感想:アニメ(新番組)「なんでここに先生が!? 【もっとたゆたゆver.】」第1話「1時限目」:原作のイメージそのままの良いアニメ化

ボン?キュッ?ボンは彼のモノ?【期間限定アニメ盤】

TVアニメ「なんでここに先生が!?」公式サイト http://nankoko-anime.com/
放送 AT-X。15分ショートアニメ。

【※以下ネタバレ】
【※以下結構お下品にズバズバ書いてます】
 

なんでここに先生が!?――
場所を問わず巻き起こる、先生と男子高校生によるギリギリ感満載のハプニングの連続。
大人の魅力に溢れた先生たちがみせる様々な表情を、知れば知るほど可愛くなる!
過激なシチュエーションで描かれる『あまあま』で『たゆたゆ』なかわいい先生たちとのハイスクールライフ!

 

第1話 1時限目

 

あらすじ

 とある高校。生徒の佐藤一郎がプール脇の男子トイレの個室に入ると、何故か女教師で「鬼の児嶋」の異名を持つ児嶋加奈が先客としていた。児嶋は女子トイレが清掃中のため男子用を使わせてもらっていたという。児嶋は鍵をかけていたのだが、この個室の鍵は壊れていたのだった。

 佐藤は児嶋に凄まれ慌てて出ていこうとするが、今度は鍵が開かなくなってしまい、閉鎖空間に二人きりで閉じ込められてしまう。児嶋は出すに出せないので普段の迫力の方も出せなくなり、二人でもみ合って(?)いるうちに二人とも結局出してしまう……


 一週間後。佐藤は授業をさぼるため足を怪我したという名目で保健室に行くが、そこでは児嶋が風邪で熱を出して休んでいた。熱で朦朧としている児嶋は何でもいいから薬をくれと言い、佐藤は(目隠しで)座薬を児嶋に入れることに……、

 次の日、佐藤は風邪で保健室で休んでいると、そこに回復した児嶋がやってくる。そしてしおらしく先日の礼を述べた後、うって変わって鬼の形相となり、昨日の佐藤の足の怪我云々が嘘だと聞いたといって、さっさと回復しろと言って佐藤に座薬を突っ込む。


感想

 評価は○。

 週刊ヤングマガジンの連載のアニメ化。漫画は、メインキャラクターを変えつつ「美人先生との微エロ」というシチュエーションは堅持して絶賛連載中。

 絵を見ると、原作漫画の雰囲気を残しつつさらに好みになっているので問題なし。話の運びもそつがなく、15分アニメだからといってチープさは感じないのも好感が持てるところ。原作のイメージをほぼそのままアニメ化していて、悪くない出来栄えです。

 児嶋先生役はなんとすみぺこと上坂すみれ。この人がこんなドスの利いた系のキャラクターを演じるのは初めて見るので、なかなかに新鮮です。


 さて、このアニメ。BS11などで放送する「一般向け」バージョンは、とにかくやたらと目隠しというか、そういう類の邪魔なものを映像のそこら中にいれていてお色気シーンをカットするようにしており、結局のところ何が何だかよく解りません。それに対して、年齢制限が付けられるAT-Xでは「もっとたゆたゆver.」とやらが放送されるので、目隠しを外したさぞドエロい映像が視聴できるかと思ったのですが……、んんん?

 まず第一にAT-X版でも完全には目隠しが外れておらず、ブラジャーのてっぺんのところは無粋にも隠されてしまっています。ええー、せっかく金払ってんのに? それにそもそも裸のおっぱいではなく下着ですよ、下着? 隠す意味有る?

 まあそれでもBS11版でかけられていた大半の目隠しは外されていますが、それでどう変わったかというと、先生のパンツが見えるようになったというくらいで、これを隠す必要あったか、みたいな。AT-X版が笑えるくらいエロかった「ヴァルキリードライヴマーメイド」くらいのドエロイ画像を期待したのですけど……


 しかしまあ、出来栄えとしては満足の一言。原作派としても文句ありません。これは楽しみに見れそうです。
 
 

次回の内容はこちら

perry-r.hatenablog.com
  

なんでここに先生が!?


制作会社
ティアスタジオ


スタッフ情報
【原作】蘇募ロウ(「ヤングマガジン講談社刊)
【総監督】金子ひらく
【監督】所俊克
【キャラクターデザイン・総作画監督】たむらかずひこ
【脚本】高林ユーキ、藤丸悠里
美術監督】hidehide
【美術設定】椎野隆介
色彩設計古川康
【コンポジットディレクター】みやがわよしかず
【編集】柳圭介
【音楽】吟(BUSTED ROSE)
【音響監督】森下広人
【音響効果】八十正太(スワラ・プロ
【音響制作】叶音


音楽
【OP】上坂すみれ「ボンキュッボンは彼のモノ」
【ED】「りんご色メモリーズ」


キャスト
児嶋加奈:上坂すみれ
佐藤一郎鈴木崚汰
松風真由:後藤邑子
鈴木凛増田俊樹
葉桜ひかり:石上静香
高橋隆山本和臣
立花千鶴:山本希望
田中甲:小林裕介

 
公式ガイドブック なんでここに先生が!? 生活指導の手引き (KCデラックス)