感想:アニメ「龍の歯医者」前編「天狗虫編」

龍の歯医者 クリアファイル

NHKアニメワールド 龍の歯医者 http://www.nhk.or.jp/anime/ryu/
放送 NHK BSプレミアム

【※以下ネタバレ】
 

彼の国には龍が棲んでいる──
神話によれば、古の人々との契約により、龍は人を助け、人は龍を助けるという…


舞台は “龍の国”。
主人公は、国の守護神 “龍”を虫歯菌から守る新米・歯医者の野ノ子。


隣国との戦争が激化する中、ある日彼女は、龍の歯の上で気絶した敵国の少年兵を見つける。
少年の名はベル。
大きな災いの前に龍が起こすと言われる不思議な現象で、巨大な歯の中から生き返ったものだった。


自らが置かれた状況に戸惑うベル。そして彼を励まし、彼を龍の歯医者として受け入れる野ノ子。
激しい戦いに巻き込まれながら、二人はやがて自らの運命を受け入れて行くことに…


かつてない壮大なスケールで描かれる冒険ファンタジー!

 

前編 天狗虫編 (2017年2月18日(土) 20:00~20:46放送)

 

あらすじ

エヴァ」ゆかりの制作陣がおくる新作大型アニメ、いよいよ前編!【原作】舞城王太郎【監督】鶴巻和哉【声】清水富美加岡本信彦山寺宏一林原めぐみ松尾スズキほか


主人公の野ノ子は、人知を超えた力で国を守護する“龍”を虫歯菌から守る、新米の“龍の歯医者”だ。ある日、野ノ子は龍の歯の上で、敵国の少年・ベルを救い出す。戦乱のなかで命を落としたベルだったが、“黄泉帰り(よみがえり)”という現象で生き返ったのだった。自らの置かれた状況に戸惑うベル。思いがけず、ベルが“後輩”となったことで、意気込む野ノ子。しかし、“黄泉帰り”とは、大きな異変の前兆だった…。


【声】清水富美加岡本信彦山寺宏一林原めぐみ松尾スズキ名塚佳織徳本恭敏高木渉櫻井孝宏津田健次郎

 和風な異世界。二つの国が戦争をしている模様。片方の国は、空を飛ぶ巨大な龍の背中に軍事施設的な物を建設して兵器として活用している。その竜の大事な歯を維持管理するのが「竜の歯医者」と呼ばれる人々だった。

 若手の歯医者の一人である「野ノ子」は、ある日、歯の中から出現した敵国の兵士「ベル」と出会う。ベルは戦場で死んだ後、「黄泉帰り」という不可思議な現象によりこの世に舞い戻ったのだった。歯医者の指導者である「悟堂」は、ベルを歯医者にすることに決める。ベルは野ノ子たちの指導で少しずつ歯医者らしくなっていく。

 竜の歯からは様々な不可思議な生物が湧いて出て来るので、それを退治する必要があった。しかしある日歯から「天狗虫」という凶悪な生物が出現し、歯医者たちは大被害を出しながらもなんとか天狗虫を退治する。しかし天狗虫の発生は自然現象ではなく、実は歯医者の一人「柴名」がひそかに飼っていたものを解き放ったものだった。柴名は歯医者でありながら、その生き方を完全否定する。そして柴名のせいで竜の歯が一本脱落し、野ノ子とベルは巻き込まれて地上へと落下してしまう。続く。



■感想

 評価はまあ〇。


 世界観の説明とかを完全に放棄した雰囲気だけの作品ですが、まあ、アクションとか見ている分には退屈しないし、山ちゃんとか林原めぐみとかベテランの味のある演技が聞けるので、そこそこは行けるなと。あくまで「そこそこ」ですけどね。

 しかし、主役がつい先日電撃引退して大騒ぎを引き起こしている清水富美加なので、もうその点にばかり意識が行ってしまうよなぁ。この仕事もさぞ嫌々やっていたのかな?とかそんなことばかり気になってしまって……

原作・脚本
舞城王太郎


脚本
榎戸洋司


キャラクターデザイン・作画監督
関修一


プロデューサー
緒方智幸
苗代憲一郎


アニメーションプロデューサー
岡島隆敏


制作統括
土橋圭介
柴田裕司
川上量生
庵野秀明


アニメーション制作
スタジオカラー


監督
鶴巻和哉




キャスト
野ノ子
清水富美加


ベル
岡本信彦


悟堂
山寺宏一


柴名
林原めぐみ


ブランコ
松尾スズキ


有栖川
名塚佳織


修三
徳本恭敏


宗達
高木渉


小澤
櫻井孝宏


ギレリ
津田健次郎

 

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