【映画】感想:映画「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年:アメリカ・イギリス)

ボヘミアン・ラプソディ [DVD]

金曜ロードシネマクラブ|日本テレビ https://kinro.ntv.co.jp/
放送 日本テレビ系。2021年6月4日(金)

【※以下ネタバレ】
 

誰もが知る伝説のバンド、クイーンのメインボーカル
フレディ・マーキュリーの実話に基づく物語


世界が熱狂した伝説のバンド、クイーン。メインボーカルのフレディ・マーキュリーの半生をドラマティックに描き出し、国内外で異例のロングランヒットを達成。驚異的な社会現象を巻き起こした2018年のNo.1ヒット作を本編ノーカットで地上波初放送!ペルシャ系移民のファルークが音楽と出会い、フレディと名を変え一気にスターダムをのし上がっていく!数々の名曲誕生の瞬間と、フレディの壮絶な生き様、バンドの仲間たちとの友情や深い絆に胸が熱くなること間違いなし! 天才の情熱と孤独を、フレディが乗り移ったかのように演じたラミ・マレックは、本作の演技でアカデミー賞主演男優賞を受賞。金曜ロードショー35周年を記念して送る、究極のミュージック・エンターテインメント!!

 

あらすじ

 1970年ロンドン。移民の息子であるファルーク・バルサラは、バンド活動に興味を持ち、丁度ボーカルが抜けたばかりのバンドに声をかけ、ボーカルとして採用される。バンドは地道に活動を続けるうちレコード会社の目に留まり、「クイーン」と改名したバンドはやがて有名になっていく。ファルークは自分のルーツを嫌い、やがて「フレディ・マーキュリー」と改名する。

 クイーンは爆発的な成功をおさめ、世界中をツアーしていくが、その内フレディは自分がゲイであることを自覚する。フレディは、記者会見を開いても、クイーンの音楽ではなく自分のプライベートの事ばかり取り上げようとするマスコミに辟易し、精神をすり減らしていく。やがてフレディはクイーンの他の三人に無断でソロ契約を結び、その事に怒った三人と絶縁状態となる。

 フレディはソロアルバムの制作に励むが、作業は遅々として進まない。同じ頃、多数の超有名ミュージシャンが参加するアフリカ難民救済のためのチャリテイーコンサート「ライブ・エイド」が開催されることになり、世間では話題になっていたが、周囲の人間は誰もフレディにこのイベントの事を伝えようとしなかった。

 偶然ライブ・エイドの事を知ったフレディは、クイーンのメンバー三人に連絡を取り、自らの非を詫び、クイーンでこのイベントに参加するように訴える。三人はフレディの謝罪を受け入れてクイーンは再始動し、ライブ・エイドに参加する。

 フレディは1991年11月24日にエイズで死亡したことが語られる。


感想

 評価は○(まあまあ)。

 ロックバンドのクイーンには何の興味も無かったのですが、大ヒットした映画ということで、話題に乗るために一応視聴。

 有りか無しかで言えば有りの方なのですが、フレディにもクイーンにもロックの歴史にも興味がないので、淡々と視聴して見終わったなぁと。

 どっちかというと、「漫画のクロマティ高校に出てくるフレディってこの人が元ネタなのかぁ」とそんなことばかり考えていました……
 
 

https://kinro.ntv.co.jp/lineup/20210604
2021.6.4 よる9時~11時39分放送
ボヘミアン・ラプソディ
2018年制作 アメリカ映画 字幕 二ヶ国語 地上波初放送 本編ノーカット 45分拡大


金曜ロードショー35周年記念!
驚異的な社会現象を呼んだ2018年No.1ヒット作を地上波初放送!



ストーリー
数々の名曲が生まれる瞬間とその影にあった男たち
クライマックスの圧巻のライブシーンにも注目!!


1970年のロンドン。ペルシャ系移民として差別を受けて育ったファルーク(ラミ・マレック)は、バンドのボーカルが脱退して困惑中のギタリスト・ブライアン・メイ(グウィリム・リー)とドラマーのロジャー・テイラーベン・ハーディ)に自らを売り込み、新たなバンドを結成。ベースのジョン・ディーコン(ジョー・マッゼロ)も加わり、「クイーン」というバンド名で活動を始める。時を同じくして、厳格な父への反発から「フレディ」と名前を変えた彼は、メアリー(ルーシー・ボイントン)という女性と恋に落ちた。


