感想:アニメ「タイガーマスクW」第22話「ふくわらマスクの野望!」

テレビ朝日系アニメ「タイガーマスクW」オリジナルサウンドトラック

テレビアニメ「タイガーマスクW」公式サイト http://www.toei-anim.co.jp/tv/tigermask_w/

【※以下ネタバレ】
 

第22話 ふくわらマスクの野望!

 

あらすじ

 ふくわらマスクは、地元の商店街の寂れぶりに心を痛め、商工会長に対し、町を活気づけるため、地元でプロレスの興行を行うことを提案する。そして早速宣伝ポスターを作るが、参戦予定と銘打った、タイガーマスク、スプリング・タイガー、永田たちには誰一人まだ連絡をしていなかった。

 春奈はふくわらマスクに、勝手にタイガーの名前を出したことに文句をつけるが、ふくわらからスプリング・タイガーの正体が春奈だと気が付いていると言われてしまい、周囲にそのことを隠している春奈は強いことが言えなくなる。さらに、当日の観客投票で一位になったレスラーには賞金1000万円が出ると聞き、手のひらを返してタイガー共々興行参戦を了承する。

 興行当日。ふくわらはリングと選手をインディ団体のはまなこプロレスから借りる予定だったが、リングとレスラーを運んでいるトラックが渋滞に巻き込まれ、とても間に合わないと判明する。大慌てのふくわらに対し、永田は新日のリングを貸し出すことにする。すると、何故かリングを運んでいたトラックに内藤とイービルが同乗しており、メインに出すなら参戦してやると言ってくるが、ふくわらマスクは願っても無いと喜ぶ。

 こうしてなんとか興行が始まり、スプリング・タイガー、ミント&ミルク、永田&若松龍などが参戦した興行は盛り上がる。メインイベントは、ふくわらマスク・タイガーマスク組対内藤・イービル組。場外カウント無しの特別試合は、会場の外の屋台まで巻き込む大乱戦となるが、最終的にふくわらがイービルを丸め込み快勝した。

 最後、一千万円の行方は、投票の結果ふくわらマスクが獲得することになったが、投票用紙の筆跡がどうみても一人分しかなく、春奈はふくわらが最初から仕組んでいたに違いないとぼやくのだった。


脚本:玉井★豪  演出(絵コンテ):角銅博之/後藤康徳  作画監督小林一三/羽山淳一  美術:西山正紀/木賊美香


感想

 前回黄色タイガーと黒タイガーが乱闘を演じて、これから話がメインストリームに戻るのか、と思いきや、また番外編です……、しかし、これがそこそこ面白かったので始末が悪い(笑)

 参戦の契約もしていないのに、勝手にポスターに名前を出してしまうとか、プロレス業界ありがちネタで、初代UWFの興行でアンドレやハンセンやホーガンの写真が載っていたのに、当日は「全員いません」とかいうオチになった話を思い出しますなぁ(笑)

 内藤とかイービルは、ヒールのはずなのに、ギャラの安い自主興行に自分から参戦を申し出てくれるとか、実に良い人たちじゃん(笑) オチは、ふくわらが試合もギャラも適当に丸め込んでしまうとか、らしかったですな。それにしても春奈ちゃん、普段マネージャー業しかしていないのに、何故そんなにプロレスが上手いのか。


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