スパイ大作戦|BSジャパン http://www.bs-j.co.jp/missionimpossible/
放送 BSジャパン。
※他のシーズンのあらすじ・感想のまとめは、以下のリンクからどうぞ
アメリカでの放送時期
1972年9月~1973年3月。全22話(第150話~第171話)
登場人物
●ジム・フェルプス(ピーター・グレイブス)(声:若山弦蔵/麦人 ※追加収録部分のみ)
IMF2代目リーダー。
●バーニー・コリアー(グレッグ・モリス)(声:田中信夫/丸山壮史 ※追加収録部分のみ)
チームのナンバー2。
●リサ・ケイシー(リンダ・デイ・ジョージ)(声:鈴木弘子)
声帯模写と変装マスク作りが得意。
●ウィリー・アーミテージ(ピーター・ルーパス)(声:小林修/高瀬右光 ※追加収録部分のみ)
元重量挙げ選手。怪力。
●ミミ・デイビス(バーバラ・アンダーソン)(声:此島愛子/小林美奈 ※追加収録部分のみ)
準レギュラー。以下のエピソードに登場。
・第150話(シーズン7 第1話)「ハスラー対決!」
・第152話(シーズン7 第3話)「駆け引き」
・第154話(シーズン7 第5話)「細菌兵器漏出」
・第155話(シーズン7 第6話)「麻薬合成計画」
・第157話(シーズン7 第8話)「戦慄“殺しの横顔”」
・第158話(シーズン7 第9話)「将軍の仮面をはがせ」
・第159話(シーズン7 第10話)「水爆爆破予告」
各話のあらすじ・感想
※サブタイトルが、BSジャパン放送分とオリジナルタイトル(DVD収録分)で異なっている場合は、カッコ内にオリジナルタイトルを記載した。
話数(通算) | 邦題 | 原題 | 舞台・任務 | 評価 |
---|---|---|---|---|
01(150) | ハスラー対決! (対決!ハスラーの決戦) | Break! | アメリカ国内。賭博組織の壊滅 | ○ |
02(151) | 終わりなき戦火 (第三次世界大戦勃発) | Two Thousand | アメリカ国内。盗まれた核物質の奪還 | ○ |
03(152) | 駆け引き (国境を突破せよ!) | The Deal | カマグワ共和国。貸金庫の鍵の奪取 | ○ |
04(153) | 愛しのレオナ (極秘指令地獄からの救出) | Leona | アメリカ国内。捕らわれた潜入捜査官の救出 | ○ |
05(154) | 細菌兵器漏出 (細菌兵器TOD-5) | TOD-5 | アメリカ国内。テロ組織の本拠の発見 | ○ |
06(155) | 麻薬合成計画 (500万ドル麻薬合成計画) | Cocaine | アメリカ国内。密輸されたコカインの発見 | ○ |
07(156) | 脱出請負業 | Underground | アメリカ国内。シンジケートの不法資金の回収 | △ |
08(157) | 戦慄“殺しの横顔” | Movie | アメリカ国内・ロスアンゼルス。シンジケートの不法資金に関する資料の入手 | ○ |
09(158) | 将軍の仮面をはがせ | Hit | アメリカ国内。シンジケートの秘密幹部の正体暴きと、ボスの殺人の証拠の発見 | ○ |
10(159) | 水爆爆破予告 (水爆仕掛人) | Ultimatum | アメリカ国内。仕掛けられた水爆の爆発の阻止 | ○ |
11(160) | 指令無き作戦計画 | Kidnap | アメリカ国内。犯罪の証拠の手紙の盗み出し・フェルプス救出 | ○ |
12(161) | 無意識での殺人 (架空殺人事件) | Crack-Up | アメリカ国内。殺し屋の背後関係の解明 | △ |
13(162) | 包帯の下の顔 (カラクリを叩きつぶせ) | The Puppet | アメリカ国内。シンジケートの新事業の解明 | ○ |
14(163) | ブードゥー教の怪 | Incarnate | カリブ海ジャマダ島。逃亡した犯罪者のアメリカへの連れ戻し | ○ |
15(164) | 美しき妻の犯罪とその報酬 (空中大爆発) | Boomerang | アメリカ国内。暗黒街ファミリーの台帳の入手 | ○ |
16(165) | 私を愛した暗殺者 (暗殺目標変更!) | The Question | アメリカ国内。暗殺者の亡命の真意の確認 | △ |
17(166) | 不老長寿の泉 (怪奇!不老長寿の水) | The Fountain | メキシコ。シンジケートの極秘コンピューターテープの入手 | ○ |
18(167) | ボクシング界の闇 (殺人請負業) | The Fighter | アメリカ国内。ボクシング界からのシンジケートの影響の一掃 | ○ |
19(168) | 市街地大爆走 (市街大追跡) | Speed | アメリカ国内。盗まれた薬品の回収 | △ |
20(169) | ナイトフォール計画 (暗殺計画ナイトフォール) | The Pendulum | アメリカ国内。テロ組織の謎の計画の阻止 | ○ |
21(170) | 予兆 (恐怖!人工大地震) | The Western | アメリカ国内。盗まれた美術品の回収 | ○ |
22(171) | 王冠すりかえ (王冠すりかえ大逆転) | Imitation | アメリカ国内。盗まれた宝石類の奪還 | ○ |
感想
シーズン7は、レギュラーはシーズン6と変更は無かったものの、ケイシー役リンダ・デイ・ジョージの産休のため、バーバラ・アンダーソン演じるミミ・デイビスが淳レギュラーとして7エピソードに参加しています。ミミはケイシーの様な変装の技術などは無いものの、女性エージェントとして十分な働きをしてくれて、代打的役回りにも拘わらず、かなりの存在感を示してくれました。
ただ、さすがに7シーズン目となるとスタッフも疲れてきたのか、シナリオが「破綻などはしておらず、それなりにまとまってはいるものの、さほど面白みも無い」というエピソードばかりとなってしまったため、このシーズン限りで打ち切られたのも致し方ない、という感じでした。
とはいえ、それでも面白いエピソードもいくつかは有り、第2話(通算151話)「終わりなき戦火」は、ターゲットに第三次世界大戦の勃発を信じ込ませるというエピソードで、文句無しにこのシーズンの最高傑作でした。その他にも、フェルプスがハスラーを演じる第1話(通算150話)「ハスラー対決!」、コカインの人工合成方法を開発したという大嘘を信じ込ませる第6話(通算155話)「麻薬合成計画」、夫を殺した妻に対し夫の生存を信じ込ませるという第15話(通算164話)「美しき妻の犯罪とその報酬」、等も、それなりの満足感でした。