「クイーン」の実験的なレコーディング風景を偶然目にしたジョン・リード(エイダン・ギレン)は、迷わず彼らと契約。デビューが決まり、世界ツアーに出ることになったフレディは、メアリーにプロポーズする。次々にヒットを飛ばし、スターダムにのし上がった彼らが次に目指したのは、オペラのようなロックアルバムを作ること。数々の工夫を凝らした名曲「ボヘミアン・ラプソディ」が誕生するが、レコード会社の重役・レイ(マイク・マイヤーズ)は6分もある長い曲はラジオでは流せないからと、シングルのA面にすることに反対する。しかし、フレディはゲリラ的にラジオで曲をかけることに成功し、「クイーン」の注目度はますます急上昇。そんな中、フレディは自らがゲイであることに気付くのだが、彼の態度が変化したことをメアリーも敏感に察知して…。


キャスト/スタッフ
出演
フレディ・マーキュリー> ラミ・マレック櫻井トオル
<メアリー・オースティン> ルーシー・ボイントン(川庄美雪
ブライアン・メイ> グウィリム・リー(北田理道
ロジャー・テイラー> ベン・ハーディ(野島裕史
<ジョン・ディーコン> ジョー・マッゼロ(飯島肇
<ジョン・リード> エイダン・ギレン志村知幸
<ポール・プレンター> アレン・リーチ(鈴木正和
<ジム・ビーチ> トム・ホランダー赤城進
<レイ・フォスター> マイク・マイヤーズ(咲野俊介)
<ジム・ハットン> アーロン・マカスカー(花輪英司



スタッフ
<監督> ブライアン・シンガー
<脚本> アンソニー・マクカーテン
<原案> アンソニー・マクカーテン ピーター・モーガン
<製作> グラハム・キング ジム・ビーチ
<音楽総指揮> ブライアン・メイ ロジャー・テイラー

 

2021年視聴映画のあらすじ・感想の一覧は以下のページでどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 
 
直輸入、大きな写真「ボヘミアン・ラプソディ」ラミ・マレック、Rami Malek、#10513
 
 
 

【特撮】感想:特撮「ウルトラQ 4Kリマスター版」第11話「バルンガ」

ウルトラQ Vol.1 [DVD]

ウルトラQ 4Kリマスター版 NHK https://www4.nhk.or.jp/P5138/
放送 NHK BSプレミアム

【※以下ネタバレ】
 

第11話 バルンガ

 

あらすじ

ウルトラQ 4Kリマスター版(11)バルンガ
[BS4K] 2021年06月07日 午後11:15 ~ 午後11:41 (26分)


35mmフィルム原版から4Kリマスター。ロケットが誤って連れてきた生物。それは周囲の動力を吸収し無限に膨らむ。人々は台風が吹き飛ばしてくれることを期待したが…


土星ロケットが連れてきてしまった、風船のような生物・バルンガ。それは周囲のあらゆる動力を吸収し無限に膨らんでいった。機能が止まった都市の中で、人々は接近中の台風がバルンガを吹き飛ばしてくれることを期待したが……。もともと35ミリフィルムで制作されていた1966年放送の特撮ドラマを4Kリマスター。だれも見たことがなかった「ウルトラQ」。


【出演】佐原健二,西條康彦,桜井浩子

 
登場 … 風船怪獣バルンガ

 冒頭。土星ロケット・サタン1号が地球近くまで帰還するが、乗員の飛行士は逆噴射しようとして燃料が無いことに気が付き動揺する。さらにロケットの窓の外には風船のような物が浮かんでいた。サタン1号はそのまま海面に墜落してしまう。

 一週間後。万城目と百合子はセスナでロケット墜落海域の近くを飛行していたが、燃料が無い事に気が付き、慌てて飛行場に戻る。万城目は一平に燃料について問いただすが、一平はちゃんと満タンにしたはずだと不思議がる。そのあと一平はセスナを点検し直し、ラジエーターに風船のような奇妙な生き物がいるのを見つける。

 三人は生物の正体を調べようと車で出かけるが、街の真ん中でいきなりガソリン切れとなって立ち往生してしまう。万城目は、生物が急速に巨大化し始めたのを見て、この生物は周囲の動力を吸収して大きくなることに気が付く。生物はついに車一杯に膨れ上がり、車を空中に持ち上げた挙句、内部から破壊してしまう。一平は落下する金属片から由利子を守ろうとして、自分が大怪我を負ってしまった。

 マスコミは謎の生物を「風船怪獣バルンガ」と名付けて、争って記事にしていた。由利子は万城目から、20年前にバルンガを発見した生物学者がいたという情報を聞かされる。その学者・奈良丸明彦博士は、隕石の中から宇宙胞子を発見したものの、成長させれば人類が危険だと判断して殺してしまったと報告し、学会から詐欺師呼ばわりされ、以後姿を消したという。由利子は乏しい情報を頼りに奈良丸博士を探すが、ようとして行方知れずのままだった。

