紹介:あらすじ(ネタバレ):小説「ハイパー空間封鎖」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 546巻)(2017年6月8日(木)発売)

ハイパー空間封鎖 (宇宙英雄ローダン・シリーズ546)

http://www.amazon.co.jp/dp/4150121281
ハイパー空間封鎖 (宇宙英雄ローダン・シリーズ546) 文庫 2017/6/8
H・G・エーヴェルス (著), 渡辺 広佐 (翻訳)


ポルレイターがローダンに大艦隊を準備するよう迫っているころ、キサイマンはテラの地下で発見した転送機ネットを探索していた!


NGZ425年12月、テラにおけるポルレイターの専横ぶりは度をこしていた。ポルレイターの代表ラフサテル=コロ=ソスはペリー・ローダンに、自由テラナー連盟、宇宙ハンザ、GAV¨OKに所属する宇宙船を数十万隻擁する艦隊を準備するよう迫る。大艦隊をひきいて、超越知性体セト=アポフィスの補助種族が住む諸惑星に出動し、懲罰をくわえるというのだ。一方、子供たちをふくむ“虎の一味”はいまだに行方不明だった!

【※以下ネタバレ】



◆1091話 ハイパー空間封鎖(H・G・エーヴェルス)(訳者:渡辺 広佐)

 (1082話からの続き)。NGZ425年12月。虎の王者キサイマンの一味は、銀河系各地をつなぐ秘密の物質転送機ネットワークを発見し、調査を進めていた。一方ポルレイターは、銀河系各種族に圧力をかけるため、種族が太古に設計した「ハイパー空間破壊装置」をネーサンに製造させるが、ネーサンはポルレイターの支配で異常をきたしており、設計よりはるかに強力な物を作ってしまった。ポルレイターはそれを知らず装置を稼働させたため、銀河系と大小マゼラン星雲で宇宙船の超光速航行が不能になってしまう。銀河系は大混乱に陥るが、キサイマンは転送機のマップをローダンに提供した。(時期:NGZ425年12月4日~)



◇1092話 転送機ネット作戦(H・G・エーヴェルス)(訳者:渡辺 広佐)

 ローダンたちは、キサイマンたちが発見した転送機ネットワークを利用して物資を運搬し、なんとか物流を維持していた。やがて超空間が回復する目途が立ったため、ポルレイターは全ての転送機を破壊してしまった。(時期:NGZ425年12月19日~NGZ426年1月3日)