敵の邪神ロキ(トム・ヒドルストン)に協力を求める…。


舞台は“アベンジャーズ”がニューヨークで、地球の命運をかけた戦いを繰り広げた1年後。この世のすべてを闇の世界=ダーク・ワールドに変えようと企む闇の軍団に、アベンジャーズ最強の戦士ソーとその義弟にして最強の宿敵のロキが手を組み立ち向かう、壮大かつ壮絶な戦いを描いたアクション超大作!主人公ソーを「アベンジャーズ」「スター・トレック」のクリス・ヘムズワース、ソーの恋人ジェーンを「ブラック・スワン」「レオン」のナタリー・ポートマン、その他トム・ヒドルストンアンソニー・ホプキンスなど豪華俳優陣が脇を固める。監督は、「ターミネーター:新起動/ジェニシス」のアラン・テイラー


タイトル マイティ・ソー/ダーク・ワールド
原題 THOR: THE DARK WORLD
監督 アラン・テイラー
脚本 クリストファー・L・ヨスト、クリストファー・マルクス、スティーブン・マクフィーリー
制作年 2013年
製作国 アメリカ


出演
クリス・ヘムズワース(ソー):【声】三宅健太
ナタリー・ポートマン(ジェーン):【声】坂本真綾
トム・ヒドルストン(ロキ):【声】平川大輔
クリストファー・エクルストン(マレキス):【声】相沢まさき
アンソニー・ホプキンス(オーディン):【声】浦山迅

 
 

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