 自衛隊の戦闘機はバルンガに攻撃を行うものの、バルンガは死ぬどころかどんどん巨大化してしまう。その様子を眺める群衆の中にいた由利子は、そばにいた老人が「バルンガに食い物を与える様なものだ」と口にするの聴くが、その老人はすぐにいなくなってしまう。

 バルンガは高圧線から電力を吸収してさらに巨大化しつつあった。ついに対策本部は都内での全ての動力の禁止を通達し、手術が必要な患者は他県へ移送することを決める。しかし重傷の一平は移送することが出来ず、そのまま都内に残ることになってしまう。

 由利子は万城目と共に自転車で都内を走り回るうち、先日見かけた老人と再会する。老人はバルンガは怪物ではなく神の警告だという。病院は患者の手術のため、対策本部の指示を無視して自家発電機を動かすものの、電力がすぐにバルンガに吸い取られてしまった。

 万城目は患者の親族たちに、接近してくる台風がバルンガを吹き飛してくれるはずというが、老人は神頼みだと冷笑し、憤慨する由利子に老人は科学者は気休めは言えないと切り返す。老人こそが由利子の探していた奈良丸博士だった。博士は、バルンガを追い払うヒントを思いつき、それを万城目に伝える。夜。台風が接近するが、バルンガは台風のエネルギーすら吸収し、消滅させてしまった。

 翌日。国連が打ち上げた人工太陽を追ってバルンガは宇宙に去っていき、東京は救われた。由利子はバルンガが戻ってこないかと心配するが、奈良丸博士はバルンガは本来の食べ物である太陽に気が付いてそちらへと向かうはずだという。おそらくバルンガは宇宙空間で恒星のエネルギーを吸収して生きる生物の筈だった。

 最後。太陽に向かって一直線にバルンガが飛んでいく。エンディングナレーション「明日の朝、晴れていたらまず空を見上げてください。そこに輝いているのは太陽ではなく、バルンガなのかもしれません。」


脚本:虎見邦夫 監督:野長瀬三摩地 特技監督:川上景司


感想

 評価は◎(名作)。

 独創的な設定、メリハリのある展開、余韻を残すラスト、全てにおいて素晴らしく、これぞ名作というべきエピソード。

 今回は一応は「怪獣物」のくくりに入るエピソードですが、怪獣が直接的に暴れまわって街を破壊したりするのではなく、エネルギーを吸い取って文明を麻痺させてしまい、何もできない人間たちが右往左往するという、一種の終末物的な展開なのにはしびれます。

 バルンガ自身は破壊もせず、ただぷかぷか浮いているだけなのに、人間の方は全ての機械などが使えなくなり、徐々に社会が崩壊していく。そして、ただ電気や車が使えなくて不便、という描写だけにとどめず「電気が来ないため手術が出来ず、人の命が危険にさらされる」というわかりやすい描写にしているのも上手いと思いました。


 今回のエピソードで印象的なのが、ゲストキャラの奈良丸博士。青野平義という俳優が演じており、容姿もインパクトがあるのですが、さらにキャラクターとしても、危機的状況にもかかわらず、常に沈着冷静、というよりは何か達観したような態度に終始しており、何かと感情を表に出す万城目や由利子とは対照的です。

 さらに台詞にも味があり、

・「バルンガは怪物ではない。神の警告だ。君は洪水に竹やりで向かうのかね。バルンガは自然現象。文明の天敵と言うべきか。こんな静かな朝はまたとなかったじゃないか。このきXがいじみた都会も休息を欲している。ぐっすり眠って反省すべきこともあろう」

・(万城目が台風でバルンガが飛んでいくというと)「神頼みのたぐいだ」→(由利子が病人を力づけるための台詞だと憤慨すると)「科学者は気休めは言えんのだよ」

 等々。一回限りのゲストとは思えない存在感でした。


 この回のシナリオを書いたのは虎見邦夫という人で、あまり有名ではないなぁと思って調べてみると、この話の放送(1966年3月)から一年後の1967年3月に30代で亡くなったとのことでした。もっと長生きしていれば、同様の名作を連発したのかもしれません。
 
 
大怪獣シリーズ ウルトラQ バルンガ フィギュア
 
 

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【特撮】感想:特撮「ウルトラセブン 4Kリマスター版」第10話「怪しい隣人」

ウルトラセブン Vol.1 [DVD]

ウルトラセブン 4Kリマスター版 NHK https://www4.nhk.or.jp/P6565/
放送 NHK BSプレミアム

【※以下ネタバレ】
 

1967年10月1日に放送が開始された「ウルトラセブン」。当時のフィルムをデジタルスキャンし、4K・HDRでよみがえらせた4Kリマスター版を、NHKが初めて放送する。

