感想:アニメ(新番組)「バジリスク ~桜花忍法帖~」第1話「桜花咲きにけり」

桜花忍法帖 バジリスク新章 (上) (講談社タイガ)

TVアニメ「バジリスク桜花忍法帖~」公式サイト http://basilisk-ouka.jp/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

忍法殺戮合戦、再び。

慶長の世に起きたる三代将軍世継ぎ争いは、
甲賀、伊賀の忍法殺戮合戦へと飛び火、それは凄惨を極めた。
散り行く花弁たちの中にあり、愛に生きようとした男と女もまた、
儚くも美しく散った――が、しかし。
伝え聞くところ、服部半蔵が継子・響八郎の手によって、
つかの間か、永劫か――
二枚の花弁は生を与えられ、忘れ形見をまた2つ、残したという。
甲賀八郎、伊賀響。
それぞれに父、母に良く似た眼を持って生まれた宿命の子供たち。

時は寛永、太平の世。
忍びはもはや無用の長物、行く末は陰り行くのみ。
“血”と“力”によってなんとかその礎を磐石なものにせんと、
甲賀、伊賀の者達は八郎、響にあることを望んだ。

――実の兄妹にして、二人は契りを結ぶ宿命を背負わされていた。

宿命に翻弄され、迷い生きる八郎と、
己の深き真情に従い、愛に生きる響。
二人が織り成す生の先には、未知なる現象“桜花”が生まれ、
其処に乱世の影がにじり寄る…

 

第1話 桜花咲きにけり (2018年1月8日(月)深夜放送)

 

あらすじ

 1626年。高野山甲賀の忍びの大物「甲賀五宝連」たちは、若き棟梁・甲賀八郎の血脈を絶えさせないため、八郎の実の妹・響とちぎらせようと画策していた。

 同じころ、徳川忠長(駿河大納言)は母親が危篤との知らせを聞き、急ぎ駆け付けようとするが、悪天候のため大井川で足止めされる。そこに正体不明の忍びが現れ、忠長の部下たちを惨殺するが、後を追うように甲賀五宝連が現れる。


感想

 評価は、うーん、まあまあ?

 2005年に放送した「バジリスク 甲賀忍法帖」は、原作漫画共々めっちゃ好きだったので、続編にはひっじょーに期待しておりましたが……

 うーん、立ち上がりはややスローモーですなぁ。このペースだと2クールアニメという事か? 大体ヤンマガ連載の漫画版とまるで出だしが違うので面食らってしまったぞ。さらに、オープニング曲も超名曲だった前作の「甲賀忍法帖」と比べるといささかインパクトに欠けたのも、ちとガッカリでしたな……

 しかしまあ、全然ダメとかいう事ではないので、ちょっと様子を見てみるという事で。


 あと、シークレットキャストというか、ナレーション担当が、前作でヒロイン朧を担当した水樹奈々だというのがサプライズで良かったな。
 

バジリスク桜花忍法帖


制作会社
セブン・アークス・ピクチャーズ


スタッフ情報
【原作】山田正紀桜花忍法帖バジリスク新章」(「講談社タイガ講談社刊)
【キャラクター原案】せがわまさき
【監督】西村純二
【シリーズ構成】大西信介
【キャラクターデザイン・総作画監督】牧孝雄
【プロップデザイン】岩畑剛一
【サブキャラクターデザイン】小菅和久
【美術設定】吉原一輔
美術監督】海津律子
色彩設計】中尾総子
【撮影監督】北岡正
【3D】テトラ
【特殊効果】福田直征
【編集】関一彦
【音響監督】横田知加子
【音響制作】グロービジョン
【音楽】坂部剛
【音楽制作】キングレコード


音楽
オープニングテーマ 陰陽座桜花忍法帖」 
エンディングテーマ 水樹奈々「HOT BLOOD」「粋恋」


キャスト
甲賀八郎:畠中祐
伊賀響:水瀬いのり
草薙一馬:桐本拓哉
緋文字火送:山口りゅう
七斗鯨飲:チョー
遊佐天信:藤翔平
諸行枯葉:さかき孝輔
蔦法悦:茶風林
色衰逸馬:村井雄治
水蓮秋月:櫻井トオル
碁石才蔵:德石勝大
甲羅式部:落合福嗣
蜩七弦:市来光弘
根来転寝:三木眞一郎
蓮:早見沙織
涙:上田麗奈
現:佐倉綾音
滑婆:名塚佳織
孔雀啄:豊永利行
輪廻孫六土田大
涅哩底王:佐々木梅治
夜叉至:堀江由衣
成尋:土師孝也

 
桜花忍法帖 バジリスク新章 (下) (講談社タイガ)