ここ数冊、妙にくだけた感じになってきて、少しは読む気をそそられるようになったコマンドマガジンですが、最新号がなかなか。
付録ゲームは「第一次世界大戦」。システムデザインが高梨先生で、ゲームデザインが中黒編集長という、「ハーリー・レイス&ニック・ボックウィンクル」組並に豪華なチームの作品です。ヨーロッパが舞台、かつ、単色で塗り分けられたマップを見ると、SSシリーズの「ヒトラー帝国の興亡」を思い出します。懐かしくて泣けてくる(まあ、リメイク版は今でも売っているようですが・・・)
特集は、前半は付録ゲームにあわせて戦略級ゲームをちょこちょこ。後半は、実に懐かしい、というか、かなり知らないバンダイシミュレーションゲームをあれこれと紹介です。なんと「新撰組」は、のちにアドテクノスを興す人々がデザインしていたとは。
まあ、相変わらず突っ込みが浅くて、「二ヶ月間じっくり読む」なんてタイプの雑誌ではありませんが(そこが懐かしのシミュレイターとは全く違うところだ)、バンダイゲームネタに免じて今回は許してあげましょう。