TVアニメ『ガーリー・エアフォース』公式サイト http://gaf-anime.jp/
放送 AT-X(AT-Xが最速放送)。
【※以下ネタバレ】
突如出現した謎の飛翔体、ザイ。それは、人類の航空戦力を圧倒した。彼らに対抗すべく開発されたのが、既存の機体に改造を施した「ドーター」と呼ばれる兵器。操るのは、「アニマ」という操縦機構。それは――少女の姿をしていた。鳴谷慧が出会ったのは真紅に輝く戦闘機、そしてそれを駆るアニマ・グリペンだった。人類の切り札の少女と、空に焦がれる少年の物語が始まる。
第1話 『ALT 01 紅い翼』 (2019年1月10日(木)放送)(最速放送)
あらすじ
大陸で暮らしていた鳴谷慧(なるたに・けい)と幼馴染の宋明華(ソン・ミンホア)は、謎の敵「ザイ」を逃れて、船で日本へと避難していたが、そこにザイが現れ、避難船団を攻撃して来た。迎撃したMIG-21(ぼい機体)もザイに簡単に撃墜されるが、そこに現れた赤いデルタ翼の戦闘機はザイを一蹴する。しかしその後戦闘機は海に墜落し、慧が助けに行くと、戦闘機には日の丸が付いており、さらに中に乗っていたのは少女だった。慧は少女にいきなりキスされてしまう。
その後、日本にたどり着いた慧は、明華と共に親類のいる石川県の小松に疎開していた。慧はザイと戦うため自衛隊に入りたいと考えるが、明華からは馬鹿なことを考えるなと言われる。そのあと、慧は目の前を例のデルタ翼戦闘機「グリペン」が車で運ばれていくのを目撃し、運び先は自衛隊の小松基地だと考えて、基地に向かう。
慧が基地の側をうろうろしていると明華が追いかけてくるが、二人ともいきなり現れた黒服集団に拉致され、どこかに監禁されてしまう。慧はボスらしい男にどこのスパイなのか白状しないと射殺すると脅されるが、突然側に有った戦闘機が起動する。
実は慧を「拉致」したのは基地の自衛官たちだった。彼らはオーバーテクノロジーで圧倒的戦闘力を持つザイに対抗するため、新型の戦闘機の開発を進めていた。機体を制御するのは「アニマ」という少女のような存在だったが、彼らにも上手く制御ができていない状態だった。ところが先日の戦いでアニマが気に入ったらしい慧が基地の側をうろついているのを見て連れてきたという次第だった。相手は慧にアニマがコントロールできるように協力してくれと申し出てくる。
感想
評価は(ぎりぎり)○。
いやー、久々に来たわ。異世界系が流行る前の「これこそラノベだ」みたいなタイトルが。もうどこからコメントしていけばいいのかわからないくらい言いたいことがてんこ盛りです(笑)
・謎の敵「ザイ」。正体不明の圧倒的戦力という設定といい、デザインといい、ストパンのネウロイじゃん。
・謎の敵に美少女戦士チームが立ち向かい、主人公がチーム唯一の男で、中国人の幼馴染。うーん、「IS」?
・冒頭で敵を迎撃するのがMIG-21ぼい機体。中国の戦闘機とするとMIG-21のコピーの「J-7」という奴だと思うのですが、どっちにしても21世紀にこんなの使っているんですかね。
・何故自衛隊機がグリペンなの? 格好だけで選んでるだろ(笑)
・目覚めた美少女といきなりキス(笑) 「お前らこういうシチュエーション好物なんだろ、ほれほれ」という声が聞こえてきそう。
・戦闘機って水に浮くの? 浮いたとして、海水に浸かった機体を再利用できるの?
・自衛隊は「軍隊」じゃないと思うんですが、どうなんでしょうか? 慧も明華も軍隊軍隊連呼していて、聞いていてヒヤヒヤしたんですが、そこを気にする方が駄目なんでしょうか。
戦闘機と美少女と謎の敵と、って、ちょい前のオタクが大好物なメカと美少女物の定番設定というかなんというか。でもって結構安っぽそうな世界観。これはぁぁぁ、次回以降で化けてくれるといいんですけどね(笑)
制作会社
サテライト
スタッフ情報
【原作】夏海公司(「電撃文庫」KADOKAWA刊)
【原作イラスト】遠坂あさぎ
【監督】小野勝巳
【シリーズ構成】永井真吾
【キャラクター原案】遠坂あさぎ
【キャラクターデザイン・総作画監督】今西亨
【メカニックデザイン・戦闘監修】大河広行
【デザインワークス】吉川美貴
【美術設定】小山真由子
【美術監督】菊地明子、松本浩樹
【色彩設計】鈴木依里
【撮影監督】志村豪(T2studio)
【編集】松本秀治
【CGディレクター】藤浩幸
【CGプロデューサー】青谷崇司
【2Dワークス】中村倫子
【音響監督】本山哲
【音楽制作】エイベックス・ピクチャーズ
【音楽】I've Sound
音楽
【OP】Run Girls, Run!「Break the Blue!!」
【ED】グリペン(CV.森嶋優花)、イーグル(CV.大和田仁美)、ファントム(CV.井澤詩織)「Colorful☆wing」