感想:アニメ「みるタイツ」第1話「通学タイツ」:黒タイツにこだわりまくるフェチアニメ

よむタイツ MAGENTA

みるタイツ http://mirutights.jp/
放送 WEB配信。5分ショートアニメ。

【※以下ネタバレ】
【※以下ちょっとお下品なことも書いてます】
 

4月。雨の朝。散り始めた桜が雨に打たれ、水たまりに浮かんでいる。生徒たちが色とりどりの傘が高校の校門をくぐり抜けていく。


「おはよ、レン」。下駄箱の前で、濡れたタイツのレンにユアが話しかける。憂鬱そうに振り向くレンに、そこにいっそうびしょ濡れのホミが、跳ねるようにやってきて話に花を咲かせる。他愛無い3人女子生徒の会話が、新学期の訪れを教室に告げる。


少女たちのかけがえのない時間が駆け抜けて、季節が移り変わっていく…

 

第1話 通学タイツ (2019年5月11日(土)配信)

 

あらすじ

 新学期初日は雨。レンとユアが下駄箱前であいさつをしていると、(ちょっとアホッぽい系の)ホミがタイツぐしょ濡れ状態でやってくる。自動車登校してきたのに、降車した途端いきなり水たまりに足を突っ込んでしまったため、そのあとヤケクソで水たまりを選んで歩いてきたという。

 三人とも同じクラスと解ったが、ホミはさすがに居心地が悪くなって教室でタイツを脱ぐと言い出す。しかしレンとユアに止められて、更衣室に行こうとするものの、そこに新担任の奥墨先生が来て正面からぶつかってしまってそのまま〆。


脚本:丸戸史明/絵コンテ:小川優樹/演出:相浦和也

感想

 評価は○。

 女子高生の生態(?)を描くショートアニメ。作品タイトルから完璧に予測できるように、タイツフェチ性向全開の作りで、女性キャラが登場すると、顔より前にタイツをじっくりねっとり描写してから、そのあとおもむろに顔を映し出す、という演出になっていて、そのあたりでまず苦笑いました。

 最後まで見ても、多分キャラの顔を映している時間より黒タイツを映している時間の方が長かったかもだったし(笑)。

 タイツを重点的に映すので必然的にスカートの下の股間ショットも多いのですが(というか下駄箱でカメラが待ち構えていて下半身を映している体なので、そら股間ショット満載だわな)、パンチラしてないのにそれでも妙にエロい。

 調べたところによると、この作品は、タイツ絵で有名なイラストレーター(!)が原作・原案のオリジナル作品とのことで、なるほどという作風でした。

 まあストーリーは有って無きごときですし、半分「エロ系」のアニメですが、悪くないんじゃない? 狙いは良い感じだし、声優が売れっ子ばっかりだし。


 脚本とシリーズ構成は丸戸史明氏。去年の夏にシリーズ構成を務めた「ファントム・イン・ザ・トワイライト」が大コケしましたが、だから5分アニメからやり直し……? 多分関係ないとは思いますけど……

おまけ

 この作品のタイトル、「みる・タイツ」という感じで発音するのかと思っていたら、一息に「みるタイツ」と発音していてちょっと意表を突かれました。抑揚としては「アトランタ」とか「メカシンカ」の発音と同じです。
 
 

他の回の内容・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 

みるタイツ


制作会社
横浜アニメーションラボ


スタッフ情報
【原作・ストーリー原案】よむ
【監督】小川優樹
【シリーズ構成・脚本】丸戸史明
【キャラクターデザイン】日比野ゆかり
色彩設計】中尾総子
美術監督】栫ヒロツグ
【撮影監督】佐藤光洋
【編集】吉武将人
【音響監督】明田川仁
【音楽】Shade
【製作】TRUSS



キャスト
藍川レン:戸松遥
中紅ユア:日笠陽子
萌黄ホミ:洲崎綾
奥墨ユイコ:茅野愛衣

 
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