土曜プレミアム 映画「インディ・ジョーンズ」
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2017/171024-i402.html
放送 フジテレビ系。2017年10月28(土)
【※以下ネタバレ】
第54回アカデミー賞 最多5部門受賞作
後の映画に大きな影響を与え続けるアクション映画の金字塔。
あらすじ
1936年。アメリカの考古学者インディアナ・ジョーンズ博士は、軍情報部からナチスドイツがエジプトで伝説の遺物「聖櫃(アーク)」の発掘に取り組んでいることを知らされる。アークはモーゼの十戒が刻まれた石板を収めた箱で、伝えられるところによれば、アークは光を放って山をも破壊する力が有ると伝えられていた。もしナチスドイツの軍隊がアークを手に入れれば、もはやナチスドイツは無敵となってしまう。
インディは軍情報部の依頼を受け、アークを手に入れるためにアメリカを旅立った。そしてアーク発見に必要な遺物を手に入れるため、まずチベットに行き、恩師レイヴンウッドを訪ねるが、彼は既に死んでいた。そして同じく遺物を狙うナチスからレイヴンウッドの娘マリオンを救い出し、遺物を手に入れエジプトに向かう。
エジプトではインディのライバル的な考古学者ベロックの指揮の下、ナチスドイツが精力的な発掘を行っていた。しかしインディはナチスを出し抜き、アークを発見、ナチスに奪われるもののすぐさま奪還する。ところが、船でアメリカに向かうインディたちをナチスは潜水艦で追跡し、またもアークを奪い取る。
べロックはアークをヒトラーに献上する前に中身を確認しておこうと、孤島に作った祭壇で儀式を行い、アークの蓋を開ける。しかし中に入っていたのは砂だけだった。愕然とするべロックだったが、次の瞬間アークの内部から精霊が飛び出して周囲の人間を皆殺しにし、生き残ったのは目をつぶってやり過ごしたインディとマリオンだけだった。
最後。インディはアークをアメリカに持ち帰るが、情報部員からはアークは別の研究者が分析しているとだけ告げられ追い出される。最後、アークを収めた木箱が、同じような箱が無数に収められた倉庫に収納されるシーンで〆。
感想
評価は◎。
いやー、最高。シリーズ第一作目にして最高傑作。見たのは二十年ぶりくらいだと思いますが、何回見ても面白い!
冒頭の(宇宙刑事ギャバンでパクられた)「丸い巨石がごろごろ転がってくる」シーンで有名な南米での大騒動から始まり、その後チベットでもエジプトでも冒険冒険また冒険!
実のところストーリーは至極単純で、ハラハラのアクションシーンをひたすらつないでいるだけなのですが、その組み合わせ方が絶妙で、アクション尽くしに飽きることも無ければ、退屈することも無い。これこそ娯楽映画!
あまりに完璧すぎたので、続編はどれも一作目を超えられなかったという感が有りますが、それ故にこの一作目はもう褒めるところしかありません。 評価はもちろん二重丸ですよ!
原題
「RAIDERS OF THE LOST ARK」(1981年 アメリカ)
放送日時
10月28日(土)21時~23時10分放送
あらすじ
時は1936年。世界征服をめざすヒトラーは、手にした者に不思議な力が宿るという謎の伝説に包まれた黄金のアーク(聖櫃)を手中に納めようとした。このヒトラーの野望を断つために、アメリカ合衆国は若き考古学者インディアナ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)に密命を託す。先手を取ってアークを奪いとることが彼の使命だ。はるかエジプトの砂漠の中に眠ると言われるアークとは一体何なのか?またその不思議な力とは?そしてそのアークがひそかに眠る場所はどこなのか?インディにはいまだ見ぬ冒険のかなたに思いもよらぬ危機が待ち構えていた―。
キャスト
インディアナ・ジョーンズ:ハリソン・フォード/内田直哉
マリオン・レイヴンウッド:カレン・アレン/土井美加
マーカス・ブロディ:デンホルム・エリオット/有本欽隆
ルネ・べロック:ポール・フリーマン/石田圭祐
アーノルド・トート:ロナルド・レーシー/横島亘
サラー:ジョン・リス=デイヴィス/遠藤純一
スタッフ
監督:スティーブン・スピルバーグ
製作総指揮:ジョージ・ルーカス/ハワード・G・カザンジャン
製作:フランク・マーシャル
原案:ジョージ・ルーカス/フィリップ・カウフマン
脚本:ローレンス・カスダン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
撮影:ダグラス・スローカム
編集:マイケル・カーン
美術:ノーマン・レイノルズ