感想:アニメ「クラシカロイド (第2シリーズ)」第3話「ひと目会ったその日から」

クラシカロイド クリアファイル

アニメ「クラシカロイド」HP http://www.classicaloid.net/
放送 NHK Eテレ。土曜日17:35~18:00。全25話。

【※以下ネタバレ】
 

第3話 ひと目会ったその日から (2017年10月21日(土)放送)

 

あらすじ

 歌苗が部活で不在の音羽館で、モーツァルトが幹事を務める合コンが行われることになった。参加者はモーツァルト、奏助、ショパン、ドヴォ(カバ) VS モーツァルト親衛隊の詠子(えいこ)・美衣子(びいこ)・椎子(しいこ)と歌苗の友人海月(うづき)。そして、自分の部屋を勝手に合コン会場にされたワタルも、渋々部屋の隅で様子眺め状態だった。

 モーツァルトは、合コンの慣例を無視していきなり王様ゲームを始め、しかも三連続で王様になって参加者に常識外れの命令を連発し、海月をいら立たせる。しかし、海月はモーツァルトが不正をして王様になっていたことを看破し、以後自分が幹事となって合コンを仕切ると宣言した。海月の細やかな配慮によって、合コンは一転和やかな雰囲気となり、ワタルはモーツァルトの圧政を革命で打倒した海月に尊敬のまなざしを送る。

 しかし、その穏やかな空気にモーツァルトは不満を爆発させ、リスト・チャイコ・バダに助けを求める。三人は早速モーツァルトと共に強引に合コンに参加し、さらにベートーヴェンまで乱入して勝手にギターをかき鳴らすなど、またもや合コンは混乱の極みに陥る。そこに歌苗が帰宅したため、合コンはお開きになりかけるが、不満なモーツァルトはムジーク「フィガロの結婚」を発動してみせる。結局失意のうちに海月は退散することになったが、ワタルと海月は良い雰囲気になる。

感想

 まあ面白くないわけではないのだけど……

 第1シリーズですることを全てやり尽くしてしまったので、もうすることが無くて、出来上がったキャラを適当に転がして話をでっち上げている、という感じです……、故に毎週番外編を見せられているような気分で、ものすごく虚しい…… まあ、今後ワタルことワーグナー絡みでまた大きな話を進めていくことになるのでしょうけど、今はその気配も無いから……、見ていて砂を噛むような味わいの無さ……


 さて、今回は歌苗の友人の眼鏡っ娘・海月(うづき)の主役回でした。担当声優は我らが日笠陽子様。海月は第1シリーズでは出番のあまりない単なる友人キャラでしたが、今期はいきなりキャラを変えてきたみたいで、モーツァルトの行動にいちいち心の中で激しいツッコミを入れまくるギャグ系キャラにチェンジして笑いを誘いました。

 どうやら日笠さんはおなじみの「エロいヒロイン」属性だけではなく、最近「アホキャラ」属性というのもレパートリーに追加した模様で、夏アニメ「アホガール」に続くアホ演技を存分に披露してくれましたです(笑) まあ、わざわざ日笠陽子を起用しておいて、台詞ちょびっとのサブキャラではもったいなさ過ぎるので、良い方向転換じゃないでしょうか。
 
 
クラシカロイド Original Sound Track