感想:アニメ(新番組)「宝石の国」第1話「フォスフォフィライト」


宝石の国(1) (アフタヌーンKC)

TVアニメ『宝石の国』公式サイト http://land-of-the-lustrous.com/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

今から遠い未来、
僕らは「宝石」になった


講談社アフタヌーン」で連載中、市川春子原作、累計発行部数140万部突破の人気コミック「宝石の国」。


今から遠い未来、かつて存在した生物が、不死の身体をもつ「宝石」になった世界で、月から飛来する謎の敵“月人”と宝石たちとの激しい戦いを描く、強くてもろくて美しいアクションファンタジーコミック。 連載当初より、その独創的な世界観と、個性的で美しい宝石たちの魅力、そして謎に包まれた物語が人気を博し、注目を受けている。


そしてついに本作待望のTVアニメ化が決定!!2017年10月7日よりTOKYO MX,MBS,BS11,AT-Xにて放送がスタート!!


TVアニメシリーズのメインスタッフは監督に京極尚彦(『ラブライブ!』『GATE自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 』)、シリーズ構成に大野敏哉(『青の祓魔師 京都不浄王篇』)、そしてキャラクターデザインに西田亜沙子(『ラブライブ!』)ら豪華スタッフが参加!また、アニメーション制作は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』や『劇場版 マクロスF』のCGパートを手掛けたオレンジが担当。美しい宝石たちの煌きや、月人との独創的でダイナミックなバトルアクションシーンなど、3DCGで眩い世界観を表現する!

 

第1話 フォスフォフィライト (2017年10月7日(土)放送)

 

あらすじ

 宝石で出来た少女たちが、月から飛来する「月人」と戦っている世界。フォスフォフィライトは、硬度が低く戦闘に向かず、他の仕事をやらせてもどれも適性が無い。金剛先生は熟慮の末、フォスフォフィライトに博物誌を編纂するという仕事を与えるが、口だけは一人前のフォスフォフィライトは不満たらたら。

 一人で夜間の見回りを担当するシンシャは、体から毒液を出し仲間の体を浸食してしまうため、仲間から距離を置いて暮らしていた。フォスフォフィライトは勝手にシンシャを部下にすると決め、シンシャに近づくが、シンシャと月人の戦闘に巻き込まれ、体の一部を失う羽目になる。しかしそれでもなんとなくシンシャの事が気になっていた。

■脚本:大野敏哉
■絵コンテ/演出:京極尚彦
■CGディレクター:茂木邦夫


感想

 評価はまあ○。

 アフタヌーンの連載らしい、クセが強くて取っつきにくい所が有りますが、特に失望したとかいうところは無いし、もうちょっと見てもいい感じ。

 そして登場声優の顔ぶれが凄い……、ここ5年で「売れている」と認識した声優たちを総動員したようなメンツだ……、育成枠ゼロ。これは声に力入れているなぁ。

 女性の戦士たちだけで、なんかよく解らない世界観で、よく解らない敵と戦う……、伝説の(?)百合バトルアニメ「シムーン」を思い出したな……

宝石の国


これは、成長の物語
宝石たちの中で最年少のフォスフォフィライトは、硬度三半とひときわ脆く、靭性も弱くて戦闘に向かない。また、他の仕事の適性もない。そのくせ口だけは一丁前という、まさに正真正銘の落ちこぼれだった。そんなフォスに、三百歳を目前にしてやっと初めての仕事が与えられる。それは、博物誌編纂という仕事。地味な仕事に不満なフォスだったが、彼はその目で世界を見、様々なことを経験する中で、しだいに大きなうねりに飲み込まれてゆく。そしてついに、彼は望まぬかたちで、欲しかった“強さ”を手にするのだが──。


これは、友情の物語
フォス以上の特異体質をもつのが、シンシャ。ただそこにいるだけで体から毒液を撒き散らしてしまうシンシャは、周りに迷惑を掛けまいと、独り夜に引きこもり心を閉ざしていた。ある日、月人に攫われそうになったところをシンシャに助けられたフォスは、「次は自分が君を救ってみせる」と約束する。博物誌の編纂に奔走しながら、シンシャが明るい世界に出てこられるよう、彼向けの仕事を探そうとするフォス。果たしてフォスの想いはシンシャに届くのか? そして、二人の約束が果たされる日は来るのか──?


これは、戦いの物語
月から飛来する謎の敵“月人”。彼らは宝石たちを装飾品にしようと、特に美しい宝石を好み、一人また一人と宝石を攫っていくが、その正体は不明。しかも攫われた宝石は加工されて武器となり、宝石たちを苦しめる。さらに月人はどんどん改良され、強力になってゆく。次々と現れる月人に、二十八体の宝石たちは勝利することができるのか? 彼らの真の目的とは何なのか? この終わりのない戦いに、終止符は打たれるのか?


制作会社
オレンジ


スタッフ情報
【原作】市川春子講談社アフタヌーン』連載)
【監督】京極尚彦
【シリーズ構成】大野敏哉
【キャラクターデザイン】西田亜沙子
【CGチーフディレクター】井野元英二
【コンセプトアート】西川洋一
色彩設計】三笠修
【撮影監督】藤田賢治
【編集】今井大介
【音楽】藤澤慶昌
【音響監督】長崎行男



音楽
【主題歌】YURiKA「鏡面の波」


キャスト
フォスフォフィライト:黒沢ともよ
シンシャ:小松未可子
ダイヤモンド:茅野愛衣
ボルツ:佐倉綾音
モルガナイト:田村睦心
ゴーシェナイト:早見沙織
ルチル:内山夕実
ジェード:高垣彩陽
レッドベリル:内田真礼
アメシスト伊藤かな恵
ベニトアイト:小澤亜李
ネプチュナイト:種﨑敦美
ジルコン:茜屋日海夏
オブシディアン:広橋涼
イエローダイヤモンド:皆川純子
ユークレース:能登麻美子
アレキサンドライト:釘宮理恵
ウォーターメロントルマリン原田彩楓
ヘミモルファイト:上田麗奈
スフェン:生天目仁美
ペリドット桑島法子
金剛先生:中田譲治

 
テレビ東京系アニメーション「Simoun(シムーン)」オリジナルサウンドトラックII