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【映画】感想:映画「死海殺人事件」(1988年:アメリカ)

映画

MGM HollyWood Classics 死海殺人事件 [DVD]

BS-TBS 映画 http://www.bs-tbs.co.jp/movie/
放送 BS-TBS 2017年3月11日(土)

【※以下ネタバレ】
 

アガサ・クリスティ原作の「死との約束」を映画化。豪華客船での渡航中に死海に面した聖地エルサレムで起きた殺人事件に名探偵ポアロが挑むミステリー。

 

あらすじ

 1937年。アメリカの富豪ポイントンが死亡し、最新の遺言では遺産は妻(後妻)と子供たちに均等に配分されることになっていたが、ポイントン夫人は弁護士コープの弱みを突き、最新の遺言を破棄させ、遺産は全て夫人が握ることになった。上機嫌の夫人は子供たちを連れ世界一周旅行に出かけるが、高圧的に家族を支配する夫人は家族の誰からも憎まれていた。

 やがて一行は聖地エルサレムを訪れるが、そこには休暇中の探偵エルキュール・ポワロもいた。やがて夫人が注射器で毒を盛られて殺されるが、家族や弁護士のコープ等、多くの人間に動機があった。ポワロは友人である警察署長カーベリー大佐に、二日で事件を解決してみせると言い、捜査の権限を得る。

 ポワロは関係者の証言をつなぎ合わせ、意外な犯人を見つけ出す。殺された夫人は普段水で薬を飲んでおり、わざわざ注射器で薬を打つ必要が無い。それを知らないのは家族以外の人間で、かつ犯行が可能だった人物は、一行の近くにいた英国議員ウェストホルム卿夫人だけだった。ポワロはウェストホルム卿夫人が過去に刑務所にいたことがあることを突き止めていた。ポイントン夫人はこれを材料に脅迫を働こうとして、逆に殺されたのだった。

 ウェストホルム卿夫人は銃で自殺し、ポワロは故人の名誉のため、銃の手入れ中の事故だったことにするのだった。


感想

 評価は△。

 1時間50分の映画ですが、死人が出るまで一時間くらいかかるのでかったるいし、その後はポワロがちょこちょこっと聞き込みをしたら、「もう犯人はわかった」でおしまいなので、なんというか物足りない内容でしたね。

 同じクリスティ原作で、かつピーター・ユスティノフがポワロを演じた「ナイル殺人事件」(1978年)はトリックも秀逸だったし映画として面白かったのですが、こいつはダメでした。

死海殺人事件 [字幕]
2017/3/11(土) 午後1:00~2:54


アガサ・クリスティ原作。名探偵ポアロ行く所に必ず事件あり!


キャスト
ピーター・ユスティノフ
ローレン・バコール
キャリー・フィッシャー
ジョン・ギールグッド
パイパー・ローリー
ヘイリー・ミルズ
ジェニー・シーグローヴ
デビッド・ソウル
アンバー・ベゼール
マイケル・グレイ
ニコラス・ゲスト
ジョン・ターレスキー
マイク・サーン


スタッフ
1988年 アメリカ
監督:マイケル・ウィナー
製作総指揮:ヨーラン・グローバス、メナハム・ゴーラン
原作:アガサ・クリスティ
脚本:アンソニー・シェイファー、ピーター・バッグマン、マイケル・ウィナー
撮影:デヴィッド・ガーフィンケル
音楽:ピノ・ドナッジオ



【ストーリー】
 37年、アメリカのニュー・ジャージー。大富豪エルマー・ボイントンが死亡した。遺書には後妻エミリー(パイパー・ローリー)と子供たちに各々30万ドルを与えるとなっていたが、エミリーは顧問弁護士のコープ(デイヴィッド・ソウル)の旧悪を指摘し、黙っている代わりに全財産を自分に遺贈、彼女の死後に子供たちに分与するという内容のものにかえさせる 。

 先妻の子供たちレノックス(ニコラス・ゲスト)、キャロル(ヴァレリー・リチャーズ)、レイモンド(ジョン・ターレスキー)らは驚くが、長年、刑務所の看守をしていたエミリーは自分の意思を他人に押しつけることに慣れていた。彼女は3人の継子、レノックスの妻ナディーン(キャリー・フィッシャー)、実子ジネヴラ(アンバー・ベゼル)を連れて世界旅行に出発する。イギリスからヨーロッパ大陸へ向かい、イタリアでコープが加わる。煮えきれぬ夫に嫌気がさしていたナディーンはコープと愛しあうようになる。

 一行は船でパレスチナに向かった。船にはアメリカ人で今は英国議員のウェストホルム夫人(ローレン・バコール)、名探偵エルキュール・ポアロ(ピーター・ユスティノフ)、女医サラ・キング(ジェニー・シーグローヴ)らも乗り合わせていた。エルサレムポアロは旧友の警察署長カーベリー大佐(ジョン・ギールグッド)に迎えられる。


死との約束 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)