 

第10話 怪しい隣人

 

あらすじ

ウルトラセブン 4Kリマスター版(10)「怪しい隣人」
[BS4K] 2021年06月06日 午前8:00 ~ 午前8:26 (26分)


ウルトラセブン』初の4K化・国内初放送!アンヌ隊員と親しい少年は隣人の不自然な日常を不審がっていた。ダンとアンヌは付近の異次元空間を突き止めた。


1967年に地上波放送された『ウルトラセブン』を初の4K化・国内初放送!アンヌ隊員と親しいアキラ少年は、隣人がいつ見ても同じ姿勢で座ったままでいることを疑問に思い、アンヌに連絡した。早速、アキラ少年の家に赴くアンヌとダンだが、ダンの姿はアンヌたちの眼前で消えてしまった。ダンはどこへ?実はダンは四次元空間にいた。未知の領域に苦戦するダン。


【出演】中山昭二森次晃嗣ひし美ゆり子毒蝮三太夫阿知波信介古谷敏

 
登場 … 異次元宇宙人 イカルス星人

 交通事故で足を怪我したアキラ少年は、自由に動けないので暇を持て余し、隣の別荘に住んでいる男を双眼鏡で観察していた。そして男が24時間ぶっ続けで机に向って何かを作っているのを不審がる。隣の家の男は二ヵ月前に引っ越してきたのだった。

 同じころ、地球防衛軍の基地では、3キロ離れた別荘地の辺りに奇妙な反応を発見していたが、すぐに消えてしまう。キリヤマたちは二ヵ月前にも同じ反応が出ていたのを思い出す。

 アキラがまた窓から隣の別荘を観察しようとすると、空中に死んだ鳥が固定されて停止されているのを見つける。そこに丁度知り合いのアンヌとダンが現れ、ダンは窓から鳥のいる辺りにジャンプするが、そのまま空中で消えてしまう。

 ダンは奇妙な空間に出現し、別荘にいた男に対面する。男は第17惑星から来たイカルス星人と名乗り、この四次元空間を拠点に地球を侵略して支配すると豪語する。ダンはウルトラアイを付けるが変身できず、カプセル怪獣も出現しないため、手も足も出ない。

 やがてイカルス星人の円盤が東京上空に現れ、各地を攻撃し始めた。ウルトラホーク1号が迎撃に向かうが、自由に姿を消す円盤に翻弄されるだけだった。

 四次元空間をさまようダンは、アンヌたちと会話できることに気が付くが、互いに姿は見えず脱出する出入り口も見つからない。意を決したダンはイカルス星人の四次元コントローラーを破壊し、次の瞬間山の中に現れる。目の前にイカルス星人が現れるが、イカルス星人はすぐさま巨大化したため、ダンもウルトラセブンに変身し、イカルス星人を倒した。ウルトラホーク1号・2号は地球から逃走するイカルス星人の円盤を追跡し、撃破するのだった。


脚本:若槻文三
監督:鈴木俊継
特殊技術:的場 徹

感想

 評価は△(眠くなるような一作)

 話自体はオーソドックスな侵略者ですが、一々間延びしているというか、展開がかったるく見ていて眠くなるエピソード。全く内容を覚えていなかったのですが、それも納得の回でした。


 最初は、怪我をした少年がわざわざ双眼鏡を持ち出して隣人の行動をのぞき見するうち、奇妙な事に気が付く、という、サスペンス映画の一幕のような話から始まるのですが、その後が大して盛り上がらず、ダンが後先考えずにいきなり窓から飛び出してそのまま四次元に行ってしまったあと、延々四次元を歩き回るだけのかったるい展開には眠気を催しました。

 また四次元空間で、ウルトラアイもカプセル怪獣も使えないのにダンの銃は使えるのはヘンでは?、とか、そもそも大事な四次元コントローラーを不審者の前に晒したままにしておくイカルス星人は不用心過ぎなのでは?、とか、いろいろ言いたいことの出てくる展開ばかり。

 セブンとイカルス星人の戦いはそれなりに長時間でしたが、アイスラッガーを腹部に受けたイカルス星人は真っ二つになるわけでもなく、そのまま山の後ろに吹っ飛んでしまった後出てこないので、何か反撃のチャンスをうかがっているのかと思ったら力尽きて死んでいた模様で、「え……、これでおしまい?」と、拍子抜けでした。

 最後、ポインターが走り去るシーンですが……、何かおかしいと思ったら、右車線走っていませんか?
 
