【テーブルゲーム】新作ゲーム「アウェイクニング」(グループSNE)はゲームブック風ボードゲーム?

アウェイクニング

Group SNE | 製品情報 | ストーリードリブン脱出ゲーム:アウェイクニング
http://www.groupsne.co.jp/products/bg/awakening/index.html

www.groupsne.co.jp

作:Jahub Caban、Bortsz Idzikowski
監修=安田均   翻訳=ゼサン、笠竜海
発売日:2020/1/24 制作・販売=グループSNE
プレイ時間:180~360分 プレイ人数:1~4人 年齢12歳以上
定価:3,500円(税別) JANコード:4580552550230

 ポーランド発、まるでゲームブックのような、まったく新しい謎解きストーリーゲームの登場です!


 妻に先立たれたサミュエルは、一人娘のリジーと穏やかな日々を送っていました。しかしその娘が原因不明の昏睡状態に陥ってしまいます。絶望の淵にあったサミュエルがすがったのは一冊の魔導書でした……。


 プレイヤーたちはサミュエルの立場になり、娘を救うために記憶の世界の冒険へと旅立ちます。
 マップ上で気になる場所を見つけたら、ストーリーブックの指定されたパラグラフを読みましょう。そこには「謎」が待ち受けています。謎を解くことで新たな手掛かりやアイテムを得たら、次の場面へと進みます。
 ただし、気をつけて。探索できる場所の数には限りがあり、無理をすると時間が経過してしまいます。


 謎解きに使用するのは専用のアプリ。みんなで知恵を絞って答えが出たら入力。行き詰まったときのためにヒントも用意されていますよ。


 複数のエンディングの中で、あなたたちがたどり着くのはどのような結末でしょうか!?

 
 本日1月24日発売の新作ゲーム。『まるでゲームブックのような』などという売り文句についビクッと反応してしまいました。

昔からある「ゲームブックボードゲーム

Ambush! (Victory Game Military Simulations, Game No. 30001)
 ゲームボードとパラグラフブックの組み合わせという構成がなんとも懐かしい。

 大昔(?)、1970~80年代頃には、そういうゲームの最初期のものとして、『マップの特定の場所にコマを進めると、その場所に該当するパラグラフを読んで、何があったか判定する』というような作品がありましたね。


 SF惑星探査ゲーム「BSMパンドラ号の航海」(SPI)
 ↓

B級SFゲーム分科会 BSMパンドラ号の航海
http://www.os.rim.or.jp/~bqsfgame/sub238.htm

 
とか
 
 第二次大戦中の陸戦をテーマにした「アンブッシュ!」シリーズ
 ↓

アンブッシュ!(日本語版) - 第二次世界大戦 | MUUSEO
https://muuseo.com/simulationgame/items/66

わたる世間はクラウツばかり アンブッシュ!! ムーヴアウト! パープルハート バトルヒム(VG/HJ)
http://www.puni.net/~anyo/game/ambush.html

 
とか。
 

このゲームのシステムは……?

テンプレート式 脱出ゲームの作り方

 このゲームのシステムは、想像をたくましくすれば、コンピューターゲームの脱出ゲームと同じで、マップ上にアイテムが置いてあり、そのアイテムに触れると宣言すると、指定のパラグラフを読んで「●●が起きた」みたいに反応が返ってくる、みたいなものなんじゃないでしょうか?

 多分、80年代の頃のゲームとは全然違って洗練されてはいるのでしょうけど、「パラグラフを読んで」云々というところが、昔を思い出してなんとも懐かしくなりましたねぇ。
 
 
Ambush Modules: Purple Heart (Victory Games Military Similations, Game No. 30010)
Ambush Modules: Move on (Victory Games Military Simulations, Game No. 30007)