【映画】感想:映画「グーニーズ」(1985年:アメリカ)

グーニーズ [Blu-ray]

NHK BSシネマ http://www.nhk.or.jp/bscinema/
放送 NHK BSプレミアム 2017年11月3日(金)

【※以下ネタバレ】
 

オレゴン州の小さな港町に暮らす、マイキーたち悪ガキ仲間の“グーニーズ”はある日、屋根裏部屋で、伝説の海賊“片目のウィリー”が隠した宝の地図を発見する。地図をもとに、彼らは海岸近くの古びたレストランに忍び込むが、そこは悪党フラテリ一家のアジトで、地下には大洞窟が広がっていた…。S・スピルバーグ原案・製作総指揮、R・ドナー監督による冒険活劇の傑作。C・ローパーが歌う主題歌と共に大ヒットを記録した。

 

あらすじ

 海辺の小さな町グーンドックに住むマイキー少年は、父親の借金のため数日内に家を明け渡し、引っ越すことが決まっていた。マイキーは遊び仲間「グーニーズ」(マヌケ軍団)とともに屋根裏の倉庫に入ってそこで17世紀の古い地図を発見し、それが伝説の海賊「片目のウィリー」の宝の地図だと確信する。

 片目のウィリーは、イギリスの大艦隊に追い詰められて海賊船ごと洞窟の中に閉じ込められた後、宝を守るため罠を仕掛け、さらに秘密を守るため部下を皆殺しにしたという。しかしマイキーは生き延びた海賊もいたはずで、その海賊が地図を残したのだと考える。

 マイキーは宝を見つければ借金を返済して家を渡さずに済むと考え、グーニーズ四人で宝さがしに出かける。そして地図を元に、まず海辺の営業していないレストランに向かうが、そこは犯罪者フラテリ一家の隠れ家になっていた。やがてマイキーの兄ブランドとその女友達二人も一向に合流し、七人はレストランの地下に広がる洞窟へと入り込む。そこには片目のウィリーが仕掛けた無数の罠が待ち構えていたが、マイキーたちはそれを次々と突破していく。

 しかしやがてフラテリ一家も宝の事を知り、マイキーたちの後を追いかけてきた。マイキーたちは苦難の末、洞窟の中の海に浮かぶ海賊船にたどり着き、財宝を手に入れる。ところがフラテリ一家に追いつかれ、財宝は全て奪われてしまう。一行はなんとか命からがら脱出し、彼らを探していた親や保安官たちに保護される。さらに続いて脱出してきたフラテリ一家は官憲に逮捕される。

 ついにマイキーの父親は家を手放す書類にサインさせられることになったが、子供たちが僅かながら高価な宝石を持ち帰っていたため、それで借金を返せる見込みが立ち、マイキーの父親は書類を破り捨てる。そして無人の海賊船が洞窟から沖に進み出てくのを一行が見送るシーンで〆。

感想

 評価は○。

 まあ娯楽映画としては悪くは無い内容でした。正直、途中でやや飽きてきてちょっと長いかなぁという感じもしましたが、全体の印象はまずまず。

 「洞窟に閉じ込められて死を待つだけの海賊たちが、あんな凄い仕掛けを一々作っている余裕なんてないだろ!」という点に目をつぶれば、アクション映画としてなかなかの出来栄えでした。

 そして、この内容なら、そりゃファミコンとかMSXとかでアクションゲームを作りたくなる気持ち分かりますよ。使えそうなシーンとかギミックとかてんこ盛りですもんね。
 

グーニーズ
BSプレミアム11月3日(金)午後1時00分~2時55分


【製作総指揮・原案】
スティーブン・スピルバーグ
【製作総指揮】
フランク・マーシャルキャスリーン・ケネディ
【製作】
ハーベイ・バーンハード
【製作・監督】
リチャード・ドナー
【脚本】
クリス・コロンバス
【撮影】
ニック・マクリーン
【音楽】
デイブ・グルーシン
【出演】
ショーン・アスティンジョシュ・ブローリン、ジェフ・コーエン、コリー・フェルドマン ほか


製作国:
アメリカ
製作年:
1985
原題:
THE GOONIES
備考:
英語/字幕スーパー/カラー/レターボックス・サイズ

 

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