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感想:アニメ「南鎌倉高校女子自転車部」第12話(最終回)「道はまだまだつづいてる」

にじゆめロード

TVアニメ『南鎌倉高校 女子自転車部』公式サイト http://minakama-anime.jp/
WEBコミック http://comic.mag-garden.co.jp/minakamajite/
放送 AT-XAT-Xが最速放送)。

【※以下ネタバレ】
 

第12話(最終回) 『#12 道はまだまだつづいてる』 (2017年3月24日(金)深夜放送)(最速放送)

 

あらすじ

 自転車部は校長に三浦半島のツーリングの報告書を提出し、部活動として正式認可してもらおうとするが、校長からはまだ足りないものがあると指摘されてしまう。ひろみたちは頭を絞るものの、何が欠けているのかどうしても思いつかない。

 そんな矢先、四季先生が衝撃的な知らせを持ち込んでくる。四季が立ち聞きしたところによると、サンディの祖母の体調が悪いため、サンディはもうすぐアメリカに帰国してしまうらしい。ひろみたちはせっかく仲良くなったのにと落ち込み、せめて最後の思い出を作ろうと、自転車部員で富士山二合目までのツーリングを計画する。

 そして当日。二合目まで楽しんで登り切ったひろみたちに対し、待っていた校長が自転車部員に足りなかったのは、「楽しんで走ること」だったと言い、ようやく自転車部を認可してくれる。それでも部員たちは、すぐにサンディと別れることになるため喜びきれなかったが、サンディが帰国するのは一週間だけでほぼ四季の聞き違いだったと判明する。

 最後、ひろみはもっと上まで昇ろうと提案し、部員たちがそれに同意して走っていくシーンで〆。


感想

 えー、部として認めてもらってないのに、もう部費をもらっていたんだ? 前回の輪行話で「部費が出てる? 部として認可されてないはずなのに……???」と頭を悩ませたのですが、とんだザル設定だなぁと思わずにはいられず、

 「サンディとお別れになっちゃう……(涙)」→「OH! カンチガイデース」という展開があまりにも王道過ぎてもう苦笑いしか出てこないのはともかく、校長の言っていた足りない物というのが「自転車を楽しむ心」ってトンチか(笑)

 終盤のひろみたちの「私たち」「もしかして?」「早くなってるぅ?」というくだりにはちょっと笑ったなぁ。

 まあ、原作にどの程度準拠しているかは不明ですが、ラストはまあまあうまくまとめていたって評価ですね。


総括

 評価は〇。

 最近はやりの「女子高生+自転車」の先駆的作品のアニメ。まあ、爆発的な面白さは無かったにしても、そこそこ楽しめるアニメではありました。


 春。高校入学のため長崎から鎌倉に引っ越してきた「舞春ひろみ」は、通学のため長らく触れていなかった自転車に再度乗ることになりました。その後、色々あってひろみは友人の「秋月巴」たちと自転車部を作ろうとするのですが……


 原作者の松本規之氏は、1990年代は(エッチい)ゲームの原画家で有名だった人で、その頃からの大ファンなので、『あのマッキー松本の作品がついにアニメになるのか』と感慨もひとしおでした。もっとも発表されたキャラ絵を見てみると、「松本絵と似てない……、目を凝らせばなんとなく松本タッチの残滓が無くも無いけど……」的絵柄で、喜びがしぼんでしまったわけですが……

 第一話は、「上田麗奈声の主人公が、性格はちょっとボケ気味の陽気キャラで、入学早々二輪の乗り物に出会って興味を持つ」という展開が「ばくおん!!」とかぶりすぎてどうなることかと思ったのですが、その後のお話はまあそれなりに独自色があって、そこそこには楽しめました。

 まあ、世界観が「自転車乗りには善人しかいない」という優しさに溢れた世界で、顧問、校長、自転車屋のケモミミロリ店主、水泳部の先輩、名も無き野郎系自転車ノリたち、ツーリングの途中で出会う人たち、そんな全員が善人なのでもう現実味に欠けたファンタジーと化していましたが、そこはそれ、そういうものだと割り切れば、それなりには面白かったです。

 多分、自転車の知識がある人から見ればツッコミどころ満載の内容だったとは思われますが、知識ゼロの素人の目線から見ると、そっこそこには楽しめたので、まあ、それなりに良いアニメだったんじゃないかなぁと思います。

高校入学をきっかけに長崎から鎌倉へ引っ越してきた女の子、舞春ひろみ。
新しい土地に新しい学校、そして新しい友だち。
そんなわくわくする日常との出会いではいつも自転車といっしょ!
鎌倉を舞台に女子高生たちの自転車に思いを込めた青春が始まる―――!!




制作会社
J.C.STAFFA.C.G.T


スタッフ情報
【原作】松本規之南鎌倉高校女子自転車部」(「ブレイドコミックスマッグガーデン刊)
【監督】工藤進
【シリーズ構成】砂山蔵澄
【キャラクターデザイン・総作画監督】大木良一(J.C.STAFF
【美術設定】柴田千佳子(スタジオカノン)
美術監督】黒田友範(J.C.STAFF
色彩設計】鈴城るみ子
【撮影監督】黒澤豊(J.C.STAFF
【3DCG】J.C.STAFF、Xanthus
【自転車監修】岡本英樹
【編集】近藤勇二(リアル・ティ)
【音響監督】渡辺淳
【音楽制作】エグジットチューンズ
【音楽】Arte Refact
【プロデュース】GENCO


キャスト
舞春ひろみ:上田麗奈
秋月巴:広瀬ゆうき
比嘉夏海:藤原夏海
神倉冬音:高森奈津美
森四季:渡部紗弓
サンディ・マクドゥガル:竹内恵美子
鳳凰寺コロネ:久保ユリカ
秋月結花:福緒唯

南鎌倉高校女子自転車部 1 (コミックブレイド)