読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

感想:NHK番組「空想大河ドラマ 小田信夫」第3話「黒田城攻め」

信長の野望・創造

空想大河ドラマ 小田信夫 | NHKドラマ http://www.nhk.or.jp/dsp/k-taiga/
放送 NHK総合。全4話。15分ドラマ。

【※以下ネタバレ】
 

第3話 黒田城攻め (2017年2月18日(土)放送)

 

あらすじ

柴田は黒田城攻めを前に、敵城内に「鼻薬を効かせた」内通者がいると自信満々。信夫は「鼻薬」とは何かが気になる。さらに、満たされない自らの人生に思いが至り、城なんか攻めてどうするのかと内省する。目指すは「天下布武」と励ます明智だが、「布武」の意味が誰にもわからず、話しはそれていくばかり。出陣の日、信夫は「人間五十年」を踊ろうとするが誰も見に来ないので明智に怒りをぶつけるのだが…。

 小田信夫は、敵対する黒田家の城を翌日攻撃することを命じる。信夫は柴田・明智と会議を開き、柴田は『黒田城内部の人間に鼻薬をかがせて裏切りを確約させている』と自信満々だった。一通り打ち合わせが済んだ後、信夫は一つ疑問があると言い、戦とは全く関係のない「鼻薬とは何か?」という話を持ち出す。

 さらに信夫は実は「天下布武」も周囲に言われたから口にしているだけで、別に本気で目指している訳ではないとか身もふたもないことを言い出し、明智を呆れさせる。信夫は戦とか全部嫌になったので茶人にでもなりたいなどと愚痴り、柴田と「武将を辞めたらやりたい仕事」話で盛り上がる。そして最後に「人生50年」をやろうとするが、明智は明日の出陣前に時間をとるからと言い聞かせて止めさせる。

 翌日。出陣前。信夫は「人生50年」を披露するために準備していたが、出陣前で忙しい部下たちは誰もやってこなかった。信夫は明智に「だから昨日やっておこうといったのに」と嫌味を言い、明智もつい「誰も信夫の人生50年なんか見たくもない」と言ってしまい、信夫との間に緊張が走る。続く。


感想

 相変わらず爆笑させるようなギャグは皆無ですが、おっさん三人が延々と雑談トークしてくすりとさせるのが、なんか面白い。


 序盤は信夫・柴田・明智の三人で、地図を見ながら敵の城をどう攻める、とシリアスな会話をしているのですが、途中から

・信夫「鼻薬をかがせる(=ワイロを贈る)」の鼻薬ってどんなもの? 人を裏切らせるくらいだから良い匂いがする物なの?」、柴田「薬というくらいだから漢方薬みたいな匂いなのでは?」、信夫「漢方薬の匂いで裏切る~?」、明智「そもそも「鼻の薬」なのか「鼻から吸う薬」なのかわからない」、柴田「実は「『花』薬」で花の良い匂いがするのでは?」


・信夫「大体敵の城なんて攻めてどうするの? こんな人生で良いのかなぁ?」


・信夫「天下布武って言っているけど、周囲からそう言われたから言っているだけで実は別に目指してない。そもそも天下布武って何?」 柴田「天下を武するってこと。「ふ」というのは『てんか・ぶ』だと語呂が悪いからつけただけで」、明智「いやいやいや、天下に武力を布のように広げていくという意味だから」、信夫「武力って布みたいに広げるもん?」


・信夫「そもそも天下布武なんてできると思えないし?」、明智「いやいや目指しましょうよ、千里の道も一歩から、と言うでしょ」、信夫「千里も歩くと思うともうやる気出ないわ」、明智「じゃあ二里の道ならいいでしょ」、信夫「そこはすごい目標も一歩からという意味だから、二里じゃ感じでないし」


 てなことを15分間延々としゃべっている訳ですよ。強引に笑わせに来ないので、なんか新鮮な面白さですわ。


現代語訳 信長公記 (新人物文庫)