感想:アニメ(新番組)「ID-0(アイディー・ゼロ)」第1話「魂魄遷移 MIND TRANCE」

オリジナルアニメ『ID-0』OP主題歌「ID-0」(アニメ盤)

オリジナルアニメーション「ID-0」公式サイト http://id-zero.com/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】

――失くした記憶に潜むのは、希望か絶望か――。


Iマシン―― それは極限環境での作業を行う大型ロボットの総称である。連盟アカデミー学生のミクリ・マヤはIマシンを使用中に事故に巻き込まれるが、Iマシンに乗り海賊同然のオリハルト掘削を行うエスカベイト社の宇宙船に助けられ、その一員として働かされるはめになる……


かつて「無限のリヴァイアス」、「スクライド」を生み出した「コードギアス 反逆のルルーシュ」の谷口悟朗監督と、「機動戦士ガンダム00」の脚本・黒田洋介が再びタッグを組んだ「ID-0」は、深宇宙の彼方を舞台にした、かつてないロボットアクションだ。


アニメーションキャラクター原案は「LAST EXILE」の村田蓮爾、メカニックキャラクターデザインは「機動戦士ガンダム00」の海老川兼武が手がける。制作はセルルック3DCGの表現で高い評価を得るサンジゲン。フル3DCGで表現される、キャラクターとIマシンの魅力、誰も見たことのない深宇宙のスペクタクルな風景は本作の見どころだ。


一癖も二癖もあるメンバーの中で過ごしながら、マヤは“人間”とは何かを知っていくことになる。

 

第1話 『DIG 01 魂魄遷移 MIND TRANCE』

 

あらすじ

 未来。人類は「オリハルト」という時空に影響する鉱物を利用することで、太陽系を超えて宇宙へと進出していた。

 学生ミクリ・マヤは、アカデミーの教授の船に乗りオリハルトの採掘に立ち会っていた。マヤたちは意識を「I(アイ)マシン」というロボットに移して作業していたが、トラブルでマヤのIマシンは宇宙空間に吹き飛ばされ、教授たちはマヤを見捨てて逃げ去ってしまう。

 マヤのIマシンはオリハルト採掘を専門とする業者「エスカペイト社」の船に拾われるが、この会社はほぼ海賊のような連中だった。マヤは自分の本当の体のところに戻るため、エスカペイト社のために働くことになったが、何故か彼らがマヤの体を持っていた。続く。

感想

 微妙評価アニメ。

 未来宇宙で巨大ロボットが出てきてバトルする、という事自体は何も珍しくないのですが、問題は「人間がロボットを操縦しているのではなく、ロボットに精神を乗り移らせている」という設定。そのため、ほとんどのシーンにおいて人間が出てこない……、なんじゃそりゃ。

 主人公のマヤは登場シーンの95パーセントはロボットの姿なので、ただの女の声の巨大ロボットでしかないし、エスカペイト社の社員たちが声優が「興津和幸松風雅也大原さやか小山力也小澤亜李」という豪華なメンツですが全員ロボット……、大原さやかとか小山力也に巨大ロボット演じさせるって声優の無駄遣い感が物凄すぎる……

 とりあえず、初回はあんまり期待できない立ち上がりでしたね……


制作会社
サンジゲン


スタッフ情報
【監督】谷口悟朗
【シリーズ構成・脚本】黒田洋介
【メカニックキャラクターデザイン】海老川兼武
【アニメーションキャラクター原案】村田蓮爾
【アニメーションキャラクターデザイン】加藤裕美
メカニックデザイン片貝文洋、高倉武史、柳瀬敬之
【プロップデザイン】岩永悦宜
【3DCGスーパーバイザー】今義和
モデリングディレクター】平井和希、武内泰久
【リギングディレクター】四本大介
【アニメーションディレクター】志賀健太郎、西野弘泰、三村厚史、中村基樹
美術監督】金子雄司
【美術設定】平澤晃弘、岩熊茜
【リサーチャー】白土晴一
色彩設計】柴田亜紀子、北川順子
【撮影監督】奥村大輔
【編集】長谷川舞
【音響監督】明田川仁
【音楽】服部隆之
【音楽制作】ランティス
【プロデュース】ワールドコスプレサミット


音楽
【OP】佐咲紗花ID-0
【ED】影山ヒロノブ「Stellar Compass


キャスト
イド:興津和幸
ミクリ・マヤ:津田美波
リック・エイヤー:松風雅也
カーラ・ミラ=フォーデン:大原さやか
レイマン小山力也
クレア・ホウジョウ:金元寿子
ファルザ:小澤亜李
アマンザ・ボルチコワ:皆川純子
謎の少女:上田麗奈

ID-0 ( アイディー・ゼロ ) クリアファイル