感想:アニメ「アニメガタリズ」第4話「ブシツ、ダイバクハツ!」


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TVアニメ「アニメガタリズ」公式サイト http://animegataris.com/
放送 BSフジ。全12話。

【※以下ネタバレ】
 

第4話 『#04 ブシツ、ダイバクハツ!』

 

あらすじ

 ある日アニメ研究部の部室に大量のアニメの円盤が届く。有栖が部のために自分がセレクトした円盤を通販で購入したのだが、その代金30万円超を部費として請求したため、早速生徒会が部室に乗りこんできて、こんな費用は認められないと言い、廃部の口実にしようとする。

 有栖は、ならばポケットマネーで支払おうと言うが、部長の絵里香はこれは部全体の問題だとそれを押しとどめる。生徒会長の椿は、一週間以内にアニメ研究部が他の部の助っ人として実績を挙げられれば廃部を取り消しても良いと条件を出してきた。

 早速部員たちは運動部や文化部でそれぞれ助っ人を試みるが、全くうまくいかず期限まで残り二日となってしまう。焦る部員だったが、演劇部が衣装が足りなくて困っているという話をキャッチし、服作りなら絵里香のコスプレで培った技能で対応できると色めき立つ。しかし絵里香は服のデザインがまとまらず行き詰ってしまった。

 ここで回想シーン。子供の頃海外に留学した絵里香は、言葉の問題も有って現地になじめず孤立していた。しかし現地でも放送されていた魔法少女アニメを見て安らぎを取り戻す。さらにアニメをきっかけに、コスプレ好きのクラスメートと仲良くなり、絵里香自身もコスプレにはまることになった。

 現在に戻る。絵里香に光輝は、自分が好きなアイドルアニメの服を参考にすればいいとアドバイスする。これを突破口にして、服のデザインも一気にまとまり、なんとか演劇部の公演までに服作りも完成、アニメ研究部は演劇部から感謝される。

 椿はそれでもアニメに価値はなく、アニメ研究部を認めないと繰り返すが、絵里香からは海外留学中の自分を救ったのはアニメだったと言われてたじろぐ。その後椿は電話で何者かに、アニメ研究部潰しが失敗したことを報告する。


脚本:山下憲一 絵コンテ:清水 聡
演出:久城りおん 作画監督:梶浦紳一郎


感想

 1~3話に比べるとはっちゃけぶりが減ってちょっと落ちたかな、という感覚ですが、とりあえずまだまだいけるレベル。一時的な物だと思いたいところ。

 さて、アニメ研究部廃部を目論む謎の黒幕がいるらしいのですが……、ミステリの基本ルールによれば、犯人は最初の方から出ていた人物でなくてはなりません。すると……、え、陰謀を企んでいるのは未乃愛の父親か母親か姉ってことになってしまうのですが……? おっと、忘れていた、実は電話の先がネコ先輩なのかも?
 
 
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