【映画】感想:映画「22年目の告白 ―私が殺人犯です―」(2017年:日本)

22年目の告白-私が殺人犯です- ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]

金曜ロードシネマクラブ|日本テレビ http://www.ntv.co.jp/kinro/index.html
放送 日本テレビ系 2018年6月8日(金)

【※以下ネタバレ】
 

時効が成立した男のあってはならない殺人の告白
驚愕の展開が待ち受ける新感覚サスペンス・アクション!!


藤原竜也伊藤英明。現在の日本映画界を背負って立つ実力派俳優が真正面から激突する、サスペンス・アクションが地上波初放送!物語の起点となるのは、1995年に起きた連続絞殺事件。未解決のまま時効を迎えた数年後、真犯人を名乗る男が現れた!大切な家族を殺された遺族たちが復讐に燃える一方で、犯人は端正なルックスと誠実で冷静な語り口で、カリスマ的人気を集めるようになる…。“犯人”を演じる藤原と、事件を追う刑事を演じた伊藤をはじめ、仲村トオルら豪華キャストが集結。時効に守られた殺人犯を“裁く”ことはできないのか? そして22年の時を経て犯人が名乗り出た理由とは…?全く先の読めない展開と、誰もが驚く衝撃のラストは必見!

 

あらすじ

 2017年。22年前の1995年に発生した連続絞殺殺人の犯人が記者会見を開き、事件についての告白本を出版すると発表した。事件はすでに2010年に時効になっていた。

 1995年に東京で明らかに同一犯による連続絞殺殺人が発生した。若手刑事の牧村は4件目の殺人の後、犯人に迫り右肩に銃弾を撃ちこむものの取り逃がしてしまう。犯人は復讐のため、牧村の妹を拉致し、また牧村殺害を狙うものの、牧村の上司が代わりに犠牲になった。その後殺人は止み、警察の捜査もむなしく2010年に時効が成立してしまった。

 犯人・曾根崎雅人の告白本はベストセラーとなるが、被害者の遺族たちの憤りは激しかった。そんな気持ちを逆なでするように、曾根崎はテレビへの生出演を要求する。多くの局がしり込みするものの、人気報道番組のキャスター仙堂は、かつてこの事件の取材に関わったことから、あえて曾根崎を生出演させる。

 ところがネットで、曽根崎は偽者で自分こそが犯人である、という人物が、牧村の妹が写った動画を投稿する。その「犯人」は番組への生出演の条件として、曽根崎と牧村が一緒に出演することを要求する。そして番組に現れた「犯人」は、牧村の妹を殺害する動画を見せ、自分こそが本物だと主張するが、その瞬間曽根崎が犯人に襲い掛かる。

 実は、告白本を書いたのは牧村で、曽根崎は牧村の妹の婚約者だった。二人は真犯人をあぶり出して私的に復讐するため、今回の騒ぎを企んだのだった。ところがその「犯人」は、自分は誰かに金で指示されただけと主張し、右肩に撃たれた傷跡も無かったことから、牧村たちの大芝居は無駄に終わってしまう。

 しかし曽根崎は仙堂がふと漏らした言葉から、仙堂こそ真犯人だと気が付き、別荘に乗りこんで刃物で襲い掛かる。そこに追いついた牧村が曽根崎を止めて仙堂を捕まえる。実は仙堂が最後に殺した牧村の妹の事件は時効が成立していなかったのだった。

 仙堂は戦場ジャーナリスト時代に知人を殺されて精神を病んでいた事を告白するが、最後に誰かが雇ったヒットマンに刺されるシーンで〆。

感想

 評価は(なんとか)○。

 特に面白くも無いけど、悪くも無かった、というレベル。

 まあキャスティングを見れば、藤原竜也演じる曾根崎が悪党の訳が無いので(当たり前だ)、どうせ「犯人のふりをして注目を浴びて、真犯人をあぶり出すつもりなのだろう」と思ったら、ホントにそのまんまで笑ってしまいました。

 さらに「映画でまともに目立っているのは、曽根崎(藤原竜也)、牧村(伊藤英明)、仙堂(仲村トオル)の三人だけしかいない。そして曽根崎と牧村が犯人ではないのだから、残りは仙堂しかいないだろ」と思ったら、ホントにそのままで(以下略)

 まあ別に退屈はしなかったけど、別に良い映画ても無かったよな。あと藤原竜也の年齢で、22年前に人を殺して回った殺人犯、という時点でみんなおかしいと思わないのか。22年前って子供じゃん。
 
 

2018.6.8 よる9時~10時54分放送
22年目の告白 ―私が殺人犯です―



ココがみどころ!!
藤原竜也伊藤英明のダブル主演
大ヒットを記録した話題作が早くも地上波初放送!



ストーリー

大切な家族を殺した犯人が、目の前に現れたら…!?
それは日本中を巻き込んだ新たな事件(ゲーム)の始まりだった・・・

2017年。ある男が1冊の「告白本」を出版し、記者会見を開いた。その男の名は、曾根崎雅人(藤原竜也)。既に時効を迎えた5件の連続絞殺事件の犯人を名乗る曾根崎が、事件のすべてを告白したのだ。事件当時、捜査を担当していた牧村(伊藤英明)は犯人をギリギリのところまで追いつめるが失敗。逆に犯人に狙われるが、自分の身代わりに先輩刑事の滝(平田満)を目の前で殺されていた。

告白本は飛ぶように売れ、事件の遺族の医師・山縣(岩松了)への謝罪を中継させるなどのパフォーマンスで、一躍時の人になった曾根崎。しかし目の前で家族を奪われた美晴(夏帆)をはじめとする遺族たちは、それぞれに曾根崎への“私刑”を計画し始める。牧村は曾根崎に恨みを抱きながらも、刑事として彼を守らなければいけない立場に。曾根崎ブームが過熱する中、元戦場ジャーナリストで人気報道番組のキャスター仙堂(仲村トオル)は曾根崎を生放送のゲストに迎える。事件発生当時から取材し続けていた仙堂は生放送中、思いがけない「ネタ」を曾根崎に突きつける・・・。



キャスト/スタッフ
出演
<曾根崎雅人> 藤原竜也
<牧村航> 伊藤英明
<岸美晴> 夏帆
<小野寺拓巳> 野村周平
<牧村里香> 石橋杏奈
<春日部信司> 竜星涼
<戸田丈> 早乙女太一
<滝幸宏> 平田満
<山縣明寛> 岩松了
<橘大祐> 岩城滉一
<仙堂俊雄> 仲村トオル


スタッフ
<監督・脚本> 入江悠
<脚本> 平田研也
<製作> 北島直明 小出真佐樹 
<音楽> 横山克

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22年目の告白-私が殺人犯です- (講談社文庫)