感想:アニメ「タイガーマスクW」第30話「虎の制裁!」


テレビ朝日系アニメ「タイガーマスクW」オリジナルサウンドトラック

テレビアニメ「タイガーマスクW」公式サイト http://www.toei-anim.co.jp/tv/tigermask_w/

【※以下ネタバレ】
 

第30話 虎の制裁!

 

あらすじ

 ミスXは新日本プロレスに宣戦布告し、マックスドームで行われるシリーズ「ファイナル・ウォーズ」での、両団体のベルト総取りを賭けた最終決戦を提案し、永田もそれを了承した。

 タイガーマスク/ナオトは、ザ・サードに牙を向けたことでGWMにも新日にも居場所を無くしてしまう。しかし高岡は、タイガーが敵味方を頻繁に変えるさまをコウモリに例えて皮肉りつつも、ザ・サード戦のために戦い続けるように激励し、ここに師弟関係が復活した。

 ミスXは春奈に対し、ザ・サードは新日本との対抗戦のためタイガーマスクと試合をしている時間など無くなったと言い放ちつつ、タイガーとは契約が残っているので、GWMの興行に出るように指示する。そしてタイガーの次の試合は、ミラクル4とのシングルマッチに決定する。

 タイガー対ミラクル4の試合は、スノードームリングと名付けられた特殊なリングでの試合となる。ミラクル4は自分の正体が「ユニバーサル・マスク」だと明かし、リング上方の空間にジャングルジム状に設置された鉄棒を体操選手のような身のこなしで利用して、空中殺法を仕掛けてくる。この試合は特別試合という名目だったが、実態はGWMを裏切ったタイガーへの制裁マッチだった。

 タイガーは慣れない試合形式に大苦戦するものの、解説者のふくわらマスクのアドバイスを元に、なんとかユニバーサル・マスクを倒す。ザ・サードはマックスドームを立ち去ろうとするふくわらマスクを呼び止め、何故虎の穴のコーチを辞めて消えてしまったのかと尋ねるが、ふくわらマスクは虎の穴が嫌になったというだけだった。


脚本:玉井★豪  演出(絵コンテ):角銅博之  作画監督:小泉昇  美術:木賊美香


感想

 おおっと、ふくわらさんが思ったより大物だった。ザ・サードの同期でちょい格下のレスラーという設定だと予想していましたが、まさか指導してくれたコーチだったとは。という事は、ガチをやらせたら新日の誰より強いという事になるんだろうなぁ。最終戦で副将くらいの地位になってタイガーの援護射撃をする役割かな。

 今回の、「タイガーマスクが面白ギミックの理不尽デスマッチを組まれて悪役相手に大苦戦する」という展開は、先代のアニメのノリを彷彿とさせて良い感じでしたね。昭和の匂いがなんともたまりませんでした(笑) 今頃気が付いたけど、ユニバーサルマスクという名前は「宇宙仮面」という意味だったのねぇ。

 そして、次回予告はまた笑わせてもらいました。なんと「嵐先生」が登場って!(笑) ミスターX同様に、先代と容姿がそっくりな二代目なのでしょうか? 武士道とかを連呼しそうだな。


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