 
イカルス星人
大怪獣シリーズ ウルトラセブン 地球防衛軍エイリアンファイル イカルス星人
 
 

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【アニメ】感想:アニメ「キングダム」(第3シリーズ)第10話「窮地の大抜擢」(2021年6月6日(日)深夜)

キングダム飛翔篇 18[初回版] [DVD]

TVアニメ「キングダム」公式サイト https://kingdom-anime.com/
放送 NHK総合

kingdom-anime.com

【※以下ネタバレ】
 

第10話 窮地の大抜擢 (2021年6月6日(日)深夜放送)

 

あらすじ

 騰の指揮する部隊の前面に、趙の将軍・カ燐が差し向けた象の部隊が押し寄せた、秦軍は最初は未知の生物である象の姿に圧倒されるものの、すぐに象を操っている兵たちを攻撃して象部隊を追い払う。

 だが、秦軍が象に気を取られている間に、カ燐は他の軍を推し進めて、騰の部隊を包囲していた。騰は守りの陣形を取ると同時に、急遽、蒙恬(もうてん)と王賁(おうほん)を左右の軍の指揮官に抜擢する。二人はそれぞれ騎兵を率い、包囲軍の背後を次々と攻撃することで、趙の兵士の攻撃力をそいでいく。

 一方、函谷関では、魏軍が再度猛攻を仕掛け井闌車(せいらんしゃ)も繰り出してくる。桓騎は井闌車に火を付けさせ、魏の兵士たちは慌てて井闌車から逃げ出すが、それは偽装攻撃だった。そして井闌車の中を通り、桓騎率いる騎兵部隊が地上に現れた。


脚本:金子鈴幸
絵コンテ:古川順康
演出:下司泰弘
作画監督:森田 実/石田千夏/鞠野黄英/舘崎 大/津端佳明
総作画監督:阿部 恒

感想

 やはり象さんはあくまでハッタリ用でしたか。
 
 
キングダム飛翔篇 1【初回版】 [DVD]
 

【OVA】感想:アニメ(OVA)「装甲騎兵ボトムズ クメン(HDリマスター版)」(1986年)

装甲騎兵ボトムズ 総音楽集

ボトムズWeb http://www.votoms.net/
ボトムズWeb http://www.votoms.net/1983/index.html
放送 BS12。2021年6月4日(金)

www.votoms.net
【※以下ネタバレ】

クメン (1986年4月5日発売)

あらすじ

6月4日 26:00~ 「装甲騎兵ボトムズ クメン(HDリマスター版)」
https://www.twellv.co.jp/program/anime/anime26/page-votoms/
TVシリーズ第14話から第27話までの再編集。


キリコは内乱の続くクメン王国へ傭兵としてやってきた。だが、傭兵基地アッセンブルEX-10での身体検査の際、メルキア軍によって埋め込まれたビーコンが発見され、スパイの容疑をかけられてしまう。ビーコン除去後、ゴン・ヌー将軍に呼ばれたキリコは、そこでロッチナに再会する。ロッチナの素体奪還への協力要請に、応じるキリコ。こうしてキリコは、アッセンブルEX-10の傭兵部隊とともに、クメン政府に敵対する神聖クメン王国の根拠地・カンジェルマン宮殿へ向けて出発した。やがてカンジェルマン宮殿についたキリコたちは攻撃を開始、同時にゴン・ヌー指揮のもと、アッセンブルEX-10も総力を挙げて進撃する。そのカンジェルマン宮殿の戦いにおいて、キリコはフィアナとは違う第2のPSイプシロンと遭遇し、戦闘を繰り広げる。しかし、その決着もつかないままクメン政府軍と手を結んだメルキア軍による殲滅作戦が開始され、カンジェルマン宮殿は炎に包まれていくのであった。

 
 ウドの街の崩壊から三か月後。キリコは内戦状態のクメン王国に、政府軍側の傭兵として現れた。ここでキリコは傭兵たちに武器を卸しているゴウトと再会する。またメルキア軍のロッチナ大尉もキリコを待ち構えていた。

 ロッチナは、素体/パーフェクトソルジャー(PS)はメルキア軍が作り出した戦闘に特化した人造人間であることを説明し、キリコに素体奪還のため協力するように持ち掛ける。キリコもその話に乗り、仲間と共にPSがいると思しき反政府軍の拠点・カンジェルマン宮殿を目指した。

