感想:人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2」第9話「強者の道」

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2 オリジナルサウンドトラック

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2 http://www.thunderboltfantasy.com/season2/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

第9話 強者の道 (2018年11月26日(月)深夜放送)

 

あらすじ

 嘯狂狷(ショウキョウケン)(新垣樽助)は、凜雪鴉(リンセツア)(鳥海浩輔)の盗賊としての腕前を確認するため、凜雪鴉が盗んだ物を隠している倉庫に案内させる。そしてそこで素晴らしい名刀が無数に貯蔵されているのを見て、凜雪鴉の腕前を評価する。

 実は嘯狂狷が東離にやってきたのは、殤不患(ショウフカン)(諏訪部順一)の捕縛というのは建前で、本当の目的は密輸の経路の開拓だった。嘯狂狷は盗賊を捕えては、その盗賊たちが盗んで蓄えていた名刀の類をくすねて己の物にしていた。しかし名の有る名刀ではうかつに西幽でさばいて換金することもできないが、全く異国の地の東離ならば話は別、とわざわざ東離へとやって来たのだった。

 嘯狂狷は既に西幽に使いを出し、財宝を東離へと運ばせ始めていた。嘯狂狷は凜雪鴉に対し、同様に凜雪鴉が東離でさばけない品も西幽ならば自由に売れると言い、互いに協力関係を結ぼうと申し出る。

 一方、蠍瓔珞(カツエイラク)(高垣彩陽)は、浪巫謠(ロウフヨウ)(西川貴教)との戦いに敗れ、命からがら拠点としている廃屋にたどり着く。しかし魔剣・七殺天凌(ナナサツテンリョウ)(悠木碧)は、自分を手にしながら敗れた蠍瓔珞を叱責し、償いとして自分に命を差し出せと要求する。蠍瓔珞は最初はその命令に従うが、精神力を振り絞って七殺天凌を放り出し、廃屋を離れる。

 そしてやってきた殤不患に、一騎打ちで勝った方が七殺天凌を手に入れるという勝負を持ち掛け、自分の誇りをかけて殤不患と戦う。蠍瓔珞は殤不患に敗れるものの、殤不患から負けが全ての終わりでは無いと諭され、新しい生き方を求める決心をする。

 殤不患は廃屋に行くものの、七殺天凌は何処にもなかった。一方、蠍瓔珞は諦空(テイクウ)(石田彰)と出会い声をかけるが、諦空はついに探していた答えが見つかったと言い、手にした七殺天凌で蠍瓔珞を斬り殺す。そして七殺天凌に忠誠を誓い、かつての名前・婁震戒(ロウシンカイ)を名乗るようになる。浪巫謠は蠍瓔珞の死体を発見し、また側に諦空の使っていた数珠の残骸を見つける。(続く)

感想

 あらまあ、蠍瓔珞がようやく新しい人生の第一歩を踏み出したと思ったら、いきなりそこで終劇とは。この展開、いかにも虚淵風だわ(笑) 酷い話を書かせるとホント右に出るものがいませんな。
 
 
 

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