NHK ロボコン http://www.nhk.or.jp/robocon/
“ロボコン”公式ホームページ http://www.official-robocon.com/
放送 NHK 総合。
【※以下ネタバレ】
番組概要
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2018-09-17&ch=21&eid=24940&f=492
2018年9月17日(月) 午前10:05~午前11:00(55分)
8月にベトナムで開かれたABUアジア・太平洋ロボットコンテスト。今年で17回目となる大会に日本代表として東京大学が出場。日本勢として5年ぶりの優勝なるか!?
8月にベトナムで開かれたABUアジア・太平洋ロボットコンテスト。今年で17回目となる大会に日本代表として東京大学が出場。今回、優勝候補の筆頭が東京大学。日本勢として5年ぶりの優勝をかけて臨んだ。ところが、予選でトラブル続出。大苦戦を強いられる。ライバルはベトナムや中国の代表チーム。ところが彼らも非常に高い気温も影響し、自慢のハイテクロボットがうまく作動しない。混戦の決勝トーナメントで勝ち残るのは?
大会開催日程/会場
2018年8月26日(日) ベトナム・ニンビンスポーツセンター
競技課題
今回の競技はベトナム北部に伝わる伝統行事「ネムコン(シャトルコック・スローイング)」からコンセプトを得ています。 「ネムコン」とは五穀豊穣を願い、高さ15メートルにあるリングをめがけて、シャトルコックを投げる行事です。シャトルコックは、米のもみ殻や綿をつめたもので、虹を表すカラフルな布で装飾を施してあります。特徴はシャトルコックについたひもの端を持って、何度も振って投げ飛ばすことです。 この「ネムコン」にロボットが挑戦します。
競技はキャリーイングロボットとスローイングロボットの2台のロボットで行います。
各チームは2種類のシャトルコックという紐のついたボールを自作します。
キャリーイングロボットがシャトルコックを運んでスローイングロボットに受け渡し、スローイングロボットがリングに向かって投げ飛ばします。
シャトルコックを高さの異なる2種類のリングに通過させることで得点していきます。
最後にシャトルコックを高い方のリングに通過させ、カップに着地させることができたら「ロンバイ」達成で勝利です。
試合は赤と青に分かれての対戦形式、時間は最長3分間です。
ボール投げ対決。競技時間3分。
競技フィールドに二本の棒(高いのと低いのと二種類)が立っており、それぞれ上部に輪が付いている。ロボットは二台。まず、一台目「キャリーイングロボット」が、所定の場所に置いてある玉「シャトルコック」を拾う。そしてシャトルコックを二台目「スローイングロボット」に渡し、スローイングロボットが輪に向けて投げる。
投げ方は
1.低い輪に投げる
2.移動して別の位置からまた低い輪に投げる
3.移動して高い輪にに投げ、さらに輪の向こうに置いてある着地点「カップ」に落とす
の3つの課題を順番にこなす。全てクリアすると「ロンバイ」となる。
結果
ヒストリー | ABUロボコン
http://www.official-robocon.com/abu/history/
準決勝第一試合 ○ベトナム2 VS 日本×
準決勝第二試合 ○中国 VS カンボジア×
決勝 ○ベトナム2 VS 中国×
感想
ロボコン世界大会と来れば毎回出るのがマシントラブル。優勝候補のチームであればあるほど、やれ会場の床の仕様が国内と違って上手く進めないとか、ここぞというところでマシンが突然暴走してコントロール不能になる、とか、の異常が発生して大会を盛り上げ(?)ます。
今回それに直撃されたのが、日本と、やはり優勝候補の中国チーム。日本チームは予選リーグ二戦のうち、初戦はトラブルで全く動けず、二戦目も試合時間3分のうち2分25秒は動けず、残り35秒でようやく起動してなんとか勝利する有様。中国もリーグ初戦でマシンの挙動がおかしくなって、危うく負けそうになる珍事。
どちらも予選リーグは何とか突破したものの、日本は準決勝でまたトラブルが発生し、まともに球を投げられない間に相手に先にクリアされて無念の敗退。
まあ、こういう「予選大会の数値が出れば優勝できていたはずなのに……、なのに」という負け方もロボコンにありがちな光景でありました。