感想:アニメ「キャプテンフューチャー」第42話「不死帝王の挑戦」

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東映チャンネル | キャプテンフューチャー http://www.toeich.jp/program/1T0000010881/201705
放送 CS放送東映チャンネル。全52話。1978年~1979年作品。

【※以下ネタバレ】
 

第42話 不死帝王の挑戦 (「脅威! 不死密売団」より)

 

あらすじ

 4作目「脅威! 不死密売団」編・第2回(全4回)

 フューチャーたちはマシンシティで金属化光線を浴びせられるが、かろうじて動けるサイモンがオットーの銃で光源を破壊し、難を逃れた。フューチャーは、壁の古代文字の文章から、ケルス人が「ある惑星」で「命の泉」を発見したと知るが、肝心の惑星名は何者かに削り取られていた。フューチャーはケルス人の到達範囲が、メガラ星・イオス星・ベーム星の三つのため、このどれかに泉があるとにらむ。そこにグラッグが現れ、不死帝王の本拠がイオス星にあると伝え、一行はイオス星に向かった。

 イオス星(おおかみ座ベータ星第五惑星)の首都オプス市で、フューチャーたちは、最近イオス星に来た三人の来訪者(マーチン・グレアム、ジン・ジボ博士、レンフル・キーン)と面会する。彼らは研究などのそれぞれの理由で「命の泉」を探しているという。フューチャーは三人に、「命の水」は「命の泉」の水だろうと説明し、この三人のうちだれかが泉を既に発見していると断言する。

 そのうちの一人ジン・ジボ博士は、自分は博物館の古文書を盗んだ人間を知っていて、それが泉の発見者に違いない、と爆弾発言をする。しかし次の瞬間博士は毒で殺害されてしまう。犯人は残った二人のどちらかのはずだが、証拠がないため、フューチャーはやむなく釈放する。

 同じころジョーンは老婆に化けて命の水の密売人に近づくが、変装を見抜かれて捕まってしまう。さらにジョーンを探していたオットーも同様に捕らえられてしまった。

 フューチャーたちは、博物館に行き、盗まれた古文書を特定する。それはケルス人が過去にイオス星に来航した時の記録だった。しかしフューチャー抹殺を狙う不死帝王は、博物館や隣接する動物園のドアを全て解放してしまう。そして動物園にいた猛獣たちが、フューチャーメンに襲い掛かってきた。続く。


脚本:金子武郎


感想

 「絶体絶命の危機! どうなるキャプテンフューチャー!?」という場面で引いても、次の回では恐ろしく簡単に事態を解決するのがキャプテンフューチャーらしい(笑)

 今回はフューチャーが「命の泉」発見者候補(=不死帝王の容疑者)三人を集めて、そのうちの一人ジン・ジボ博士の声が矢田耕司氏だったので、「もう不死帝王の正体解ったわ(笑)」とか思っていたら、次の瞬間殺されてしまい、意表をつかれました。いやー、宇宙帝王とか破壊王だと声優から正体がすぐに見抜けたのですが、今回は裏をかかれてしまったい。

 今回ジョーンが密売人に捕まった後、惑星警察の身分証を見つけられて簡単に正体がばれてしまうのですが、そんなもの置いていくべきなんじゃないでしょうか。ちょっとうっかり過ぎるぞジョーン。
 
 

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