紹介:あらすじ(ネタバレ):小説「自由民の基地」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 540巻)(2017年3月9日(木)発売)

自由民の基地 (宇宙英雄ローダン・シリーズ540)

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自由民の基地 (宇宙英雄ローダン・シリーズ540) 文庫 2017/3/9
H・G・フランシス (著), ホルスト・ホフマン (著), 増田 久美子 (翻訳)


メンタル・ショックで錯乱したイホ・トロトは宇宙空間をさまよい、セト=アポフィスの支配から逃れた自由民の拠点にたどりつく!


ハルト人イホ・トロトは究極の生物トラアーとの戦いを終えた。やがて、超越知性体セト=アポフィスの基地イェルフォンが自転する虚無にひきさかれたあと、トロトはまたべつの基地に送られ、セト=アポフィスの命によって“制動物質”に関する実験をさせられていた。ところが、ともに基地に連れてこられたはずの友ブルーク・トーセンのゆくえがわからなくなる。ようやく探しあてたとき、友は変わりはてた姿となっていた!

 
【※以下ネタバレ】
 
◆1079話 自由民の基地(H・G・フランシス)(訳者:増田 久美子)

 (1073話からの続き)。「自転する虚無」近傍。衰弱していたブルーク・トーセンは遂に死亡し、イホ・トロトも「メンタル・ショック」を受けて錯乱した末に、宇宙空間に追放された。しかしトロトは、セト=アポフィスの支配から逃れた「自由民」が住む基地に偶然たどり着き、正気を取り戻すとともにセト=アポフィスから解放された。トロトは「自転する虚無」が「フロストルービン」であることを知った。(時期:不明。NGZ425年6月頃?)



◇1080話 ヴィールス実験終了(ホルスト・ホフマン)(訳者:増田 久美子)

 (1065話・1078話からの続き)。NGZ425年9月。銀河系・惑星ロクヴォルト。キウープはついにヴィールスインペリウムの断片の再構築に成功し、突如現れたコスモクラートの使者たちが断片を回収して立ち去った。一方、スリマヴォは、超ヴィールス(スプーディ)を保持した人間たちを引き連れ、地球へと向かった。(時期:NGZ425年9月18日~9月25日)