感想:アニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」第18話「並進対称のアルタイル」

TVアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』オリジナルサウンドトラック

TVアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」公式サイト http://steinsgate0-anime.com/
放送 BS11。全23話。

【※以下ネタバレ】
 

第18話 並進対称のアルタイル

 

あらすじ

 襲撃者グループの中にはかがりがいたが、まゆりが銃弾を受けて倒れたのを見て半狂乱になり、仲間の兵士たちを次々と惨殺していく。しかし多勢に無勢で、かがりは撃ち殺されてしまった。やがて倫太郎たちの前にレスキネン教授が現れ、自分がこの襲撃の黒幕だと明かす。

 全ては「未来の」レスキネンが仕組んだ計画だった。未来のレスキネンはタイムマシンを手に入れるため、まず孤児たちを洗脳して工作員に仕立て上げ、そんな中の一人がかがりだった。そして孤児たちはタイムマシンで過去に行くことが有れば、すぐさま過去の若いころのレスキネンに連絡するようにプログラムされていた。

 かがりはタイムマシンで1998年に到着すると、その時代のレスキネンに連絡をつけ、未来のレスキネンからの情報を伝えた。この時代のレスキネンは、未来に起きる全てを知り、秋葉原でタイムマシンが入手できるようになる2010年まで準備をして待ち続けていたのだった。

 史実ではタイムマシンは、マシンを奪おうとする武装勢力の対立により破壊されることになっていたが、レスキネンは破壊された振りをしてタイムマシンを過去に移動させるという。レスキネンはタイムマシンに乗りこもうとするが、瀕死のかがりによって邪魔され、かがりはレスキネンに射殺されるものの、その隙を見て鈴羽は兵士たちを殺しレスキネンを取り押さえた。

 直後、レスキネンの予言通り、タイムマシンを奪わんとする勢力の攻撃が始まった。鈴羽とまゆりはタイムマシンに乗りこみ過去に向かおうとするが、ミサイルによってマシンは破壊され、二人は死んだ。倫太郎は電話レンジ(仮)を使って過去改変をしようとするが、装置は未完成であり、どうすることもできなかった。

感想

 うーん、これが真相ですか……

 いや、まあ、アイデアは悪くないと思うのですよ。未来の悪党が過去の自分と連携して陰謀を進めるとかそういう構成は。

 しかし物語的にはどーも。今まで大して出番の無かったレスキネンから「ワッハッハ、私がラスボスだ」とか言われても大してインパクト無いし、さらに「未来の私が全てを仕組んださらなるラスボスだったのだ、ワッハッハ~」とか言われても、画面に出てきてもいないキャラが最悪の敵とか困るだけでして、「はぁ……(困惑)」でしか無いんですけど。
 
 
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