感想:アニメ(新番組)「宇宙戦艦ティラミスII(ツヴァイ)」第1話「COCKPIT ADDICTION/IT FALLS INTO THE CHRYSLER」

TVアニメ「宇宙戦艦ティラミス」主題歌 Breakthrough/DURANDAL

TVアニメ『宇宙戦艦ティラミス』公式サイト http://tiramisu-anime.com/
放送 BS11。10分ショートアニメ。

【※以下ネタバレ】
 

人類が生活領域と欲望を宇宙まで拡大した時代、自由を求めた人々が宇宙へ流れ住むようになり、彼らの叡智は文明を育み、いつしか地球を脅かす存在へと変貌していった。宇宙暦 0157 年、戦場で再会した生き別れの兄弟は、重力という名の運命に導かれ母なる大地・地球へと降り立った。大気圏突入時の衝撃を受け、犠牲となったスバルの愛機・デュランダル。残骸と成り果てたその姿に宇宙戦艦【ティラミス】のエースパイロットであるスバルの悲しみの声が響き渡った。――咽び泣くスバルだったが、突如彼の体に異変が...!!コックピットにひきこもってばかりいた彼にコックピット禁断症状が現れたのだった...。

 

第1話 COCKPIT ADDICTION/IT FALLS INTO THE CHRYSLER (2018年10月1日(月)深夜放送)

あらすじ

COCKPIT ADDICTION

 スバルは兄のイスズと共に地球(日本の伊勢湾)に墜落したが、愛機デュランダルは大破してしまった。常日頃デュランダルコクピットに引きこもっていたスバルは、デュランダルが壊れたことでコクピット禁断症状を起こし、発作的に街(名古屋)に向かう。

 そして電気屋マッサージチェアを占拠したり、ラーメン屋(おひとり様ごとにカウンターを仕切っているタイプ)に入って、失われたコクピットの埋め合わせをし始める。見かねたイスズは、スバルに自機ケリュケイオンコクピットを貸してやると慰めるが、ラーメン屋を出てみると、ケリュケイオンは駐車違反で警察に移動させられていた。


IT FALLS INTO THE CHRYSLER

 スバルとイスズが伊勢湾でやることも無く手持無沙汰でいると、そこに地球連邦の潜水艦がスバルを救出にやってきた。スバルはとっさにイスズを民間人の兄と偶然出会ったとごまかし、二人は海底に有る地球連邦軍の本部に連れていかれる。

 本部の入り口近くにはお土産売り場が設置されており、二人はとりあえずティラミス関係の商品を買い集めるが、スバルは自分の名前を冠した商品が一つも無いと憤る。かろうじてスバルに関係するのはデュランダルのプラモデルに入っているスバルフィギュアだったが、それは全く本人に似ていないのでスバルは激怒する。ここぞとばかりイスズは、スバルを地球連邦軍から引き離そうと説得を開始するが、そこに二人の父ソウイチロウが現れる。


脚本/佐藤裕
絵コンテ/セトウケンジ
演出/所俊克
作画監督/皆川愛香利

感想

 評価は○。

 今年4~6月に放送していたアニメの第二期。

 設定そのものはガンダム的なシリアスっぽい宇宙戦争モノなのに、何故か展開が毎回一々ヘンになっていくギャグアニメ。原作も好きですが、アニメも良い感じに面白い。まあ当たり前ですが第一期と同じ雰囲気で、今期も楽しく視聴できそうです。
 
 

宇宙戦艦ティラミス



制作会社
GONZO


スタッフ情報
【原作】宮川サトシ、伊藤亰(「くらげバンチ」新潮社刊)
【監督】博史池畠
【シリーズ構成】佐藤裕
【キャラクターデザイン】横山愛
【メカデザイン】杉村友和
美術監督】畠山佑貴、若松栄司
色彩設計歌川律子
【モニターグラフィックス】南條楊輔
【3DCG ディレクター】白井賢一
【撮影監督】林コージロー
【編集】廣瀬清志
【音楽】石毛駿平
【音楽制作】日本コロムビア
【音響監督】郷文裕貴
【音響制作】スタジオマウス



キャスト
スバル・イチノセ:石川界人
イスズ・イチノセ:櫻井孝宏
ヴォルガー・ハマー:諏訪部順一
スバルB:江口拓也
ヴェンチュリー・ルロワ:土師孝也
リージュ・ルロワ:遠藤綾
シゲルコ・ホンダ:新井里美
陰毛:中田譲治
パッカー:桃井はるこ
マイバッハ・ヴィルヘルム:杉田智和
ソウイチロウ・イチノセ:小山力也
ナレーション:大塚明夫

 
宇宙戦艦ティラミス 3 (BUNCH COMICS)