感想:アニメ「タイガーマスクW」第16話「優秀なプロモーター」

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テレビアニメ「タイガーマスクW 」公式サイト http://www.toei-anim.co.jp/tv/tigermask_w/

【※以下ネタバレ】
 

第16話 優秀なプロモーター

 

あらすじ

 タイガーマスク/ナオトは新日本の地方巡業に参戦していた。当日の興行場所は、大物スポンサーの出身地だという山中の小学校で、とても観客が集まるようには思えず、選手たちはイマイチ盛り上がらない。しかし今回のプロモーターである村長は、選手たちに山で捕れた鹿の肉をふるまったり、婦人会のネットワークで客を呼び込むなど、なかなかのやり手なところを見せる。

 今回のツアーには、メキシコのプロモーター・マダム・マミーが帯同していた。マダム・マミーはGWMの侵攻で危機に瀕しているメキシコマットを復活させるため、タイガーをメキシコに呼びたいと考えていた。マダム・マミーはタイガーが新日所属ではなくフリーだと知ると、早速エージェントの春奈に連絡を取る。春奈は報酬が「一試合5万」だと聞き、5万ドル=500万円の好条件だと考え、すぐさま巡業先に飛んでくるが、実は「5万ペソ=27万円」で、しかも飛行機代・宿泊費も込み、と聞き、思いっきり興味を無くす。するとマダム・マミーは、今日の試合でタイガーと息子のザ・サボテンが戦うので、そのサボテンが勝ったら契約してもらう、と強引に約束させる。

 ザ・サボテンは試合前にタイガーを怪我させようと、後をつけまわすが、ドジの連発でけがをさせるどころではなかった。やがてタイガーとザ・サボテンの試合が始まり、マダム・マミーはサボテンのマネージャーも務めて試合に介入してくる。そして凶器のサボテンの鉢をザ・サボテンに渡すが、それを自分が食らってしまい、激怒して息子を追いかけまわして試合は収拾がつかなくなる。

 最後、マダム・マミーが村長に「プロモーターとして優秀なので私と結婚してメキシコマットを盛り上げましょう」とか一方的に迫っているシーンで〆。


脚本:浦沢義雄  演出(絵コンテ):地岡公俊/後藤康徳  作画監督:阿部弘樹  美術:木賊美香


感想

 幕間劇のコメディ回。正直、こういう本筋と関係ない話で時間稼ぎされるのには辟易しているのですが(「生ハムと焼うどん」が出た回とか)、先代のタイガーマスクのアニメも「伊達直人が孤児院を救う話」みたいな虎の穴と全然関係ない話がちょいちょい有ったらしいので、それのオマージュなんでしょうか。