 一方、宮殿では秘密組織の幹部ポローが反政府軍に協力しており、組織の開発した二人目のPS・イプシロンにキリコを殺すように命じる。

 キリコたちの宮殿突入に合わせて、傭兵部隊は総力を挙げてカンジェルマン宮殿を襲撃した。戦いの中でキリコはポローに出合い、組織の目的がPSの感情に関するテストだったと知る。キリコとイプシロンの戦いのさなか、クメン政府に依頼を受けたメルキア軍が宮殿に飛来し、反政府軍も傭兵たちもまとめて殲滅を開始した。すさまじい戦いの中で宮殿は炎上した。

感想

 クメン編のダイジェスト。あきらかにベトナム戦争をモチーフにしたエピソードで、水陸両用ATが登場したり、キリコに戦友が出来たり、と色々と見どころも多いクール。

 しかしこのOVAではフィアナが一秒も出てこない(笑) TVシリーズでは最後の最後のキリコがフィアナと共に宇宙に飛び出すわけですが、このOVAだけみるとまたメルキア軍降下部隊の襲撃で大乱戦になって終わり、とウド編の再放送みたいに見えてくる……
 
 
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35MAX AT-COLLECTION SERIES 05 装甲騎兵ボトムズ ストライクドッグ (1/35スケール塗装済み完成品)
 
 

https://www.twellv.co.jp/program/anime/anime26/page-votoms/

【出演者】
キリコ:郷田ほづみ
ゴウト:富田耕生
バニラ:千葉 繁
ココナ:川浪葉子
ロッチナ:銀河万丈
バッテンタイン:戸谷公次
ゴン・ヌー:玄田哲章
カン・ユー:広瀬正志
キデーラ:郷里大輔
ポタリア:速水 奨
ル・シャッコ:政宗一成
カンジェルマン:天地麦人
イプシロン:上 恭ノ介
ボロー:緒方賢一


【スタッフ】
企画・製作:日本サンライズ
原案:矢立 肇
原作・監督・構成:高橋良輔
演出チーフ:滝沢敏文
脚本:五武冬史、吉川惣司鳥海尽三
キャラクターデザイン:塩山紀生
メカニカルデザイン大河原邦男
音楽:乾 裕樹
音響監督:浦上靖夫
美術:東條俊寿、岡田和夫、中山益男、宮前光春
プロデューサー:長谷川 徹

 

アニメ「装甲騎兵ボトムズ」シリーズあらすじ・感想まとめは以下のページでどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 

2021年視聴映画のあらすじ・感想の一覧は以下のページでどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
ボトムズバイブル―装甲騎兵ボトムズ 全記録集〈1〉 (装甲騎兵ボトムズ全記録集 (1))
ボトムズアーカイヴ―装甲騎兵ボトムズ 全記録集〈2〉 (装甲騎兵ボトムズ全記録集 (2))
 
 
 
 

【人形劇】感想:人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3」第10話「聖剣の秘密」

【Amazon.co.jp限定】Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 3 1(メーカー特典:「縮刷版発売告知ポスター」付)(全巻購入特典:「全巻収納BOX」引換シリアルコード付)(完全生産限定版) [DVD]

武侠ファンタジー人形劇 TVシリーズ3期『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3』 https://www.thunderboltfantasy.com/season3/
放送 BS日テレ

www.thunderboltfantasy.com
【※以下ネタバレ】
 

第10話 聖剣の秘密 (2021年6月5日(土)深夜放送)

 

あらすじ

 過去に飛ばされた殤不患(ショウフカン)(諏訪部順一)は、武器・神誨魔械[シンカイマカイ]を作っているまさにその場に現れる。殤不患は不審者扱いされるものの、その場を取り仕切る男・白蓮(ビャクレン)(子安武人)が殤不患をかばう。

 白蓮は異世界の住人だったが、時空の異常により、自分の意思とは関わりなく、屋敷ごと萬輿[バンコウ]の国に漂着してしまったという。そしてこの国の住人が魔族に蹂躙されているのを見て助けに入り、彼の世界の何の変哲もない武器が、魔族に対しては絶大な力を持つことを知り、この国の民に武器を分け与えた。さらに屋敷の中で作った武器でも効力があることが解り、ひたすら武器を作っている最中だという。

 白蓮は殤不患が遠い未来からやってきたことを悟り、また魔剣目録[マケンモクロク]を見て自分がこの世界にもたらした武器が未来で大きな災いとなっていることを知る。また白蓮は異世界人の自分がこの世界に介入することが正しいのかと悩んでいた。しかし殤不患は神誨魔械を作ったのが神や仙人ではなく一人の善良な男だったと知り、魔剣目録を引き受けるのは恩返しになるという。そして殤不患は自分の時代へと帰還した。


