感想:アニメ「ぐらんぶる」第12話(最終回)「オトーリ」

紺碧のアル・フィーネ

TVアニメ「ぐらんぶる」公式サイト http://grandblue-anime.com/
放送 BS-TBS

【※以下ネタバレ】
 

第12話(最終回) オトーリ

 

あらすじ

 伊織たちは宮古島にやってくるが、ダイビングライセンスを取れなかった伊織だけはサークルの仲間たちと別に体験コースでしか潜れない。船の上で元気の無い伊織を見て、千紗は気を使って慰めの言葉をかけるが、伊織は落ち込んでいるのではなく単に船酔いしただけだった。

 夜。サークルは宮古島名物の飲酒スタイル「オトーリ」に参加する筈が、予約していた店が(前日にも来たサークルメンバーの飲みっぷりの酷さに)店を臨時休業してしまう。しかしそれで諦める時田たちではなく、自分たち流のオトーリをやるといっていつもの様な乱痴気騒ぎを展開する。

 そんな中、愛菜は誤って強い酒を一気飲みしてしまう。そのあと愛菜は伊織に自分の気持ちを打ち明ける……、のかと思いきや、伊織のパンツをむしり取ろうとする。

 そんなこんなで楽しい合宿も終わり、一行は帰路につきました。終わり。


脚本:高松信司
絵コンテ:植田羊一
演出:宇都宮正記
総作画監督:草間英興、植田羊一
作画監督:牛島勇二、小野田貴之


感想

 原作は連載中のはずだから、結末はこんなもんでしょう。

総括

 評価は○(まずまず面白かった)。

 『バカとテストと召喚獣』の作者が漫画原作で、高松信司氏が監督とシナリオという事で、まあ悪い事にはならないだろうと思っていたら、予想の通りほどほどに面白い内容でした。声優も名前の売れているメンバーが固めてあって安心の芝居でしたし、突き抜けた物はないモノの、安心して視聴できた一作でした。


おまけ

 テレビの放送コード(?)のせいか、毎回冒頭で「飲酒シーンがありますけど、このアニメに出てくるキャラは全員20歳以上の成人ですから」と苦しい言い訳をしているのには毎回苦笑してました。まあ漫画では未成年がいくら飲酒しても問題は無い(多分)けど、アニメでそれをやったらアウトらしい。

 しかしそのおかけで新一年生は全員浪人でもしていたことになってしまい、苦しいことになってました。えっちぃゲームで「このゲームに出てくるキャラはいくら幼く見えても全員18歳以上だから」と言い訳するのと似たり。
 
 
 

ぐらんぶる


飛び込め、新世界へ―

北原伊織は大学進学を機に、伊豆にある叔父のダイビングショップ「グランブルー」へ居候することになった。聞こえてくる潮騒、照り付ける太陽、一緒に暮らすことになるかわいい従姉妹…
青春のキャンパスライフ!

そんな伊織を待ち受けていたのは――野球拳以外のジャンケンを知らない屈強な男どもだった!!

入学早々大学のダイビングサークル「Peek a Boo(ピーカブー)」に目をつけられてしまった伊織は、会長の時田信治と、三年生の寿竜次郎に唆され、いつの間にかサークルの一員としてバカ騒ぎに加わることとなる。

大学で知り合った、イケメンだが残念なオタク・今村耕平も加わり、彼らの青春はどんどんおかしな方向へと転がっていく。

居候先にはかわいい従姉妹である古手川姉妹がいるのに、
妹の千紗には汚物扱いされるし、姉の奈々華は重度のシスコンで相手にされず。

愛すべき全裸野郎どもに囲まれた伊織の大学生活、一体どうなってしまうのか……。



制作会社
ゼロジー


スタッフ情報
【原作】井上堅二吉岡公威(「good!アフタヌーン講談社刊)
【監督】高松信司
【脚本・音響監督】高松信司
【キャラクターデザイン】草間英興


音楽
【OP】湘南乃風「Grand Blue」
【ED】伊豆乃風(伊織:CV.内田雄馬/耕平:CV.木村良平/時田:CV.安元洋貴/寿:CV.小西克幸)「紺碧のアル・フィーネ」


キャスト
北原伊織:内田雄馬
今村耕平:木村良平
時田信治:安元洋貴
寿竜次郎:小西克幸
古手川千紗:安済知佳
古手川奈々華:内田真礼
浜岡梓:行成とあ
吉原愛菜阿澄佳奈

 
ぐらんぶる(1) (アフタヌーンKC)