感想:アニメ「タイガーマスクW」第36話「四頭の虎」

テレビ朝日系アニメ「タイガーマスクW」オリジナルサウンドトラック

テレビアニメ「タイガーマスクW」公式サイト http://www.toei-anim.co.jp/tv/tigermask_w/
2016年10月~2017年7月放送。全38話。

【※以下ネタバレ】
 

第36話 四頭の虎(しとうのとら)

 

あらすじ

 「ファイナルウォーズ」最終戦第三戦で新日本は敗れ、0勝2敗1分けと後が無くなった。しかも棚橋はダメージで病院送りとなり、新日側のメンバーはオカダ、タイガーマスク、タイガー・ザ・ダークの三人だけになってしまった。

 新日側は、第四試合のタッグ戦で負けると3敗で負けが決まってしまうためオカダが出場しようとするが、永田は第五試合のシングル戦にオカダを出すため、あえて第四試合は助っ人のタイガーマスク&タイガー・ザ・ダークを送り出すことにした。一方GWMは、第四試合で三勝目を挙げて勝利を確定させるため、ザ・サードビッグタイガー・ザ・セカンドの最強コンビを出陣させた。

 タイガーマスク/ナオトは怨敵ザ・サードとの初対決にエキサイトするあまり、ベテランのザ・サードに手玉に取られてしまうが、ダーク/タクマが上手く試合をコントロールし、戦いを互角に持ち込む。試合中、タイガーはザ・サードにマスクをはがされ素顔をさらされてしまい、ルリコはタイガーの中身がナオトだと知る。

 ダークは新開発の必殺技(超凄いフライングクロスチョップみたいな技)を、ザ・サード、ザ・セカンドの両方に炸裂させ、ダークがジャーマンでザ・セカンドをフォールし一勝をもぎとった。

 ミスターXはミスXの采配に干渉し、第五試合のシングル戦は、大将格のザ・サードではなくミラクル1を出すことを決める。ミスターXは、例えミラクル1が負けても、まだ星勘定は二勝二敗の五分であり、その後のエクストラマッチ(延長戦)で十分に休んだザ・サードが出れば勝利は固いと計算していた。しかしミラクル1は自分が負ける前提で話が進んでいることに腹を立て、勝ってくるといきり立つ。

 第五試合は「オカダ 対 ミラクル1」の対決となったが、ミラクル1はいきなり毒霧をオカダの顔面に吹き付ける。


脚本:千葉克彦  演出(絵コンテ):角銅博之  作画監督:井上栄作  美術:中林由貴


感想

 さすがにラス前だけに、大盛り上がりの展開で嬉しい。

 前回タイガーマスクが披露した「かかと落としと膝蹴りの複合技」を、高岡が自信満々に「虎バサミだ!」とか言い切るのを、春奈が勝手に「ドラゴンファング」と改名してふくわらマスクに伝えるあたりの展開が妙におかしかった。このあたり、高岡の昭和センスが炸裂です。また前のタイガーの決め技が高岡命名の「猛虎重爆」という名前だったと今頃判明しましたが……、遅いよ!

 それにしてもタイガーのドラゴンファングが、ザ・サードにはあっさり間合いを外して破られたのに、ダークはフライングクロスチョップというレトロ技でベテラン二人を吹っ飛ばすとか、もうどう反応して良いのだか迷う…… これだったらミル・マスカラスが世界最強じゃん……

 次回は事実上の最終回です。長い旅もついに終わりか……
 
 

参考:ファイナルウォーズ最終戦の試合結果

第一試合
△真壁(両者リングアウト)△タイガー・ザ・ブラック
 
第二試合
オカダ、×真壁(デビルズクラッシュ)ザ・サード、○タイガー・ザ・ブラック
 
第三試合
×棚橋、タイガーマスク、タイガー・ザ・ダーク(スキュア)○ビッグタイガー・ザ・セカンド、ミラクル1、ミラクル2
 
第四試合
タイガーマスク、タイガー・ザ・ダーク(ジャーマンスープレックスザ・サード、×ビッグタイガー・ザ・セカンド
 
300ピース ジグソーパズル タイガーマスクW 二頭の虎(26x38cm)