【映画】感想:映画「ジョン・ウィック」(2014年:アメリカ)

ジョン・ウィック 期間限定価格版 [Blu-ray]

シネマLINE UP|BSジャパン http://www.bs-j.co.jp/cinema/
放送 BSジャパン。2017年7月19日(水)

【※以下ネタバレ】
 

裏社会に語り継がれる伝説の殺し屋。愛を知り足を荒い、表社会で平穏な日々を送っていたが、突然、愛するものをすべてマフィアに奪われてしまう。怒りに震え、封印していた“殺し屋の魂”を解き放ち、復讐に一人立ち上がった男を描いたノンストップ・アクション!元殺し屋ジョン・ウィック「スピード」マトリックス」で世界を沸かせたキアヌ・リーブス。その他出演者にはミカエル・ニクビスト、ウィレム・デフォーなど実力派俳優が顔を揃える。監督は「マトリックス」でキアヌ・リーブスと共に伝説を生み出したアクション界の雄、チャド・スタエルスキ

 

あらすじ

 ジョン・ウィックは五年間連れ添った妻を病気で亡くし、悲しみに暮れていた。しかしそんなウィックの元に、亡き妻のメッセージとともに、彼女が生前に手配していた子犬が届き、ウィックはようやく生きる希望を見出す。しかしウィックの愛車に目をつけたロシア人の若手チンピラ・ヨセフは、ウィックの自宅を襲撃し、犬を殺して車を奪う。

 ところがヨセフの父でロシアン・マフィアのボスのヴィゴは、息子のしでかしたことに震え上がる。ウィックは5年前まで組織に属していた伝説的殺し屋で、堅気の女性と結婚するために組織から足を洗っていたのだった。ヴィゴはすぐさまウィックに詫びの電話を入れるが、ウィックに無視される。ヴィゴは慌てて組織を動員して息子を護衛させ、さらにフリーの殺し屋たちにウィック殺しを依頼する。依頼を受けた中にはウィックの友人マーカスもいた。

 ウィックはヨセフの組織の人間を殺しまくり、組織に大損害を与える。ヴィゴはようやくウィックを捕え殺す寸前まで行くが、マーカスがウィックを救出し、ついにウィックはヨセフを殺して復讐を果たす。ヴィゴは息子を殺された恨みをマーカスにぶつけ、マーカスを拷問して殺し、それをわざわざウィックに伝える。怒りに燃えるウィックはヴィゴを追跡し、部下を皆殺しにしてさらにヴィゴにとどめを刺す。

 最後、瀕死のウィックが動物病院(?)にたどり着き、怪我の応急手当てをした後、ケージの中から一匹の犬を連れ出して立ち去るシーンで〆。


感想

 評価は△。

 キアヌ大復活映画として話題になったアクションもの。しかし評価はイマイチ。とにかく諸々の雰囲気が性に合わなかった。

 まず奥さんが死んでから、犬が殺されて車を持ち逃げされるまでがかったるくて、見ていられなかったというのが一つ。またそれ以降も、「息つく暇も無くラストまでノンストップ!」とかいうならともかく、何度も息をつくというか、退屈になるところが差し込まれていて、乗り切れなかったのが一つ。特に「ヨセフを殺して一件落着」にならずに、まだその後が有ったりして、だるいの一言だったなぁと。

 まあ、キアヌ大暴走モードになって、襲ってくる殺し屋を逆に殺しまくる展開は、ちょっとは面白かった。相手がもうゲームのやられキャラというかで、「ただ5秒で殺されるために向かってくる」という雑魚っぷりがなんとも。

 吹き替えは、キアヌ・リーブスジョン・ウィック)が森川智之、ヴィゴが堀内賢雄、という、「洋画の主人公役二大声優」が両方同時に出て来る豪華版でした。

 ところで、クラブの護衛をしていた殺し屋で、ウィックに見逃してもらう巨人が居ましたが、元WWEレスラーのケビン・ナッシュじゃないですか。今俳優やっているのねぇ。
 
 

2017.07.19(水)夜8時
ジョン・ウィック


無料TV初!キアヌ・リーブスのノンストップ・壮絶アクション新シリーズ!愛を知り引退した伝説の殺し屋。愛するもの全て奪われた時、マフィアへの復讐に甦る(2014年/米)


Storyストーリー
妻と静かな生活を送っていたジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)。その愛する妻を病で亡くし悲しみに暮れる彼の心を癒してくれたのは、亡き妻から贈られた一匹の仔犬だった。そんなある日、ジョンの車に目をつけたヨセフ(アルフィー・アレン)に自宅で襲われ、仔犬を殺され車も奪われる。ロシア・マフィアのボス、ヴィゴ(ミカエル・ニクビスト)は、息子ヨセフがジョンを襲った事を知り恐怖する。ジョンはかつて無敵の殺し屋で、今のヴィゴがあるのもジョンが実行不可能と思われた仕事をやってのけたからだった。息子を守ろうとジョンの元に暗殺者を送るが倒されてしまう。さらに息子をおとりにジョンをニューヨークにおびき寄せ、新たに殺し屋を送り込む。一方かつての仲間からヨセフの居場所を聞き出したジョンはヨセフのいるクラブへと向かうが。


タイトル ジョン・ウィック 原題 JOHN WICK
監督 チャド・スタエルスキ 脚本 デレク・コルスタッド
制作年 2014年 製作国 アメリカ/中国
出演 キアヌ・リーブスジョン・ウィック):【声】森川智之
ミカエル・ニクビスト(ヴィゴ):【声】堀内賢雄
ウィレム・デフォー(マーカス):【声】山路和弘
アルフィー・アレン(ヨセフ):【声】金城大和
エイドリアンヌ・パリッキ(パーキンズ):【声】東條加那子

 
 

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