感想:アニメ「超可動ガール1/6」第12話(最終回)「君の宇宙を見せて」:声優が妙に豪華だった事しか記憶に残っていないアニメ

超可動ガール1/6(1) (アクションコミックス(コミックハイ! ))

TVアニメ『超可動ガール1/6』公式サイト http://choukadou-anime.com/
放送 AT-XAT-Xが最速放送)。全12話。15分ショートアニメ。

【※以下ネタバレ】
 

第12話(最終回) 君の宇宙を見せて (2019年6月22日(土)放送)(最速放送)

 

あらすじ

 ノーナはクサビの力を使い、「少女→惑星探査」の最終回(第25話)の世界に旅立った後、出入り口となる円盤を破壊してしまっていた。しかし春人はクサビの力で第24話の世界に入り込み、24・25話が時間的に繋がっていたことからノーナに再会することに成功する。

 ノーナは自分だけが幸せに暮らし、もう一人の自分ノーナ・イコールが一人荒地惑星で取り残されていることに耐えられないという。しかし春人は宇宙船を回頭させて地球に向かうように指示し、こうすれば鏡のようにノーナ・イコールも自分の星に帰るはずだという。

 それでもノーナは帰還を拒否するが、なんだかんだで春人が説得に成功する。そして二人は良い雰囲気になるが、そこにベルノア・すばる・ルウもやって来て抜け駆けは許さないとか何とか文句をつける。

 そしてノーナたちは現実世界に帰還するが、春人が買っていたフィギアの残りが実はノーナ・イコールで、ノーナ・イコールまで目覚めてしまって大騒ぎのうちに〆。


感想

 なんか話がめんどくさくて見ていてこんがらがって来た……、まあ一応決着がついたから良しとしますかね。

総括

 評価は△。


 キレのあるギャグマンガを描くO"YSTER氏のストーリー漫画が原作。まあ途中まで読んでいて評価はぼちぼちでしたが、アニメも15分枠に相応しいぼちぼちな出来でした……


 在宅プログラマー・房伊田春人(ぼういだ・はると)は、大好きなアニメ「少女→惑星探査」のヒロイン・ノーナの1/6フィギュアを購入してご満悦だったが、そのノーナのフィギュアが突然動き始めた。ノーナはアニメの物語を現実の事のように考えており、宇宙にいたはずの自分が自分が何故春人の部屋にいるのか困惑するが……


 美少女フィギュアが突然意思を持って動き始めて……という設定で、本来なら萌え~な展開になるはずですが、まあ作者がギャグ畑の人なのでキャラデザも別にどうっていう事も無いし、話も微妙にノリ切れない話だったしで、あんまり評価するところなし。


 ただ声優は妙に豪勢でした。主役・春人役の羽多野渉が凄いのかどうかイマイチ解らないのですが、ギャグ系キャラオズマの声が天下の森川智之トム・クルーズとかの人)でええっとなったし、ヒロインたちも、ベルノア:千本木彩花、天乃原すばる:M・A・O、クサビ:徳井青空、と実績十分な面々。なんでこんな話題になりそうにない作品なのに声優は力はいりまくりなのかとこっちが困惑しましたよ。

 メインヒロインノーナの声を担当した木下鈴奈という声優さんは、最初は演技がいまいちだと酷評していたのですが、ダークな演技の裏ノーナは悪くなかったのでちょっと評価を回復。


 という事で15分のしょぼい系の作品でしたが「何故か声優はえらく力が入っていたなぁ」と、そこだけは印象に残りました。おしまい。
 
 

超可動ガール1/6



三次元(現実)の女性に興味が無い硬派なオタク、房伊田春人。
ある日、大好きなアニメのヒロイン・ノーナの美少女フィギュアを購入したが、
突然フィギュアのはずのノーナが動き出した!
一人 と 一機 (?)の ドタバタ夫婦的生活、始まる!


制作会社
studio A-CAT


スタッフ情報
【原作】O"YSTER(「アクションコミックス」双葉社刊)
【監督】元永慶太郎
【シリーズ構成】日暮茶坊
【キャラクターデザイン】山名秀和


音楽
【OP】A応P「それゆけ!恋ゴコロ」
【ED】東城陽奏「ONE」


キャスト
伊田春人:羽多野渉
ノーナ:木下鈴奈
ベルノア:千本木彩花
天乃原すばる:M・A・O
オズマ:森川智之
伊田ミコト:松田利冴
冠成次郎:河西健吾
クサビ:徳井青空
リンドウ:深町未紗
比等間ルウ:篠原侑

 
超可動ガールズ(1) (アクションコミックス)