感想:アニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」第20話「盟誓のリナシメント」

TVアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』オリジナルサウンドトラック

TVアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」公式サイト http://steinsgate0-anime.com/
放送 BS11。全23話。

【※以下ネタバレ】
 

第20話 盟誓のリナシメント

 

あらすじ

 倫太郎がふと目覚めると、何故か見知らぬ部屋のベッドに横たわっており、しかもすっかり年老いてしまっていた。状況が解らず混乱する倫太郎の前にダルが現れ、今が西暦2036年だと告げる。

 2011年7月のあの日、電話レンジ(仮)(=タイムリープマシン)は何故か機能せず、倫太郎は過去に戻ることも、まゆりや鈴羽を救うこともできなかった。その後世界はタイムマシンの理論を巡って戦争に突入した。倫太郎たちは自分たちの手でタイムマシンの開発を試みるが、2025年に倫太郎は敵対組織に拉致されて拷問を受け、仲間に救い出された時には既に廃人状態だった。

 その後、倫太郎は11年間事実上死んだも同然の状態だったが、ダルはタイムリープマシンの中に残っていた2011年時点の倫太郎の記憶データをサルベージし、今の倫太郎の脳に上書きすることで目覚めさせることに成功したのだった。

 倫太郎の覚醒を知り、フェイリスとるかは大喜びするが、それもつかの間、二人は敵の罠にはまり、るかは倫太郎の目の前で死んでしまった。倫太郎は過去の自分が未来に世界大戦が起きることを知識としては知っていても、理解はしていなかったと悔やむ。そして改めて理想の世界線シュタインズ・ゲート」を目指す決意を固める。

感想

 なんじゃこりゃあぁ?(笑) 前回(19話)のラストで「2011年7月6日に到着した」的な表示が無かったっけ? あれはひっかけだったんかい?

 さすがにタイムリープマシンで過去に何度も戻って歴史を変えるのは前作と同じたと思ったのか、エラい展開にしてきやがりましたよ(笑) しかし衝撃というよりホント「なんじゃこりゃ」でしかないけど。もう一度言うけど、なんじゃこりゃ。


 それにしても今回のような展開を見ると、「アウターリミッツ」の「38世紀から来た兵士」を連想しちゃいますよね。

第33話『38世紀から来た兵士』 - 天のろくろ
http://d.hatena.ne.jp/Joetip/20051123/p1

d.hatena.ne.jp

荒廃した大地が果てしなく続く殺伐とした世界、太陽の光も射すことはない。殺人光線の光が間断なく飛び交うだけ。世界は2大国家に真っ二つに分かれて果てしない戦争に明け暮れていた。認めたくはないが、これが38世紀の地球の姿だ!

 
 ね?(ト書き:同意を求める目つき)

 この惨状で、残り三回でどうやってオチをつけるんですかね。


おまけ

 今回の話を見ていると、アウターリミッツよりスパイ大作戦じゃないかという気もしてきた。何故かというと、今回の展開にそっくりな話があるんですよ……

感想:海外ドラマ「スパイ大作戦」第151話(シーズン7 第2話)「終わりなき戦火」
http://perry-r.hatenablog.com/entry/2018/05/09/122537

perry-r.hatenablog.com
 
 あらすじを簡単に書くと
1)1972年に、騙す相手に核戦争が起こったと信じ込ませてから薬で眠らせる
2)目覚めた相手に「今は西暦2000年で1972年以降ずっと世界大戦が続いている」と大嘘を言う
以下略

 ……、そっくりやんけ。ダルとか鈴羽とかが全員グルで、みんなで倫太郎を騙そうとしているんじゃねーのこれ?
 
 
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