逆転裁判 Season2｜読売テレビ http://www.ytv.co.jp/animegyakuten/
放送 日本テレビ系。土曜日17:30～18:00。
【※以下ネタバレ】
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第２２話 『華麗なる逆転 - 6th Trial』 (2019年3月23日(土)放送)
あらすじ
美柳ちなみは自分が死刑になるきっかけを作った綾里千尋を恨んでいたが、千尋は既に死んでいた。そのため代わりに千尋の妹・真宵を殺すことで恨みをはらそうと、キミ子の立てた計画に従うことにしたという。
ちなみの証言によれば、犯行当夜、ちなみは午後9時半に霊媒されこの世に降り立つと、すぐに奥の院に向かい真宵を殺そうとした。しかし真宵の反撃に会って刺されてしまい、灯篭に「マヨイ」という血文字を残したという。そのあと意識を失い、目を覚ましたが、また次に何者かに刺されて意識不明となった。
三度目に霊媒された時には修験洞の中におり、しかも出入り口には鍵がかかっていた。なんとか脱出したちなみは妹のあやめとすり替わり、あやめを修験洞に閉じ込めてあやめのふりをして、今に至るという。
そこに葉桜院から連絡が入り、修験洞の鍵が解除されたものの、中にはあやめしかいなかったと判明する。ちなみはあの晩自分を霊媒したのが春美ではなく綾里舞子だと気が付いていた。そして真宵は自分が母親を殺したことに気が付き、それを悔いて川に飛び込んで自殺したに違いないとあざ笑う。
しかし成歩堂は真宵が隠れることが出来た場所がもう一つだけあることに気が付く。ちなみは自分が春美に霊媒されているつもりだったが、春美は裁判を傍聴しておりそれは不可能だった。そして、春美以外に霊媒の力を持つ人間は真宵しかいない。つまり今ちなみを霊媒しているのは真宵だと指摘する。
そこに春美に霊媒された千尋が登場し、犯行の夜の出来事を話す。真宵は奥の院の庭で意識を失った後、何者かによって修験洞の中まで運ばれていた。真宵は姉・千尋の霊を下ろして相談し、千尋は修験洞に鍵をかけておくこと、さらに真宵自身にちなみを霊媒させることでちなみの手から逃れること、を指示したのだった、
ちなみはまたも千尋に敗れた事実を突きつけられ、怒りと口惜しさの中で消え去り、代わりに真宵が姿を現した。こうしてあやめの裁判については決着がつきそうになるが、ゴドーはまだ天流斎エリス／綾里舞子殺しの真相が明かされていないといい、真宵を証人として召喚することを提案する。
成歩堂はあやめから、犯行当夜、ある人物に舞子の死体の処理を依頼され、その通りに行動したというが、電話の相手が誰なのかは口をつぐんで言おうとしない。そしていよいよ真宵が証人として召喚される。
感想
これまでの事件では千尋を呼び出すためだけの方便だった霊媒設定が、今回は事件の鍵になっているという、ある意味推理物として許される限界ギリギリのエピソード（というかこれOKにして良いのか……？）
7回もかけた事件もいよいよ次回で最終回。このアニメ、この事件までの出来はいまいちだったけど、最後の事件の充実ぶりで完全に取り返したな。
