9月7日(金)に発売されたスパイダーマン物のアクションゲーム「Marvel's Spider-Man」が好評のようですね。例えばこんな感じ。
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「売り切れも納得だ!移動が楽しすぎる」 Marvel's Spider-Man。アキバも完売多数 : アキバBlog
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51571838.html
●こんなゲームです
Marvel's SPIDER-MAN オフィシャルサイト | プレイステーション
https://www.jp.playstation.com/games/marvels-spider-man/
ピーターは、愛する人々を守るために凶悪な敵に立ち向かうことを決意する。しかし、敵はミスター・ネガティブだけではない。スパイダーマンに恨みを持つショッカー、エレクトロ、ライノ、バルチャー、スコーピオンら数々のヴィランがピーターの前に立ち塞がる。
果たしてピーターは強敵たちを退け、ニューヨークの街を守ることができるのか───。
本作のストーリーは、映画ともコミックスとも違う完全オリジナル。メリー・ジェーン(MJ)、メイおばさん、ノーマン・オズボーンといった、ファンにはお馴染みのキャラクターも登場しますが、なかには既存の作品とは一味違った役割のキャラクターも。 過去の作品との繋がりはないので、初めてスパイダーマンの世界に触れる人にも入り込みやすく、熱心なファンにとってはお馴染みのキャラクターが新たな設定で登場する、意外性に満ちた別ユニバースとして楽しむことができます。
スパイダーマンは映画を作りまくっていてリブートとかの嵐なので、「映画とは関係無いオリジナルのストーリーです」というのはホっとする一言ですね。「ライミ監督版の世界を完全再現した」とか言われたら、「知らんわ!」としか言いようが無いし。
●プレイの様子
実際のプレイの様子はこちら。
スパイダーマンになりきって映画ばりの迫力で超絶リアルなニューヨークを飛び回るPS4「Marvel’s SPIDER-MAN」レビュー - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180906-marvels-spider-man-review/
PlayStation 4で2018年9月7日(金)に発売されるアクション大作「Marvel's SPIDER-MAN」は、アメリカのアメコミレーベルであるマーベル・コミックの人気ヒーロー「スパイダーマン」になりきって、ニューヨークを飛び回ることができるのが特徴です。
記事を読んでみると、スパイダーマンにもオープンワールドであれこれする系ゲームにも全然興味はないのに、思わず食指が伸びそうな内容です。
●34年前にも有った「スパイダーマン」ゲーム
と、PS4ゲームの記事を読んでいるうち、34年前にも存在したスパイダーマンのゲームを思い出しました。1984年にツクダホビーから発売されたゲーム、その名もずばり「スパイダーマン」で、テーマも全く同じに、ニューヨーク・マンハッタンを舞台に、スパイダーマンと悪党たちが戦いを繰り広げる、という内容なのです。もっともボードゲームですが。しかも「ウォーゲーム」ですが。
こんな作品でした。
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ツクダホビー スパイダーマン - パワーオンっ!
http://blog.goo.ne.jp/tokomon2010/e/ae24c94a98e0ba3863ff1da60a7ffefc
シュミレーションゲームなので、ボードは思いっきりヘックス。
マンハッタンにある銀行、宝石店等の8つの中から悪漢があらかじめ決めた宝を持ち去れば悪漢の勝ち。
悪漢を捉えられればスパイダーマンの勝ちと単純ですが。
スパイダーマン(ツクダホビー): 積みゲー バカ一代
http://halbarad.seesaa.net/article/411150582.html
この当時らしく、2人用のシミュレーションゲームスタイル。
マンハッタンを舞台に、スパイダーマンとヴィラン側に分かれて対戦します。
プレイの様子はこちら。
アメコミのヒーローと悪漢が、縦横無尽にマンハッタンを駆け巡る!~アメージング・スパイダーマン(ツクダ) ( ブログバトン ) - 歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei - Yahoo!ブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/15907719.html
blogs.yahoo.co.jp
一応ボードゲームで、マンハッタンのビル街を現したゲームマップで、スパイダーマンと悪党たち(ドクターオクトパスとかグリーンゴブリンとかその他諸々)を動かしてバトルしあう、というゲーム。しかし評価はイマイチ。
ボードゲームと言ってもユーロゲームを連想してはいけません。まだテーブルゲームのデザイン技術が発展していなかった時代(そう、テーブルゲームのデザインも「技術」で「進化」するのです)の作品ですので、まるで面白そうに見えない……
実際評価もこうなっております。
https://blogs.yahoo.co.jp/mitsu005jp/15907719.html
実際は、かなり広めの(フルマップの)マンハッタン地区を、スパイダーマンと悪漢、5台のパトカーが走り回るという、まったくインスタ映えしない、地味な絵面でして。正直、マップ上でユニットを動かす意味が、ほとんど感じられず(だんだんと億劫になる)、いっそ、TRPGにした方がなんぼか、わかりやすいです。
ということで、PS4「Marvel’s SPIDER-MAN」は34年ぶりのリベンジ(?)というか、ようやく、ようやくあの頃思い描いていたスーパーヒーロー大活躍ゲームが現実化した、という想いで、大変感慨深いであります。もっとも、こんなこと思っている人間、他に居そうに無いですが。