 一方、浪巫謠(ロウフヨウ)(西川貴教)は謎の影( 阿爾貝盧法(アジベルファ)(三木眞一郎))の力で、禍世螟蝗(カセイメイコウ)と過去の自分たちが戦っているその時その場所へと出現した。しかし過去を変えることをためらう浪巫謠に、影は歴史を変えれば起こりうるかもしれない未来を見せる。それは、殤不患が東離に行かなかったため、東離で魔神が復活する光景だった。それを見た浪巫謠は、戦いへの介入を思いとどまり、睦天命(ムツテンメイ)が光を失う場面を再度体験することになった。その光景を見て満足した影は、これからが本番だといいさらに過去へと遡る。


 無界閣[ムカイカク]では、刑亥(ケイガイ)(大原さやか)が、七殺天凌(ナナサツテンリョウ)(悠木碧)に逢魔漏[オウマロウ]を使って照君臨(ショウクンリン)を復活させる手はずを説明していた。無造作に歴史を変えると今の自分たちも消え去る危険があるため、二百年前、鍛劍祠[たんけんし]に斬られてそのまま行方知れずとなった照君臨の亡骸を現代に持ち帰り、刑亥の術で七殺天凌に宿った魂を亡骸に込め直し、照君臨を復活させるつもりだった。

 殤不患は無界閣に帰還し、捲殘雲(ケンサンウン)(鈴村健一)と再会した。殤不患は刑亥の企みを阻止するため単身戦うことを決意し、捲殘雲には魔剣目録を盛って姿を隠すように頼む。ところが次の瞬間捲殘雲は何者かに斬りつけられる。

感想

 神誨魔械誕生秘話でした。しかし中華ファンタジーで時空とか言われると違和感あるよね。

 刑亥も歴史を変えるのに、タイムパラドックス(とは言ってないけど)を起こさないように注意するような事を言っているし、もう中華物何だか時間SFなんだかあいまいになって来た……

 今回は刑亥の着替えというサービスシーン(?)付きですが、うーん、さすがに人形の着替えシーンでは興奮できません。
 
 

他の回の内容・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 
Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2 オリジナルサウンドトラック
 
 

【アニメ】感想:アニメ「ゴジラS.P」第10話「りきがくのげんり」

CGWORLD (シージーワールド) 2021年 06月号 vol.274 (特集:TVアニメ『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』)

完全新作TVアニメシリーズ「ゴジラ シンギュラポイント Godzilla Singular Point」公式サイト https://godzilla-sp.jp/
放送 BS11。全13話。

godzilla-sp.jp
【※以下ネタバレ】
 

第10話 りきがくのげんり

 

あらすじ

<神野銘サイド>
 銘はついにインドにたどり着き、BBの娘リーナの案内でBBの元へ向かった。BBたちもまたインドの地上に現れた怪獣と戦っている最中だった。


<有川ユンサイド>
 ユンと侍は過去に訪れた洋館の以前の所有者が「葦原」という人物だと知り、再度調査に向かう。そして膨大な資料の中に無数の意味不明の文字列を見つけるが、ユンはそれが日付と時刻をMDハッシュで暗号化した物だと直感する。

 ジェットジャガーの解析の結果、文字列は全て2030年の7月と8月の日時を表しており、大半がユンと謎の相手とのチャット、残りはユンがミサキオクからかかってきた電話との通話、最後が四日後の未来の日時、だった。侍は電話の声で、チャットの相手が神野銘だと気が付く。解読結果の通りにユンと銘のチャット内容を並べてみると、意味がありそうだがよくわからない内容にしかならなかった。やがて屋敷の鉱石ラジオがまた鳴り始める。

 佐藤は、ミサキオクからの報告書がどこにも届いておらず、もはや誰からも忘れられた存在であることを確認していた。佐藤は、過去、葦原の故郷の漁村が戦後まもなく謎の怪物に襲われて消滅し、怪物は倒されて骨だけが残り、葦原は怪物の骨から電波が出てることに気が付きミサキオクを作ったものの、彼の死でもはや誰からも忘れ去られた、というストーリーを夢想する。


 自衛隊ゴジラへの攻撃を開始するが、ゴジラは紅塵の中でさらなる新しい姿へと変化していた。ゴジラが発したすさまじい光線により、東京の建物は次々と破壊されていく。

感想

 お馴染みのゴジラマーチ(だっけ)に合わせて、お馴染みの二本足で歩くゴジラが登場し、お馴染みの口からの光線でビルを次々破壊するという、お馴染みの光景が遂に出現しました。ほーう、ようやく「ゴジラ」を名乗ってもいい絵になってきました。

 しかし本筋はあくまで破滅系SFの方で、謎の文字列が日時を表していて、それがユンと銘とのチャットを予言していたことが解る、という流れには本当にゾクゾクしましたよ。こういうの大好き。
 
