http://www.amazon.co.jp/dp/4150121249
黄金の粉塵人間 (宇宙英雄ローダン・シリーズ544) 文庫 2017/5/9
マリアンネ・シドウ (著), エルンスト・ヴルチェク (著), 原田 千絵 (翻訳)
ペリー・ローダンが惑星クーラトにあるケスドシャン・ドームで深淵の騎士任命式を終えたあとも、《バジス》はまだノルガン・テュア銀河にいた。ローダンの指示をうけ、深淵の騎士とポルレイターのシュプールを探していたのだ。だが、"目"によって無間隔移動ができるはずのローダンが一度も姿をあらわさないことで、乗員たちのあいだには不安が生まれている。そんなとき、《バジス》の前に奇妙な宇宙の雲があらわれた!
【※以下ネタバレ】
◆１０８７話 黄金の粉塵人間（マリアンネ・シドウ）（訳者：原田 千絵）
（１０５６話からの続き）。ノルガン・テュア銀河。《バジス》は、ローダンが深淵の騎士に任命された後も、ノルガン・テュア銀河でポルレイターたちの手掛かりを探していた。《バジス》は、この銀河の種族が怖れる『スラケンドゥールン』という雲を発見し調査しようとするが、船内に侵入してきた粉塵により乗員が次々と「粉塵人間」と化してしまった。粉塵人間は《バジス》を奪おうとするが、不可能だと知ると搭載艇で雲の中に消え去った。（時期：ＮＧＺ４２５年１０月１１日～）
◇１０８８話 永遠の戦士コジノ（エルンスト・ヴルチェク）（訳者：原田 千絵）
《バジス》は、テングリ・レトスからの連絡で惑星クーラトへ急行するが、レトスは連絡していないと明らかに嘘をつく。ロワ・ダントンたちはレトスが隠していた謎の箱を《バジス》に持ち帰るが、その中にはポルレイターの悪の心を象徴する存在コジノが封印されていた。レトスはコジノを武器として銀河系に運ぶつもりだったが、テラナーはコジノを開放してしまい、コジノは《バジス》船内を荒らした挙句消え去った。《バジス》はレトスを乗せて銀河系に向けて旅立った。（時期：不明。ＮＧＺ４２５年１０月頃？）
初出キーワード「コスモクラートのリング」(P279)
