【経済】感想:NHK番組「シリーズ 欲望の経済史~日本戦後編~」第4回「ジャパン・アズ・ナンバーワンの夢 80s」

欲望の資本主義

シリーズ 欲望の経済史~ルールが変わる時~ http://www4.nhk.or.jp/P4384/
放送 NHK Eテレ。22:30~23:00。全6回。

【※以下ネタバレ】
 

第4回 ジャパン・アズ・ナンバーワンの夢 80s (2018年3月9日(金)放送)

 

あらすじ

3月9日金曜
NHKEテレ1 午後10時32分~ 午後11時01分
シリーズ 欲望の経済史~日本戦後編~4▽ジャパン・アズ・ナンバーワンの夢80s


バブルの一言でくくられがちな80年代。だがそこにもさまざまな陰影があった。重厚長大から軽薄短小へ日本経済は見事舵をきり世界に冠たる経済大国となる。そんな中日本からの輸出攻勢に業を煮やしたアメリカはある会合をニューヨークのホテルで行う。その背景にあったのは?株価は上昇の一途地価も高騰。上げ潮の空気の中で進行していたシナリオとは?価値びん乱の時代に起きたコムデギャルソン論争とは?80年代の光と影を再考


【ゲスト】早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問…野口悠紀雄,慶應義塾大学 教授…坂井豊貴,【語り】首藤奈知子,【朗読】園部啓一

 経済の専門家の野口悠紀雄・坂井豊貴両氏の対談の形で、戦後経済を分析していく番組。

 1980年代前半、日本車のアメリカへの輸出は絶好調で、アメリカ自動車産業は大ダメージを受けた。それに業を煮やしたアメリカは1985年「プラザ合意」を各国に強いた。これは円高方向に誘導して日本の輸出を抑えるというものだった。

 そのため大蔵省は不況を避けるため金融緩和を実施。その金が土地に向かい、土地は物凄い勢いで値上がり。土地を持っているものは金持ちになっていった。バブル景気のスタート。ゴルフ場建設ブーム、ゴルフ会員権の値上がり、海外の土地への投資、美術品の買いあさり、日経平均株価3万円突破、会員制ディスコの大盛況、など、1980年代後半はもう日本の経済は明るい話題しか無かった。
 
 

感想

 いやぁ、良い時代ですねぇ(笑) その後の反動が酷過ぎて泣けて来るけど(涙)
 
 

他の回の内容・感想は以下のリンクからどうぞ

「シリーズ 欲望の経済史~日本戦後編~」内容・感想まとめ

perry-r.hatenablog.com
 
 
戦後日本経済史 (新潮選書)