 
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ジェット・ジャガー
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【SF小説】感想「テレポート・プロジェクト」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 641巻)(2021年5月18日発売)

テレポート・プロジェクト (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-641)

http://www.amazon.co.jp/dp/4150123268
テレポート・プロジェクト (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-641) 文庫 2021/5/18
アルント・エルマー (著), H・G・エーヴェルス (著), 嶋田 洋一 (翻訳)
出版社 : 早川書房 (2021/5/18)
発売日 : 2021/5/18
文庫 : 272ページ

【※以下ネタバレ】
 

1億1400万人のテレポーターが参加する大規模テレポート実験計画に乗じて、ストーカーはアダムズの偽装誘拐を実行に移すが……。


カルタン人のパラ露奪還を機とする宇宙ハンザとカルタン人の対立は厳しさを増していた。解決のめどがたたぬなか、かねてより準備の進められていたテレポート実験がアルコンIでおこなわれようとしている。惑星全体が舞台の大規模実験に、銀河系の諸種族から実験参加希望者が押しよせ、報道合戦も熱を帯びる。各々の思惑が交差するなか、ストーカーによるティフラーら三人のシャンを巻き込んだ巨大な陰謀が進行していた!

 

あらすじ

◇1281話 テレポート・プロジェクト(アルント・エルマー)(訳者:嶋田 洋一)

 惑星アルコンIでは、エスタルトゥから輸入された個人用のテレポート・システムの大規模実証実験の準備が進められていた。ストーカーはカルタン人達をアルコンIに運び、パラ露問題の解決のため、ホーマー・G・アダムスを誘拐して交渉するようにとそそのかしたが、ストーカーの真の計画は、誘拐後にカルタン人たちを殺し、銀河系種族とカルタン人の戦争を勃発させ、パラ露の採取を阻止するというものだった。しかしカルタン人はストーカーを信用しておらず、アダムス誘拐後、そのまま逃走してしまった。(時期:NGZ430年3月30日とその前後)

※初出キーワード=無し


◇1282話 三角座銀河への跳躍(H・G・エーヴェルス)(訳者:嶋田 洋一)

 カルタン人たちはアダムス誘拐後、故郷の三角座銀河へと向かったが、直後船内にギフィ・マローダーが出現した。マローダーは、自分の正体がカマシュ人トヴァリ・ロコシャンで、記憶を消して故郷から逃げ出したことを思い出した。カルタン人は、宇宙船のエンジンが消耗して故郷までの210万光年を航行できなくなったため、パラ露を爆燃させてエスパーたちの力を強化し、超能力で船を三角座銀河まで遷移させるという無謀な賭けに出た。(時期:不明。NGZ430年3月頃)

※初出キーワード=フェルナク人

あとがきにかえて

・訳語の訂正。テレポートシステムは636巻では「テレポーテーション」としていたが「テレポート」に変更。
慶応義塾大学の英語講師を引退した
・スポーツ吹き矢で三段になった
という話


感想

・前半エピソード 原タイトル:TELEPORT(意訳:テレポート)

 懐かしいアルコンIが舞台の一大パニック話。アルコンIが舞台になったエピソードは、第三勢力時代にローダンたちが皇帝の元に乗り込んで以来では? 展開は中々に面白いのですが、そろそろウパニシャド用語のシャンだのシャドだのが何が何だかよく解らなくなってきた……


・後半エピソード 原タイトル:SPRUNG ZUM DREIECKSNEBEL(意訳:三角座銀河への跳躍)

 一応はカルタン人が故郷・三角座銀河を目指す回、しかし実態はエーヴェルスのオリジナルキャラのギフィ・マローダーがまたまたまた登場して好き勝手やる回(笑) 最初にエレメントの十戒と絡み、次に深淵に行ってグレイの領主と絡み、さらにエデンIIへ行ってゲシールたちと絡み、今度はカルタン人と絡み、と、今サイクルの様々な重要場面に登場しまくって爪痕を残すという、ローダンやアトラン以上の活躍ぶり(笑)

 さらに、マローダーのおまけとして懐かしのタッチャー・ア・ハイヌとダライモク・ロルヴィクが登場するというボーナス回でしたが、過去にマローダーと出合った云々とか意味不明の事を言っているのは、単に思わせぶりの台詞なのか、別の外伝とかでそういう話があったのか、凄く気になります。
 
 
 

600巻~650巻(「クロノフォシル」サイクル)の他の巻の内容・感想は以下へどうぞ

perry-r.hatenablog.com

ローダン・シリーズ翻訳者一覧は以下へどうぞ

perry-r.hatenablog.com