感想:アニメ「エガオノダイカ」第9話「暁の挽歌」

エガオノカナタ

TVアニメ「エガオノダイカ」公式サイト http://egaonodaika.com/
放送 AT-X

【※以下ネタバレ】
 

第9話 暁の挽歌

 

あらすじ

 戦争は、王国軍の抵抗に帝国軍は消耗し続け、膠着状態に陥りつつあった。

 イザナが命と引き換えにもたらしたデータにより、クラルス(反応炉的な物)の使用は、千年単位では有るもの、環境を汚染し土壌を荒廃させることが判明していた。しかしハロルドや元老院のメンバーはユウキの憂慮を無視し、戦いに勝利するため新型クラルスの増産を止めようとはしなかった。

 レイラはユウキに対し、今まで隠していた自らの過去を明かす。その後、自らもイザナの送って来たデータを分析し、ついにクラルスの真実を突き止める。クラルスは鉱物クラルスラピスから無尽蔵のエネルギーを取り出していると思われていたが、実際はクラルスラピスが空中に漂う「ナノマシン」と共鳴し、そのエネルギーを取り出しているだけだった。

 このナノマシンは、かつてこの星にやって来た植民者たちが、惑星の環境を改善するために散布した物だったが、時が流れ世代交代が進むと、その知識は失われた。クラルスを使用することは、ナノマシンを消費することに他ならず、そのためクラルスの使用は環境を悪化させるのだった。さらに新型クラルスに一定以上の負荷をかけると、シャットダウン現象が起き、もうクラルスはナノマシンからエネルギーを取り出せなくなる。ハロルドはこれを攻撃に使えば王国の勝利は確実だと確信する。

 やがて帝国軍はユウキたちのいる拠点に迫りつつあることが判明した。ハロルドはユウキたちを逃がすため、自ら殿部隊を率いて出撃し、ユウキたちや新型クラルスは守られるものの、殿部隊は壊滅、ハロルドも戦死した。。


脚本 猪爪慎一
絵コンテ 吉川博明
演出 いわもとやすお
作画監督 丸山修二、服部益実、冨吉幸希、青木真理子、壽恵理子、斎藤温子、吉田巧介


感想

 今回は王国サイドエピソード。

 クラルスが環境破壊をもたらすというのはまあ誰でも思いつきそうな話でしたが、そこにもう一歩踏み込んだ理由を用意していたのにはちょっと感心しましたよ。

 それにしても残り3回しかないのに、締めのイメージが浮かばない……、いったいどこに着地する気なのか解らん。まあ順当に(?)キャラクターは減っていってますけど……
 
 
この世界に花束を