【オカルト】月刊ムー2019年7月号の特集「緊急警告! 地磁気逆転迫る!」に戦慄した【人類の危機】

絵ときSF もしもの世界 復刻版 (ジュニアチャンピオンコース)

緊急警告! 地磁気逆転迫る! 月刊ムー2019年7月号発売! | ムー PLUS
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【総力特集】緊急警告!! 地磁気逆転迫る!!

近い将来、バン・アレン帯が崩壊して、危険な宇宙線が地上に降り注ぐ!!

わたしたち地球上に生きるすべての生物は、地球が自ら生みだす磁力防御シールドの庇護のもとに生きている。
だが、そのシールドが急激に減少しつつあるのをご存じだろうか。
今、世界各地で起きているさまざまな天変地異は、実は、その磁力の低下と大きなかかわりがあるかもしれないのだ。
それは徐々に、だが確実にある地球規模の大変動へ向かう序章でもある。
地磁気逆転――。
すでに、過去に何度も起きていた地磁気逆転の周期が、すぐそこまで迫っているのだ!

 
 怖っ!

●絶望の書「絵ときSF もしもの世界」

 さて、1970年代に学研から発売された児童向け書籍シリーズ「ジュニアチャンピオンコース」の中の一冊に「絵ときSF もしもの世界」という本がありました。これは「もしも〇〇がXXだったらどうなるのか」というSF系の本で、

・もしも日本を横切る大運河ができたら
・もしも死なない薬が作れたら
・もしもイルカが人間と話し合えたら

 
 といった平和的な(?)IFも有るのですが、それより子供の心を鷲掴みにしたのが「パニック・カタストロフィ系」のもしも。


・もしも海の水がなくなったら
・もしも引力がなくなったら
・もしも太陽が燃え尽きたら
・もしも月がなくなったら
・もしも地球の自転が止まったら
・もしも富士山が爆発したら
・もしも東京に大地震が起こったら

 当然どれもこれも人類(日本人)は酷いことになる、というオチで、しかもその悲惨な有様を当時の児童書でおなじみの絶望感あふれるイラストが見事に描いていて、当時もの凄い鬱な気分(当時はこんな言葉は知りませんでしたが)になった物でした。


●そして21世紀の「絵ときSF もしもの世界」

 そしてムーの記事ですが、地球を太陽から吹き付ける太陽風から守っている地磁気がどんどん弱くなっており、近い将来に消えてしまうかもしれない! そうなったら太陽風によりコンピューターはまともに動作しなくなって文明は崩壊。一部エリートのみが地下に避難し、大半の人間は地表に取り残されてエライ目にあう、という恐怖予測を煽りまくっていました。おおお、これこそ21世紀によみがえった「絵ときSF もしもの世界」ではないか。そういえばムーも学研の雑誌だし。

 久々に特集記事を熱心に読み込んでしまいましたわ。オカルト雑誌はこうじゃなくちゃ。


おまけ

『絵ときSF もしもの世界 復刻版(日下実男)』 販売ページ | 絶版・レア本を皆さまの投票で復刻 復刊ドットコム
http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68325993
商品内容

もしもイルカが人間と話し合えたら…
もしも死なない薬が作れたら…
もしも地球の中心まではいっていけたら…
もしも海の水がなくなったら…
もしも海流の流れが変わったら…

正気の沙汰とは思えない!?
僕たちの未来を予言した、幻の奇書が完全復刻!


カラーSF劇画 生きていた石像
第一章 もしも宇宙が…
第二章 もしも地球が…
第三章 もしも日本が…
第四章 もしも動物が…
第五章 もしも人間が…

 
地磁気の逆転 地球最大の謎に挑んだ科学者たち、そして何が起こるのか