感想:アニメ「ゾンビランドサガ」第11話「世界にひとつだけの SAGA」

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TVアニメ「ゾンビランドサガ」公式サイト https://zombielandsaga.com/
放送 BS11。全12話。

【※以下ネタバレ】
 

第11話 世界にひとつだけの SAGA (2018年12月13日(木)深夜放送)

 

あらすじ

 朝トラックにひき逃げされたさくらは、夜になってようやく目覚めるが、フランシュシュのメンバーの姿を見て怯えだす。メンバーは異変に気が付き、さくらが生前の記憶を取り戻した代わりに、ゾンビになってからの記憶を一切無くしてしまったことを知る。

 フランシュシュのメンバーは、さくらにライブが近い事を説明し、練習に加わるように言うが、さくらは拒絶する。記憶を取り戻したさくらは、ひたすら後ろ向きのネガティブな性格になってしまっており、自分にはアイドルなど無理だと言って屋敷の一角に立てこもってしまう。さらに、その後のメンバーの説得にも全く耳を貸さない上、こっそり屋敷から逃走してしまった。

 事情を知った巽はさくらを追いかけて見つけ出し、鏡山展望台に連れて行くと、夜景を見下ろしながら、この中にアイドルのさくらを待っている人間がいる、とかなんとかうまい事を言って丸め込もうとする。しかしさくらは話に乗ってこないばかりか、自虐的な事ばかり口にする。

 さくらは、生前、学校の劇・運動会・高校受験など、ここぞというところで必ず不運に見舞われて失敗し続けた結果、もはや何かのために努力しても結局は無駄、という無気力状態に陥っていた。しかしある時、アイドルの水野愛の、失敗も糧にして先に進むという姿勢を見て、やる気をとり戻し、アイドルに応募しようとしたその日に、車にはねられて死んだのだった。

 さくらはライブ成功のためには運を持っていない自分などいない方が良いと言うが、巽は自分が『持っている』ので絶対さくらを見捨てないと言い放ち、二人はにらみ合う。


感想

 出オチというか、冒頭にサブタイトル見た瞬間に笑ったわ(笑)

 ようやく主人公のさくらの過去が明らかになりましたが、まさかの一番根暗なキャラだった……、ほほぅ。今までの活躍ぶりから一転してのこの展開がまた意外。

 大塚芳忠声の謎のおじさんもゾンビの模様で、さらにゆうぎり姉さんとは知り合いらしい。それでメンバーに一人だけ場違い・時代違いな花魁がいた理由も、さらにそもそも佐賀にゾンビが存在する理由も、サクッと説明完了。スピーディー。

 次回最終回。上手くまとめ上げられますか。まあ7話と同じクオリティで行けるなら、まず間違いないと思いますけど。