感想:アニメ「なんでここに先生が!? 【もっとたゆたゆver.】」第12話(最終回)「12時限目」:原作漫画以上に面白かったエロコメディアニメ

ボン?キュッ?ボンは彼のモノ?【期間限定アニメ盤】

TVアニメ「なんでここに先生が!?」公式サイト http://nankoko-anime.com/
放送 AT-X。15分ショートアニメ。全12話。

【※以下ネタバレ】
【※以下結構お下品にズバズバ書いてます】
 

第12話(最終回) 12時限目

 

あらすじ

 2月14日。田中は立花先生からのチョコを期待していたが、登校しても靴箱にもどこにもチョコは見当たらない。それでも放課後にもらえると思って一人教室に居残りをしていたものの、すっかり日が暮れても先生は来る気配すらなかった。

 田中は泣く泣く下校しようとするが、いつの間にか外は大雪になっていて校舎から出ることもままならない。そこにやはり居残りしていた立花先生が現れ、二人は校舎内に引き返し、保健室でなんとか暖を取る。ここで田中は思い切って立花先生に告白するものの、きっぱり断られてしまい、なんとも気まずい雰囲気になってしまう……


 3月。田中は卒業し、卒業式の後自宅に佐藤・鈴木・高橋が押しかけてきていた。三人は春休みに旅行するので打ち合わせをしたいというが、彼らと一緒に児嶋・松風・葉桜・立花の女性教師四人までついてきていた。女性陣も一緒に旅行に行くため同行してきたというが、田中はふられた立花先生と顔を合わせるのが気まずくて仕方ない。

 ところが立花先生は、今日田中が卒業してもう教師と生徒の関係ではなくなったので、今こそ付き合いたいという。かくして両思いとなったため、幸せ一杯の田中はさっきまでとは正反対に、ノリノリで旅行の話に参加するのだった。


 最後、カップル四組がイチャイチャしまくっているシーンで〆。


感想

 前半パート。チョコが溶けてしまって先生のおっぱいにくっついてしまい、さらにスっ転んだ田中がぱっくりおっぱいごとチョコを食べてしまうとか、どうやったらこんなバカシチュエーションを思いつけるのか想像もできない(笑)

 後半パートは、「釣り糸がからまって~」とかさすがにちょっとこれは苦しい……という感じでしたが、両思いになれたから良しとしましょう。しかし立花先生の「教師と生徒の関係ではなくなったからお付き合いしましょう」という言葉を聞くと、他のカップル三組が凄い悪いことをしている/していたみたいだ(笑)


総括

 評価は○(まずまず面白かった)。

 週刊ヤングマガジンで連載中のエロコメディ漫画のアニメ化ですが、まずまず面白かったですヽ(´▽`)ノ


 高校三年の佐藤一郎は、「鬼の児嶋」の異名を持つ教師・児嶋加奈と、何故か毎度毎度エロいアクシデントに巻き込まれてしまい……


 お話は、毎回美人女性教師と教え子の男子生徒が、あり得ないようなエロいトラブルに巻き込まれる、というバカコメディ。大抵物凄く無理の有る状況で先生の服が脱げて肌もあらわになったところに、生徒の方がやっぱりアクシデントで密着してしまう、という展開が定番で、


・男子トイレの個室に入ったら先生が用を足そうとしていて、しかも個室から出られなくなった
とか


・先生が池に落ちそうなったので助けようとしたら、そのままスカートを丸ごとひん剥いてしまいました
とか


・寝ぼけた先生に抱きつかれて振りほどこうとしているうち、先生のプラが外れて胸が露わに
とか


・ミニスカサンタコスの先生がスっ転んでしまい、二人で床の上でくんずほぐれつ状態に
とか


 毎回毎回毎回(以下好きなだけ繰り返す)「ねーよ!(笑)」というバカシチュエーションが展開されて、もう楽しいのなんの(笑)



 原作漫画はわりとあっさり目というかで、、エロいシーンがあっても特に興奮(笑)する事も無くさらっと読み流してしまうのですが、アニメだとやっぱり感覚が違うのか、見ていて「ウホッ、こりゃイイ」みたいな感覚で堪能できました。あと、上坂すみれが性格のキツイ教師役というのもなんか新鮮な感じでしたなぁ。


 しかし……、この作品、異様に規制がキツイというか、地上波放送バージョンではエロシーンの大半に目隠し(?)がかけられていて画面のほとんどを覆ってしまうため、もう何が起こっているのかわからない……、という惨状。もうまともな映像作品の体をなしていませんでした。

 私は規制に辟易して「年齢制限付き」のAT-X放送版「もっとたゆたゆver.」を見たのですが、なんてこちらのバージョンでも多少目隠しが小さくなっている程度で肝心のところは隠したままだという……、何のために高い視聴料を払ったと思っているんだ! \(*`∧´)/ ムッキー!!

 どうやら完全に目隠しが外れるのは円盤収録バージョンだけのようです……、ちっ、AT-X版でなら、おっぱいを隠すことなく披露してくれた「ヴァルキリードライヴマーメイド」とか「一騎当千」シリーズとかを見習ってほしかったぜ……

 とゲスイ感じの不満は残りましたが、まあ悪くはないアニメでしたよ。
 
 

なんでここに先生が!?


なんでここに先生が!?――
場所を問わず巻き起こる、先生と男子高校生によるギリギリ感満載のハプニングの連続。
大人の魅力に溢れた先生たちがみせる様々な表情を、知れば知るほど可愛くなる!
過激なシチュエーションで描かれる『あまあま』で『たゆたゆ』なかわいい先生たちとのハイスクールライフ!


制作会社
ティアスタジオ


スタッフ情報
【原作】蘇募ロウ(「ヤングマガジン講談社刊)
【総監督】金子ひらく
【監督】所俊克
【キャラクターデザイン・総作画監督】たむらかずひこ
【脚本】高林ユーキ、藤丸悠里
美術監督】hidehide
【美術設定】椎野隆介
色彩設計古川康
【コンポジットディレクター】みやがわよしかず
【編集】柳圭介
【音楽】吟(BUSTED ROSE)
【音響監督】森下広人
【音響効果】八十正太(スワラ・プロ
【音響制作】叶音


音楽
【OP】上坂すみれ「ボンキュッボンは彼のモノ」
【ED】「りんご色メモリーズ」


キャスト
児嶋加奈:上坂すみれ
佐藤一郎鈴木崚汰
松風真由:後藤邑子
鈴木凛増田俊樹
葉桜ひかり:石上静香
高橋隆山本和臣
立花千鶴:山本希望
田中甲:小林裕介

 
 
【Amazon.co.jp限定】りんご色メモリーズ(TVアニメ「なんでここに先生が!?」エンディングテーマ) (オリジナル・デカジャケ付き)
公式ガイドブック なんでここに先生が!? 生活指導の手引き (KCデラックス)